北岳 | 南アルプス市 北岳山荘

6/15戸台~北沢峠の林道開通。キタダケソウ、ウラシマツツジ、オヤマノエンドウ、ミヤマキンバイが咲き始めました。

キタダケソウとハクサンイチゲ(2014.06.24 南アルプス市 北岳山荘 )
キタダケソウとハクサンイチゲ(2014.06.24 南アルプス市 北岳山荘 )
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天気・気温

06/14(土) くもり 09:00現在 気温4.8℃ 最低気温-1℃
視程 北、南 500m  東、西 良好 東の風、微風
甲府市の天気予報
明日
30℃
13℃
明後日
曇時々晴
24℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 0:00発表
松本市の天気予報
明日
29℃
11℃
明後日
曇時々晴
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

●高山植物の情報    
キタダケソウ キタダケソウ  ウラシマツツジ オヤマノエンドウ  ミヤマキンバイ ミヤマキンバイ  などが咲き始めています。
日の出、日没の時間(目安) 日の出4時30分頃、日没19時00分頃

登山道の状況

●登山道の状況
・広河原~白根御池小屋 ・・・ 雪なし
・白根御池小屋(草すべりルート)~右俣ルートとの合流地点 ・・・ 所々積雪有り
・右俣ルートと草すべりルートの合流地点~小太郎尾根分岐 ・・・ 雪多し 要アイゼン、ピッケル
・小太郎尾根分岐~肩の小屋間 (稜線) ・・・ 雪ほぼなし
・肩の小屋~山頂間 ・・・ 雪少し
・広河原~二俣間 ・・・第2仮設橋地点から雪あり(仮設橋は未設置)
・二俣(右俣)~草すべりルートとの合流地点 ・・・ 雪多し
・二俣~八本歯のコル間 ・・・ 雪多し 要アイゼン、ピッケル 落石注意
・八本歯のコル~吊り尾根分岐点 ・・・ 梯子・階段部、部分的に積雪あり
・トラバース分岐点~トラバース道~北岳山荘 ・・・ 雪切り終了
・北岳山荘~吊り尾根分岐点~北岳山頂 ・・・ 山頂直下に高さ約20mの雪壁あり
・北岳山荘~間ノ岳 ・・・ 所々積雪あり

※登山道の状況については広河原インフォメーションセンター 090-2673-2406(6月15日以後)あるいは各山小屋にお問い合わせください。

登山装備

雪多く、アイゼン、ピッケル必携。

注意点

■林道について
戸台~北沢峠・・・6月15日開通
夜叉神~広河原 広河原~奈良田 広河原~北沢峠・・・6月25日開通
問い合わせ
南アルプス山岳交通適正化協議会(事務局 山梨県観光部観光資源課) TEL055-223-1576
http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html
山梨県中北林務環境事務所治山林道課 0551-23-3864
http://www.pref.yamanashi.jp/chisan/index.html
山梨交通
http://yamanashikotsu.co.jp/

お知らせ

北岳山荘の宿泊者予想数(9人以下のパーティーは予約不要です) ※150名定員です
天候が良ければ週末に大混雑する見込みです。安全登山のため、土曜日の宿泊を変更できる方については、ご協力をお願いいたします(熱気と混雑により、宿泊できますが眠れない状況となります)。
        予想数(名)  昨年同週末実績(名)
 6月28日(土)  150          74
 7月 5日(土)  150         111
 7月12日(土)  300         223
このほかの日曜日、平日については定員(150名)以下の予想です。

北岳診療所の今年度開設は7月中旬からです。
各山小屋は、今月25日の林道開通に合わせた開業準備をしています


北岳山荘は予約不要です。
予約の電話の対応のため、救助要請等重要な連絡がスムーズに行かなくなる恐れがあるため、10名未満のパーティーのお客様は予約の電話をしないようご協力お願いします。
概ね10人以上の団体様については、1,2日前にご連絡頂けると助かります。
090-4529-4947(北岳山荘直通)

各種連絡先
【公共交通機関】
甲府・市営芦安駐車場~広河原 
広河原~奈良田(早川町)~身延町   山梨交通(バス)TEL055-223-0821
                         山梨県タクシー協会 TEL055-262-1212
広河原~北沢峠  南アルプス市企業局 TEL055-282-2016
戸台  ~北沢峠  伊那市役所 南アルプス林道管理室 TEL0265-98-2821
【登山道状況等問い合わせ先】  
国立広河原インフォメーションセンター  TEL090-2673-2406
  南アルプス市広河原山荘  TEL090-2677-0828
  南アルプス市白根御池小屋  TEL090-3201-7683
  北岳肩の小屋  TEL090-4606-0068またはTEL055-288-2421
  南アルプス市山梨県北岳山荘  TEL090-4529-4947
  南アルプス市両俣小屋     同上(20人以上は事前予約)
                 またはTEL055-288-2146
  南アルプス芦安山岳館  TEL055-288-2125
  南アルプス市観光商工課 TEL055-282-6294
昭和大学北岳診療部ホームページ
 http://www.geocities.jp/kitadake_clinic/

南アルプス市 北岳山荘周辺の過去の様子

  • 大樺沢上部は凍結しています
  • 北岳山荘付近のライチョウ
  • 北岳山荘から見る朝焼け
  • 北岳の様子
  • 中白根方面の様子
  • ライチョウの親子(中白根山付近)
  • 北岳周辺の稜線の様子
  • トラバース道落石跡、通行時はご注意ください
  • ウラシマツツジ
  • ヒメセンブリの花
  • アオノツガザクラ
  • ミネウスユキソウ

南アルプス市 北岳山荘

現地連絡先:
090-4529-4947
電話番号:
055-282-6294
連絡先住所:
山梨県南アルプス市小笠原376 南アルプス市役所 観光商工課

地図で見る

施設の詳細を見る

関連する山

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北岳 標高 3,193m

 日本で富士山に次いで高い山は白峰の北岳である。白峰は通称白峰三山と称し、3000mを抜く山5座が、南アルプスの北部に連なっている。すなわち北岳(3192m)、中白峰(3055m)、間ノ岳(3189m)、西農鳥岳(3050m)、農鳥岳(3026m)である。  この連山の最北にある故、北岳。当を得た山名である。古くは『平家物語』に「手越を過ぎて行きければ、北に遠ざかりて、雪白き山あり。問へば甲斐の白根と云ふ」と出ているが、果たして東海道筋から見えたであろうか。時代は下がり、『甲斐国志』(文化11年―1814年編)によれば「白峰、此山本州第一ノ高山ニシテ西方ノ鎮タリ。国風ニ詠スル所ノ、甲斐ヶ根コレニシテ(中略)南北ニ連ナリテ三峰アリ。其北方最モ高キモノヲ指シテ、今専ラ白峰ト稱ス」と記している。  同書によれば、「山上ニ日ノ神ヲ祀ル。其像黄金ヲ以テ鋳ル。長七寸許、容ルニ銅室ヲ以テス。高貳尺貳寸廣方八寸、其四隅ニ鈴ヲ掛ク、風吹ケハ声アリ」と大日如来を祭ってあることを載せている。明治41年7月、この頂に立った小島烏水は「奉納大日如来寛政七年乙卯六月(1794年)」と彫られた小鉄板のあったことを記録している。となれば『甲斐国志』の記事も本当かも知れない。  明治4年、地元、芦安村の行者、名取直江が里宮、中宮、奥宮を造営して開山したという。  登山者として最初にこの頂を踏んだのはウエストンで、明治35年8月23日のことであった。積雪期の初登頂は大正14年3月22日、京都三高山岳部のメンバーで、西堀栄三郎、桑原武夫、多田政忠、四手井綱彦の4人。野呂川両俣から右俣に入り、間ノ岳を経て頂上に立った。次いで3月28日、山梨の平賀文男が広河原から第2登を飾った。  最近は交通の便がよくなり、おそらく南アルプスの山の中で、一番人気のある山ではないだろうか。登山基地の広河原まで車で入れば、1泊2日でゆっくりと往復でき、雪渓あり、お花畑あり、しかも展望絶佳ときている。  展望は南、眼前にどっかと腰をすえた間ノ岳、これに重なり合うは、塩見岳や悪沢岳。南東の櫛形山の上に富士山、東側には鳳凰三山の上に奥秩父。その左には八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。遠く白馬三山から槍・穂高、その左にずんぐりと仙丈ヶ岳、御岳山、中央アルプスが堪能できる。  登山コースは広河原から大樺沢二俣、小太郎尾根経由で6時間、同じく二俣から八本歯のコル経由で5時間強の登りで登頂可能。

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間ノ岳 標高 3,190m

 白峰三山の真ん中に位置するので間ノ岳とは、当を得た山名である。日本第3位の高峰であるにもかかわらず、極めて地味な山だが、赤石岳、仙丈ヶ岳とともに、大きな山容を見せている。山頂は広くて、通称、間ノ岳のドームといわれるほどで、悪天のとき、方向を間違えることさえある。  一般的に、この山だけを単独に登るということはあまりない。白峰三山縦走時、あるいは仙塩尾根を経て塩見岳へと抜ける際など登頂する。  この山頂からの展望は、北岳のそれと大差がない。しかし、南側から眺めた鋭角の北岳は、さすが南アルプスの王者の風格をもって昂然として迫ってくる。  間ノ岳は『甲斐国志』にその名が載っている。登山者としては、明治14年(1881)8月18日に、アーネスト・サトウが農鳥岳経由で登頂している(出典「日本旅行日記Ⅰ」東洋文庫)。積雪期では京都三高山岳部の西堀栄三郎ら4名が、大正14年3月22日、野呂川右俣をつめて頂上に出た。北岳に登頂の途次の通過であった。  この山を踏むためのベースとなるのは、北岳のコルにある北岳山荘で、ここから中白峰を経て2時間ほどで登頂できる。 ※2014年3月までは、日本第4位の標高の山とされていたが、測量方法の変更や地殻変動などにより1m高くなることが国土地理院より発表され、2014年4月1日より奥穂高岳と並んで日本第3位の標高の山となった(2014.04.01追記)。

ユーザーの登山記録から