北岳 | 南アルプス市 北岳山荘

標高2300mあたりから紅葉を楽しめます。標高1500m付近(広河原)は10月末頃。小屋には15時までに到着を!

ナナカマドの紅葉と北岳山荘(2014.09.29 南アルプス市 北岳山荘 )
ナナカマドの紅葉と北岳山荘(2014.09.29 南アルプス市 北岳山荘 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

09/30(火) 晴れ 気温12℃ 最低気温2℃ 視程は全方位良好 西の弱い風
甲府市の天気予報
明日
30℃
14℃
明後日
曇時々晴
23℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 6:00発表
松本市の天気予報
明日
晴時々曇
29℃
11℃
明後日
21℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月4日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

●御嶽山噴火関連
現在、御嶽山噴火による影響はありません。
9/27(噴火翌日)には硫黄臭がすることがありましたが、9/28以降は消失しております。火山灰の影響もありません。
今後再噴火の恐れがあるため、噴火予報・降灰予報を確認し山行計画をご検討ください。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kouhai/kouhai.html

●北岳周辺の天気
・9/29 09:00 晴れ 気温12℃ 最低気温2℃ 視程は全方位良好 西の弱い風
・9/14 初霜を確認しました。初雪、初氷については、まだありません。
※近頃気温が下がっております。防寒具の着用,持参をお忘れなく!!

●紅葉情報
標高別の紅葉のピーク予想は次のとおりです
標高 2600m~2800m 現在見頃を迎えております。
標高1500m付近(広河原) 10月末頃
※標高2300mあたりから紅葉を楽しめます
※台風などの気象影響により前後する可能性があります

●日の出、日没の時間(目安):日の出05:40頃、日没17:30頃です。

登山道の状況

●登山道の状況
・大樺沢二俣から八本歯のコル
左岸側に夏道が出ていますが沢沿いなのでガレています。浮石・足元に注意してください。
・両俣小屋~山頂(左俣沢)
倒木多し。登山道、不明瞭な箇所多し。 要問い合わせ 090-4529-4947 北岳山荘
・両俣小屋~野呂川出合、仙塩尾根付近
熊注意 熊鈴携行してください。
両俣小屋の周りで熊が出没・確認されております。
野呂川出合~両俣小屋・各沢に入る釣り客の方は特に注意してください。

9/17 間ノ岳直下で小熊の目撃情報あり。各種熊避け等の携行をお願いします。

●林道状況 異常なし

【問い合わせ先】
山梨県中北林務環境事務所治山林道課 0551-23-3864
http://www.pref.yamanashi.jp/chisan/index.html
※バス、タクシー、通常運行
伊那市戸台(仙流荘)~北沢峠 異常なし
北沢峠~広河原 異常なし
奈良田~広河原 異常なし
山梨交通 ・山梨交通(TEL055-223-0821)
http://yamanashikotsu.co.jp/

【問い合わせ先】
奈良田~広河原間
峡南建設事務所身延道路課 電話番号:0556-62-9065
http://www.pref.yamanashi.jp/dourokisei/kisei_info.php?id=4712
甲府~奈良田~広河原間はタクシーもご利用可能です。
山梨県タクシー協会(TEL055-262-1212)

登山装備

3000m級山岳の秋山登山装備が必要です。
雨具、防寒着を必ずお持ちください。

注意点

●18時以降の到着が多くなっています。
16時以降の事故時の対応は困難であり命に関わることです。15時までにどこかしらの山小屋に到着する計画をお願いします。

●北岳診療所
9/15をもちまして今季の診療活動は終了いたしました。

お知らせ

●北岳山荘の宿泊者数<今年度の傾向>
・9/22(月) 宿泊者81名 幕営者24名
・9/23(火) 宿泊者16名 幕営者8名
・9/24(水) 宿泊者8名 幕営者0名
・9/25(木) 宿泊者5名 幕営者2名
・9/26(金) 宿泊者85名 幕営者16名
・9/27(土) 宿泊者89名 幕営者75名
・9/28(日) 宿泊者41名 幕営者8名

北岳山荘の宿泊者予想数(9人以下のパーティーは予約不要です)
※150名定員です
週末を中心に天候が良ければ混雑する見込みです。安全登山のため、平日利用のご協力をお願いいたします。(熱気と混雑により、休みづらい状況となります)。

●宿泊予想数
     予想数(名) 昨年同日実績(名)
10/4(土) 150    43
10/5(日) 100    39
北岳山荘は予約不要です。電話090-4529-4947(北岳山荘直通)
予約の電話の対応のため、救助要請等重要な連絡がスムーズに行かなくなる恐れがあるため、10名未満のパーティーのお客様は予約の電話をしないようご協力お願いします。
概ね10人以上の団体様については、1、2日前にご連絡頂けると助かります。

●各種連絡先
【公共交通機関】
甲府・市営芦安駐車場~広河原 
広河原~奈良田(早川町)~身延町
 山梨交通(バス)(TEL055-223-0821)
 山梨県タクシー協会(TEL055-262-1212)
広河原~北沢峠 南アルプス市企業局(TEL055-282-2016)
戸台 ~北沢峠 伊那市役所 南アルプス林道管理室(TEL0265-98-2821)
【登山道状況等問い合わせ先】
国立広河原インフォメーションセンター(TEL090-2673-2406)
南アルプス市広河原山荘(TEL090-2677-0828)
南アルプス市白根御池小屋(TEL090-3201-7683)
北岳肩の小屋 (TEL090-4606-0068または(TEL055-288-2421)
南アルプス市山梨県北岳山荘(TEL090-4529-4947)
南アルプス市両俣小屋 (同上またはTEL055-288-2146)※20人以上は事前予約
南アルプス芦安山岳館(TEL055-288-2125)
南アルプス市観光商工課(TEL055-282-6294)

南アルプス市 北岳山荘周辺の過去の様子

  • 大樺沢上部は凍結しています
  • 北岳山荘付近のライチョウ
  • 北岳山荘から見る朝焼け
  • 北岳の様子
  • 中白根方面の様子
  • ライチョウの親子(中白根山付近)
  • 北岳周辺の稜線の様子
  • トラバース道落石跡、通行時はご注意ください
  • ウラシマツツジ
  • ヒメセンブリの花
  • アオノツガザクラ
  • ミネウスユキソウ

南アルプス市 北岳山荘

現地連絡先:
090-4529-4947
電話番号:
055-282-6294
連絡先住所:
山梨県南アルプス市小笠原376 南アルプス市役所 観光商工課

地図で見る

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

北岳 標高 3,193m

 日本で富士山に次いで高い山は白峰の北岳である。白峰は通称白峰三山と称し、3000mを抜く山5座が、南アルプスの北部に連なっている。すなわち北岳(3192m)、中白峰(3055m)、間ノ岳(3189m)、西農鳥岳(3050m)、農鳥岳(3026m)である。  この連山の最北にある故、北岳。当を得た山名である。古くは『平家物語』に「手越を過ぎて行きければ、北に遠ざかりて、雪白き山あり。問へば甲斐の白根と云ふ」と出ているが、果たして東海道筋から見えたであろうか。時代は下がり、『甲斐国志』(文化11年―1814年編)によれば「白峰、此山本州第一ノ高山ニシテ西方ノ鎮タリ。国風ニ詠スル所ノ、甲斐ヶ根コレニシテ(中略)南北ニ連ナリテ三峰アリ。其北方最モ高キモノヲ指シテ、今専ラ白峰ト稱ス」と記している。  同書によれば、「山上ニ日ノ神ヲ祀ル。其像黄金ヲ以テ鋳ル。長七寸許、容ルニ銅室ヲ以テス。高貳尺貳寸廣方八寸、其四隅ニ鈴ヲ掛ク、風吹ケハ声アリ」と大日如来を祭ってあることを載せている。明治41年7月、この頂に立った小島烏水は「奉納大日如来寛政七年乙卯六月(1794年)」と彫られた小鉄板のあったことを記録している。となれば『甲斐国志』の記事も本当かも知れない。  明治4年、地元、芦安村の行者、名取直江が里宮、中宮、奥宮を造営して開山したという。  登山者として最初にこの頂を踏んだのはウエストンで、明治35年8月23日のことであった。積雪期の初登頂は大正14年3月22日、京都三高山岳部のメンバーで、西堀栄三郎、桑原武夫、多田政忠、四手井綱彦の4人。野呂川両俣から右俣に入り、間ノ岳を経て頂上に立った。次いで3月28日、山梨の平賀文男が広河原から第2登を飾った。  最近は交通の便がよくなり、おそらく南アルプスの山の中で、一番人気のある山ではないだろうか。登山基地の広河原まで車で入れば、1泊2日でゆっくりと往復でき、雪渓あり、お花畑あり、しかも展望絶佳ときている。  展望は南、眼前にどっかと腰をすえた間ノ岳、これに重なり合うは、塩見岳や悪沢岳。南東の櫛形山の上に富士山、東側には鳳凰三山の上に奥秩父。その左には八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。遠く白馬三山から槍・穂高、その左にずんぐりと仙丈ヶ岳、御岳山、中央アルプスが堪能できる。  登山コースは広河原から大樺沢二俣、小太郎尾根経由で6時間、同じく二俣から八本歯のコル経由で5時間強の登りで登頂可能。

山梨県 静岡県 / 赤石山脈北部

間ノ岳 標高 3,190m

 白峰三山の真ん中に位置するので間ノ岳とは、当を得た山名である。日本第3位の高峰であるにもかかわらず、極めて地味な山だが、赤石岳、仙丈ヶ岳とともに、大きな山容を見せている。山頂は広くて、通称、間ノ岳のドームといわれるほどで、悪天のとき、方向を間違えることさえある。  一般的に、この山だけを単独に登るということはあまりない。白峰三山縦走時、あるいは仙塩尾根を経て塩見岳へと抜ける際など登頂する。  この山頂からの展望は、北岳のそれと大差がない。しかし、南側から眺めた鋭角の北岳は、さすが南アルプスの王者の風格をもって昂然として迫ってくる。  間ノ岳は『甲斐国志』にその名が載っている。登山者としては、明治14年(1881)8月18日に、アーネスト・サトウが農鳥岳経由で登頂している(出典「日本旅行日記Ⅰ」東洋文庫)。積雪期では京都三高山岳部の西堀栄三郎ら4名が、大正14年3月22日、野呂川右俣をつめて頂上に出た。北岳に登頂の途次の通過であった。  この山を踏むためのベースとなるのは、北岳のコルにある北岳山荘で、ここから中白峰を経て2時間ほどで登頂できる。 ※2014年3月までは、日本第4位の標高の山とされていたが、測量方法の変更や地殻変動などにより1m高くなることが国土地理院より発表され、2014年4月1日より奥穂高岳と並んで日本第3位の標高の山となった(2014.04.01追記)。

ユーザーの登山記録から