富士山 | 佐藤小屋

雪はなくなりましたが、花はまだこれから。6合目以降のトイレは7月1日の山開きまで使用不可。一般の方は山開き以降の登山をおすすめします。

五合目(2016.05.05 一村浩二さん)
五合目(2016.05.05 一村浩二さん)
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天気・気温

06/15(水) くもり、山頂の気温 11:00 2.3℃
甲府市の天気予報
明日
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
28℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 10:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

雪はなくなっていますが、花はまだまだこれからといった状況です。

土石雪崩避難用のシェルター内に流れこんだ土砂を取り除く工事をしています。
シェルター内を歩くことはできますが、整備のための重機等が入っていますので、指示に従って通行してください。
工事は山開きの頃には終わっていると思います。

登山道の状況

登山道の雪はほとんど消えていますが、トイレなどは使用できませんので、一般の方は7月1日の山開き以降の登山をおすすめします。
山開き前に登山される場合は、携帯用トイレを必ず持参してください。

登山装備

・山頂は天候悪化により、降雪やミゾレが降る可能性があります。雨具などは防水透湿性のある登山用のものをお持ちください。
・富士山は活火山です。
 突発的な噴火などに備えてヘルメットや防塵マスク、ゴーグルを持参しましょう!
 ヘルメットは、噴火の時だけでなく、落石や転倒の際も頭部を守ってくれます。また、防塵マスクやゴーグルは砂ぼこりの多い下山道でも役に立ちます。
・登山計画書は必ず提出してしましょう。
・地図、携帯用トイレ、ヘッドランプ、防塵マスク。
・富士山の天候は変化が激しく、まだ突然の降雪やミゾレが発生することがありますので、防寒と雨具は必携。
・トイレを利用する際は、100円から300円程度の協力金(チップ)をお願いしています。ご協力ください。

注意点

・登山届を出しましょう。
(公社)日本山岳ガイド協会が運営する、全国の山域に対応したオンライン登山計画(届)システム「コンパス」をご利用ください。https://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/compass.html
登山計画をパソコンやスマートフォンで作成し、登録することで、仲間や家族、山岳団体等の間で共有することができます。さらに、万が一、噴火や大量遭難などが 発生した場合は、県や県警が情報を共有し、迅速な捜索・救助に役立てます。

お知らせ

・佐藤小屋(2230m)
・6月は、18日(土)営業確定、以降についてはお電話でお問い合わせください。
 平日でも5名以上であれば小屋を開けます。宿泊を予定されている方は、早めにご予約をお願いします。(090-2522-2634)

佐藤小屋周辺の過去の様子

  • 五合目でスケートリンクのようになっています。アイゼンも歯が立たないかも。
  • 佐藤小屋の周りもつるつるで、スケートリンク状態です。
  • 麓から見てもカチカチに凍結しているのがわかります。
  • 富士吉田からの富士山
  • 小屋前
  • 小屋周辺
  • 五合目
  • 土砂雪崩避難用シェルター内は、土砂が流れ込んでいました。
  • 土石雪崩避難用のシェルターが土砂まみれ
  • 7合目から上を見る。天気が良いので肉眼だと8合目小屋がすごく近くにあるみたい。
  • 7合目あたりも日当たりが良いと登山道に雪はありません。
  • 七合目?

佐藤小屋

電話番号:
0555-23-1807
連絡先住所:
山梨県富士吉田市上吉田3-9-3

地図で見る

施設の詳細を見る

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山梨県 静岡県 / 富士山とその周辺

富士山・剣ヶ峰 標高 3,776m

 日本の山岳中、群を抜いた高さを誇る富士山は、典型的なコニーデ式火山。いずれの方向から眺めても円錐形の均整のとれた姿は美しく、年間を通して人々の目を楽しませてくれる。東海道本線や新幹線の車窓から見ると、右手に宝永山、左手には荒々しい剣ガ峰大沢が望め、初めて見る人の心を奪う。  昔は白装束姿で富士宮の浅間(せんげん)神社から、3日も4日もかけて歩き通したという話を古老から聞いたことがある。現在では、富士宮と御殿場を富士山スカイラインが結び、途中からさらに標高2400m辺りまで支線が延びているので、労せずして雲上の人になれる手近な山となった。  日本で一番高い山、美しい山であれば、一生に一度は登ってみたい願望は誰にでもある。7月、8月の2カ月間が富士登山の時期に当たり、7月1日をお山開き、8月31日を山じまいと呼ぶ。  山小屋や石室が営業を始めると、日本各地や外国の人々も3776mの山頂を目指して集まってくる。特に学校が夏休みに入り、梅雨が明けたころから8月の旧盆までは、老若男女が連日押し寄せ、お山は満員となり、登山道は渋滞し、山小屋からは人があふれる。  富士宮口から登ろうとする場合は東海道新幹線の新富士駅、三島駅などからの登山バスで五合目まで行き、自分の足で山頂へ向けて歩きだすことになる。山梨県側には吉田口があり、東京方面からの登山者が多い。  目の前にそびえる富士山はすぐそこに見えるため、山の未経験者は始めからスピードを出しすぎ、7合目か8合目付近でたいていバテてしまう。登り一辺倒の富士山は始めから最後まで、ゆっくり過ぎるほどのペースで歩くことがコツである。新6合から宝永火口へ行く巻き道が御中道コースで、標高2300mから2500mを上下しながら富士山の中腹を1周することができたが、剣ガ峰大沢の崩壊で通行不能になっている。  山慣れたパーティならば新6合から左に入り、赤ペンキや踏み跡を拾いながら、いくつもの沢を渡り3時間もかければ大沢まで行くことができる。辺りは樹林帯で、シャクナゲの群落やクルマユリやシオガマなどの高山植物が咲く。  9合目右側の深い沢に残る万年雪は、山麓からも見ることができる。富士宮口を登りつめると正面に浅間神社奥ノ院がある。隣は郵便局。もうひとふんばりすると、最高地点の剣ヶ峰。山頂にはかつては毎日データを送り続けていた気象観測所跡が残っている。天候に恵まれたならば噴火口の周囲を歩く御鉢巡りが楽しめる。

ユーザーの登山記録から