今週末は寒気の予報。大山寺あたりで紅葉と初冠雪が楽しめるかも・・・。防寒ほか装備の油断は禁物です。
天気・気温
10:00の山頂の天候はガス、気温+4℃、風12~18m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
日本海側に低気圧があり、南西の強風が吹き荒れて、特に八合目から上は正面から吹いてくるので、非常に歩きにくく、うっかり気を抜くと木道から吹き飛ばされそうなぐらいでした。
八合目とか九合目から強風のために下山してくる方も何人かいて、今日の場合だと賢明な判断だと思われます。
紅葉の状況ですが、三合目あたりでも既に終わりがけですが、まだ緑の葉も残っています。ただ最近の冷え込みで、標高800mあたりから下は何とか色が例年に近い色目になっていて、現在のピークは標高700mあたりのようですが大山寺付近では今週いっぱいは紅葉が楽しめそうです。
週末には寒気が入り込んでくるようですので、運が良ければ紅葉と初冠雪が楽しめるかもしれません。例年よりもやや遅めだったようです。
平日でありながら登山者の数も多く、山頂避難小屋内にはおよそ40人程度。外が寒いからということもありましたが、何年か前までは考えられなかったことです。
途中で出会った登山者を含め、今日の登山者数は延べ100人程度だったようです。
登山道の状況
だいせん夏山登山道については危険箇所はほとんどありません。
交差がしにくい段差の大きい場所も鳥取県によりほとんど修復されわずかな場所を除いて、登りやすくなっています。
ただ六合目から上の蛇カゴからでている針金にはご注意ください。
下山時に足を引っ掛けて転倒する危険があります。
登山装備
登山装備が必要です。
初冠雪がいつあってもおかしくない時期となり、装備もそれなりの装備を持たないと山頂で凍えることになります。小さなテルモスに暖かいお茶などを持つだけでも随分と違います。
防寒具、暖かい飲み物、手袋、雨具、ライトは必携です。
手袋は軍手は濡れると逆に冷たくなるのでお気をつけください。
特に登りで手袋をはめていると、知らない間に汗で濡れています。
注意点
今の時期に気をつけることですが、やはり服装でしょうか。
スタートからかなり厚着をして、早い人は阿弥陀堂付近で、また二合目ぐらいまでで、ほとんどの方が上着を脱いでいたようです。
私の場合は長袖シャツに半袖ジップシャツを重ね着して、六合目から雨具の上着を着ました。これは風が強かったためで、そうでなければ着なくても山頂まで行けたと思います。
週間天気では週末から気温が下がる予報ですが、もういつ雪が降ってもおかしくない時期です。
小さなお子様連れの登山の季節ではありません。
装備の不十分な方もお気をつけください。防寒具、手袋、ライト、非常食など登山に最低限の必要なものはお持ちいただかないと大きな事故につながりかねません。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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