尾瀬に盛夏到来です!
天気・気温
山と周辺の状況
◯見晴地区の周辺状況など
気温も上がり、盛夏到来の尾瀬となりました。それとともに、午前中は良い天気でも、午後には、一時的に激しい雨が降ることが珍しくありません。小屋へは出来るだけ早い到着をおすすめします。原の小屋ではお掃除が終了し、準備が出来次第お部屋へのご案内をしております。おおよそ、昼頃からチェックインが可能ですので、到着後、荷物を小屋へ預けてから近くの散策に出かけるのも良いプランです。また、尾瀬ヶ原の最低気温と最高気温の目安は関東平野の平均気温から10℃引いていただくと、だいたい近似値となります。たとえば東京の最高気温が35℃の場合は25℃といった具合です。ただ、雨に当たって衣類が濡れた状態ですと想像以上に寒く感じられる日もあります。尾瀬といえども、薄手のフリースなどを必ず1枚お持ちください。
◯見晴周辺の開花情報など
モウセンゴケ、
キンコウカ
キンコウカ
、カキツバタ、
ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ
、ヒツジクサ、
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
、
ノアザミ
ノアザミ
、
クルマユリ
クルマユリ
、ミヤマワレモコウ、オゼミズキク、
サワギキョウ
サワギキョウ
、ミズオトギリ、ノリウツギなど
○重要!「登山ではどのくらい水を持てばいいのか」
一般的な登山で必要な水分量は次のような計算を目安にしてください。
体重×5ml×行動時間
たとえば体重60㎏の成人男性の方が4時間登山をする場合では60×5ml×4=1200ml となります。つまり、1リットル以上の水を補給する必要があります。市販のスポーツドリンクに少量の塩を加えるなど工夫をして安全登山でお越しください。
登山道の状況
〇尾瀬沼の状況
尾瀬ヶ原より200mほど標高の高い尾瀬沼地区の開花は、尾瀬ヶ原の開花を追っかけるように咲き始めます。現在は大江湿原の
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
はピーク過ぎましたが、
クルマユリ
クルマユリ
やワレモコウなど晩夏の花が咲き始めています。現在、沼尻休憩所のトイレは使用できませんので、ご注意ください。トイレは尾瀬沼ビジターセンター横か三平下の尾瀬沼休憩所のみとなります。
○その他
入山届けを出しましょう。現在はパソコンやスマホなどから簡単に提出が可能です
登山装備
気温の上昇とともに、 カやアブも多くなってきました。虫除けを忘れずに。
注意点
尾瀬ヶ原はこの時期、急な雨や落雷が多くなります。天気予報では晴天でも、雨具の用意を忘れずに。
雷が近づいてきたときは、無理せず付近の小屋で待機させてもらうようにしてください。
竜宮~見晴間でクマの目撃が多くなっているようです。クマ鈴をつけるなどして、対策をお願いします。
お知らせ
〇原の小屋の営業状況
オリンピック開催中ですが、東京都を中心に緊急事態宣言が発令され厳しい状況が続いております。夏の尾瀬は空いていますが、決して無理な山行はせず、すべてにおいて余裕をもってお出かけください。小屋内では感染対策もしております。グループ単位でのお部屋のご利用で他のグループとの接触も極力回避できています。ある程度計画が立ちましたらまずはお電話で予約状況をご確認ください。なお、1名様、2名様でも個室対応になります。それぞれ料金が異なりますので、くわしくは「原の小屋公式HP」をご覧いただくか、ご予約時に直接お電話でお問い合わせください。
〇コロナウィルス対策に関わるお願い
新型コロナウィルス感染症拡大防止の策として下記の内容をお願いしております。
・入館時の体温の測定と手指の消毒
・小屋内でのマスクの着用
・お食事前やお手洗い後の手指の消毒
・「黙食」、「黙浴」といった飛沫感染防止のお願い
ご協力をお願いいたします。
昨年の今頃の様子は?
原の小屋は営業を始めました。いま、ミズバショウが最盛期を迎えています2023.06.02
原の小屋周辺の過去の様子
原の小屋
- 現地連絡先:
- 090-8921-8314
- 電話番号:
- 090-8921-8314
- 連絡先住所: