北岳 | 南アルプス市 北岳山荘

アプローチ道の夜叉神~広河原は7/8の土砂崩れで現在通行止め。開通は8月末日頃の見込み。必ず事前に確認を。

北岳山荘と富士山(2014.08.26 南アルプス市 北岳山荘 )
北岳山荘と富士山(2014.08.26 南アルプス市 北岳山荘 )
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天気・気温

甲府市の天気予報
明日
30℃
14℃
明後日
曇時々晴
24℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月3日 18:00発表
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
29℃
11℃
明後日
22℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月3日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

8/15 09:00現在の天候は雨、気温12℃、最低8℃。視程は全方位不良(20m)、西からの強風が吹いています。
日の出、日没の時間(目安):日の出04:55頃、日没18:50頃。

●高山植物の情報  
トウヤクリンドウ トウヤクリンドウ 、タカネビランジ 咲き始めました

●車道の状況
伊那市戸台(仙流荘)~北沢峠 異常なし
北沢峠~広河原 異常なし
奈良田~広河原 異常なし

●甲府~奈良田~広河原行きのバス
・甲府~奈良田~広河原行きのバスが運行されています(毎日運行)
甲府3時発 竜王駅駐車場 03:15 広河原 06:30着
甲府9時発 竜王駅駐車場 09:15 広河原 12:45着
山梨交通 電話番号:055-223-0821 http://yamanashikotsu.co.jp/

【問い合わせ先】
・夜叉神~広河原間
山梨県中北林務環境事務所治山林道課 電話0551-23-3864
http://www.pref.yamanashi.jp/chisan/index.html

・奈良田~広河原間
峡南建設事務所身延道路課 電話0556-62-9065
http://www.pref.yamanashi.jp/dourokisei/kisei_info.php?id=4712

・山梨交通 電話番号:055-223-0821
http://yamanashikotsu.co.jp/

・タクシー(乗合タクシー含む)
山梨県タクシー協会 電話055-262-1212
※甲府~奈良田広河原間はタクシーもご利用に可能です。

登山道の状況

●登山道の状況
・大樺沢二俣から八本歯のコル 左岸側に夏道が出ていますが沢沿いなのでガレています。浮石・足元に注意してください。

・両俣小屋~山頂(左俣沢)・・・倒木多し。登山道、不明瞭な箇所多し。要問い合わせ 090-4529-4947 北岳山荘

・両俣小屋~野呂川出合、仙塩尾根付近・・・熊注意 熊鈴携行してください。両俣小屋の周りで熊が出没・確認されております。
※野呂川出合~両俣小屋・各沢に入る釣り客の方は特に注意してください。

・8/4 大樺沢第一仮設橋付近で小熊の目撃情報あり。
各種熊避け等の携行をお願いします。 

登山装備

3000m級の夏山登山装備が必要です。雨具は必携です。

注意点

18時以降の到着が多くなっています。
16時以降の事故時の対応は困難であり命に関わることです。15時までにどこかしらの山小屋に到着する計画をお願いします。

●北岳診療所 開設中です。
内科系は高山病の方が多く、外科系は転倒による外傷・筋肉痛・筋肉がつれることで受診されることが多いです。水分補給をしっかりすることが予防につながります。また、登山前・後のストレッチなど心がけましょう。
昭和大学医学部ホームページ  http://www.geocities.jp/kitadake_clinic/

お知らせ

北岳山荘の宿泊者予想数(9人以下のパーティーは予約不要です) ※150名定員です
天候が良ければ週末に大混雑する見込みです。安全登山のため、土曜日の宿泊を変更できる方については、ご協力をお願いいたします(熱気と混雑により、宿泊できますが眠れない状況となります)。

     予想数(名) 昨年同日実績(名)
8月16日(土) 200人    194人
8月17日(日) 150人    122人

食事の提供時間は、朝食は5時から、夕食は17時からで、1回54人の到着申込順となります。
※混雑状況により変動します。

北岳山荘は予約不要です。電話090-4529-4947(北岳山荘直通)
予約の電話の対応のため、救助要請等重要な連絡がスムーズに行かなくなる恐れがあるため、10名未満のパーティーのお客様は予約の電話をしないようご協力お願いします。
概ね10人以上の団体様については、1、2日前にご連絡頂けると助かります。

●各種連絡先
【公共交通機関】
甲府・市営芦安駐車場~広河原 
広河原~奈良田(早川町)~身延町
 山梨交通(バス)電話055-223-0821
 山梨県タクシー協会 電話055-262-1212
広河原~北沢峠 南アルプス市企業局 電話055-282-2016
戸台 ~北沢峠 伊那市役所 南アルプス林道管理室 電話0265-98-2821
【登山道状況等問い合わせ先】  
国立広河原インフォメーションセンター 電話090-2673-2406
南アルプス市広河原山荘 電話090-2677-0828
南アルプス市白根御池小屋 電話090-3201-7683
北岳肩の小屋 電話090-4606-0068または電話055-288-2421
南アルプス市山梨県北岳山荘 電話090-4529-4947
南アルプス市両俣小屋 同上または電話055-288-2146(20人以上は事前予約)
南アルプス芦安山岳館 電話055-288-2125
南アルプス市観光商工課 電話055-282-6294

南アルプス市 北岳山荘周辺の過去の様子

  • 大樺沢上部は凍結しています
  • 北岳山荘付近のライチョウ
  • 北岳山荘から見る朝焼け
  • 北岳の様子
  • 中白根方面の様子
  • ライチョウの親子(中白根山付近)
  • 北岳周辺の稜線の様子
  • トラバース道落石跡、通行時はご注意ください
  • ウラシマツツジ
  • ヒメセンブリの花
  • アオノツガザクラ
  • ミネウスユキソウ

南アルプス市 北岳山荘

現地連絡先:
090-4529-4947
電話番号:
055-282-6294
連絡先住所:
山梨県南アルプス市小笠原376 南アルプス市役所 観光商工課

地図で見る

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

北岳 標高 3,193m

 日本で富士山に次いで高い山は白峰の北岳である。白峰は通称白峰三山と称し、3000mを抜く山5座が、南アルプスの北部に連なっている。すなわち北岳(3192m)、中白峰(3055m)、間ノ岳(3189m)、西農鳥岳(3050m)、農鳥岳(3026m)である。  この連山の最北にある故、北岳。当を得た山名である。古くは『平家物語』に「手越を過ぎて行きければ、北に遠ざかりて、雪白き山あり。問へば甲斐の白根と云ふ」と出ているが、果たして東海道筋から見えたであろうか。時代は下がり、『甲斐国志』(文化11年―1814年編)によれば「白峰、此山本州第一ノ高山ニシテ西方ノ鎮タリ。国風ニ詠スル所ノ、甲斐ヶ根コレニシテ(中略)南北ニ連ナリテ三峰アリ。其北方最モ高キモノヲ指シテ、今専ラ白峰ト稱ス」と記している。  同書によれば、「山上ニ日ノ神ヲ祀ル。其像黄金ヲ以テ鋳ル。長七寸許、容ルニ銅室ヲ以テス。高貳尺貳寸廣方八寸、其四隅ニ鈴ヲ掛ク、風吹ケハ声アリ」と大日如来を祭ってあることを載せている。明治41年7月、この頂に立った小島烏水は「奉納大日如来寛政七年乙卯六月(1794年)」と彫られた小鉄板のあったことを記録している。となれば『甲斐国志』の記事も本当かも知れない。  明治4年、地元、芦安村の行者、名取直江が里宮、中宮、奥宮を造営して開山したという。  登山者として最初にこの頂を踏んだのはウエストンで、明治35年8月23日のことであった。積雪期の初登頂は大正14年3月22日、京都三高山岳部のメンバーで、西堀栄三郎、桑原武夫、多田政忠、四手井綱彦の4人。野呂川両俣から右俣に入り、間ノ岳を経て頂上に立った。次いで3月28日、山梨の平賀文男が広河原から第2登を飾った。  最近は交通の便がよくなり、おそらく南アルプスの山の中で、一番人気のある山ではないだろうか。登山基地の広河原まで車で入れば、1泊2日でゆっくりと往復でき、雪渓あり、お花畑あり、しかも展望絶佳ときている。  展望は南、眼前にどっかと腰をすえた間ノ岳、これに重なり合うは、塩見岳や悪沢岳。南東の櫛形山の上に富士山、東側には鳳凰三山の上に奥秩父。その左には八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。遠く白馬三山から槍・穂高、その左にずんぐりと仙丈ヶ岳、御岳山、中央アルプスが堪能できる。  登山コースは広河原から大樺沢二俣、小太郎尾根経由で6時間、同じく二俣から八本歯のコル経由で5時間強の登りで登頂可能。

山梨県 静岡県 / 赤石山脈北部

間ノ岳 標高 3,190m

 白峰三山の真ん中に位置するので間ノ岳とは、当を得た山名である。日本第3位の高峰であるにもかかわらず、極めて地味な山だが、赤石岳、仙丈ヶ岳とともに、大きな山容を見せている。山頂は広くて、通称、間ノ岳のドームといわれるほどで、悪天のとき、方向を間違えることさえある。  一般的に、この山だけを単独に登るということはあまりない。白峰三山縦走時、あるいは仙塩尾根を経て塩見岳へと抜ける際など登頂する。  この山頂からの展望は、北岳のそれと大差がない。しかし、南側から眺めた鋭角の北岳は、さすが南アルプスの王者の風格をもって昂然として迫ってくる。  間ノ岳は『甲斐国志』にその名が載っている。登山者としては、明治14年(1881)8月18日に、アーネスト・サトウが農鳥岳経由で登頂している(出典「日本旅行日記Ⅰ」東洋文庫)。積雪期では京都三高山岳部の西堀栄三郎ら4名が、大正14年3月22日、野呂川右俣をつめて頂上に出た。北岳に登頂の途次の通過であった。  この山を踏むためのベースとなるのは、北岳のコルにある北岳山荘で、ここから中白峰を経て2時間ほどで登頂できる。 ※2014年3月までは、日本第4位の標高の山とされていたが、測量方法の変更や地殻変動などにより1m高くなることが国土地理院より発表され、2014年4月1日より奥穂高岳と並んで日本第3位の標高の山となった(2014.04.01追記)。

ユーザーの登山記録から