ピークは過ぎましたが一ノ倉沢出合の紅葉ごろ。 指導センター周辺の木々も色づいています。昨日2度目の冠雪。
天気・気温
山と周辺の状況
紅葉は標高1,000m前後が見ごろです。
今年2回目の冠雪となりました。山頂は朝8時の時点で-2℃。
周辺の積雪は吹きだまり等あるので一概には言えませんが約2cmとの事で、前回よりも少ない感じがあります。
ピークは過ぎましたが一ノ倉沢出合の紅葉は見ごろです。 指導センター周辺の木々も色づいています。
今週が紅葉のピークになると思われます。
谷川岳は昨年より1週間早い10月17日に初冠雪となりました(10月27日二度目の冠雪)。
登山道の状況
主要な登山道は通行できますが、各所で崩壊・通行困難箇所があります。以下情報をご確認ください。
・稜線上の雪は、日当たりが良い場所については気温によって解ける所もありますが、日影や風あたりの強い所などはしっかりと残っています。軽アイゼンなどある方は準備下さい。その他雪解けのため、晴れていても濡れた登山道は滑り易く、凍結箇所もありますので注意が必要です。
・天神尾根、西黒尾根、他、尾根上のルートに異常はありませんが、沢状地形や渡渉点などは増水した影響で一部崩壊し地形が変化しています。
・西黒尾根を使った下山は経験者向きです。特に下山時は体力不足や怪我の遭難事故が多く、上部ガレ場は下山時にはペイントが見にくいためルートを外しやすく道迷いも発生しています。初めての方は登りで利用し、ルート確認を行って下さい。
・田尻尾根は尾根の中の登山道は問題ありませんが、ロープウェイベースプラザから登山道入口までの間の重機道は台風時に増水した影響で転石が流出し河原状になり非常に歩きにくくなっています(下山時、暗くなるとルートが分かりにくくなります)。
・谷川温泉からのルートで牛首~二俣間は補修できないほど崩落しています。水量の少ない時は河原を歩いて通過できますが、増水時は通行不能となります。
・中ゴー尾根は先日の台風の影響で、数カ所が崩壊しました。完全に通れないわけではありませんが、倒木の根っこを越えたりくぐったりします。登山道は跡形もなくなっています。荒れ方がひどいので、利用しないほうが良いと思います。
・いわお新道及び中ゴー尾根へは下部二俣から牛首間の高巻き部分が大崩落して通過困難な状態です。水量が少ない場合は河原沿いに進む事も可能ですが、増水時は通行不可能になります。地形を熟知している方以外は行かない方が無難です。また台風の影響で沢山の木が倒れています。ご注意ください。
・中芝新道は芝倉沢渡渉点付近がが崩壊しています。草付きを高巻かなければならず、滑落の危険があります。木も無いため支点が取れずロープも張れません。状況に応じてバイルやロープを装備する必要があるバリエーションルートとお考え下さい。
・旧道幽ノ沢から約100m一ノ倉沢寄りの林道が崩落しました。脇を通過する際は極力、山側を歩き崩落、転落のないよう細心の注意が必要です。自己責任でお願いします(再崩落の恐れあり)。
・旧道「武能沢」周辺の登山道が崩壊しています。降雨により崩壊が進み、常に地形が変化しています。状況により通過困難になります。蓬峠、清水峠から土合までの間は新道の方が歩き易く安全に利用出来ます。
登山装備
朝晩の冷え込みも強くなり、状況により降雪、凍結する場合があります。登山にはしっかりとした防寒装備が必要です。
日没も早まっています。日帰り登山の予定でもヘッドランプなど照明類は必ずお持ち下さい。
体調を崩したり、想像していたペースで下山できないこともあります。山登りされる方は小さなヘッドランプをいつも携帯するようにしましょう。
地図を持たない人が多く、道に迷う人が増加しているため、必ず地図もお持ちください。
注意点
・紅葉の時期は、沢山の方が谷川岳を訪れます。ロープウェイが混んだり、登山道が混んでなかなか自分のペースで歩けないことも予想されます。時間には余裕を持って行動しましょう。
・登山届もお忘れなく。登山カードを必ず登山指導センターに提出してください。
お知らせ
・今年から一ノ倉沢までの国道291号線は、全面マイカー規制となっています。一般車は通行できませんのでご注意下さい。
・肩ノ小屋は11月3日で営業を終了します。平標山ノ家は10月末で営業を終了します。
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谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
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- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽