台風14号の影響なし。黒戸尾根登山道も支障ありません。9/21朝は気温7.1℃、気温低下しました
山と周辺の状況
■天候と自然
9/22 曇り 気温は10.6℃(6:00)
標高1500m付近に真っ白な雲海が広がっています。
山頂付近も微かに雲がかかっているように見えますが、この雲海の景色が見えているかもしれません。
明日から連休ですがお天気が良くなってくれることを祈ります。
9/21 晴れ 7.1℃(5:30)
昨日はお昼頃に雨も止み、小屋設備へ影響なく台風通過となりました。
今朝は一段と冷え込み、気温も一桁になりました。雲海が高い位置まで達していましたが山頂付近はスッキリと晴れ渡っているようです。
甲斐駒ヶ岳が赤く染まりとても綺麗な日の出を迎えました。
9/20 雨 気温は13.0℃(5:30)
現在、七丈小屋周辺はしっかりと雨が降っています。風は時々強風が吹く程度で落ち着いてきました。
この後も雨が降り続ける予報になっています。
登山道の状況も不明ですので明日以降入山される方は注意しながらお進みください。
9/19 雨
気温は12.6℃(5:30)
昨日から小雨が降り続いています。
現在、風は静寂ですが強風が吹き荒れることが時折あるので台風が近づいていることを実感します。
9/18 雨
気温は15.1℃(8:00)
早朝から強い風が吹き続けています。
現在は小雨ですが明日、明後日にかけて悪化する一方なので何事もなく通過してくれることを祈ります。
登山道の状況
■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根
(登山道の要所の画像が公式Instagram にあります ホームページからも参照できます)
9/22 尾白川渓谷〜黒戸尾根〜山頂まで台風による登山道への影響もなかったようです。
・近隣の山「中山」の紹介
休暇を利用して甲斐駒ヶ岳麓の中山を散策してきました。
登山口である中山峠まで尾白川渓谷駐車場、道の駅はくしゅう、アグリーブルむかわ、いずれからも車で10分ほどの距離にあります。
登山口手前の路肩に3〜4台駐車できるスペースがあります。
コースタイムは中山展望台まで35分となっています。
サクサク登り続けられる人であれば10〜15分ほどで展望台まで行くことができますがスタートから急登が続くので、のんびりと登っていくのが良いでしょう。
帰りも急斜面の下りになるのでスリップに気を付けて慎重に。
中山展望台からは甲斐駒ヶ岳と摩利支天がともにそびえ立つ姿、鳳凰三山や鋸岳へ続く見事な稜線、八ヶ岳、金峰山、瑞牆山もしっかりと見ることができるので申し分ない景色を楽しむことができます。
アグリーブルむかわでの前泊や後泊で空いた時間に中山を散策するのも良いかと思います。
黒戸尾根を登る前のウォーミングアップ。または黒戸尾根を終えて中山から甲斐駒ヶ岳を眺めるのも感慨深い気持ちになれるかと思います。
・近隣の山「鞍掛山」の紹介
鞍掛山は日向山から甲斐駒ヶ岳へ続く八丁尾根にあります。
コースタイムでは日向山の山頂から片道2時間ほどで鞍掛山となります。
往復で考えると、それなりの登山内容になるので矢立石登山口まで車を利用してスタートするのが良いかと思います。
日向山の先、八丁尾根はそれまでの登山道と比べると道幅も狭くなり少し大変になりますが踏み跡もしっかりしていて、赤テープやピンクテープといった目印も点在しているので安心して進めます。
駒岩まで進むと鞍掛山への分岐となります。少し下って鞍掛山へと登り返します。このあたりから展望エリアまで少し不明瞭な道となりますが、方角や踏み跡、テープを見ながら進めば問題なくたどり着けます。
鞍掛山の山頂は樹林の中なので景色はありません。その先に5分ほど進むと甲斐駒ヶ岳を望む展望台があります。
展望台はちょっとした岩壁沿いです。展望台が見える位置までくると岩壁沿いに進むこともできますが安全な樹林帯から展望台に行く道もあるのでそちらを利用する方が良いでしょう。
見る場所によって姿を変える甲斐駒ヶ岳。
色んな山から甲斐駒ヶ岳を眺めて見てください
登山装備
3000m級山岳の秋山登山装備が基本です
注意点
最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。
装備を万全に余裕をもった計画でお越しいただくようお願い致します。
■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。
■マウンテンタクシーの運行中(要予約)
小渕沢駅〜尾白川渓谷駐車場間のマウンテンタクシー運行中(6/17~11/14)
なお、小屋ではタクシーの受付、予約は行っておりませんのでご注意ください。
以下の公式サイトからご予約をお願い致します。
https://www.mountaintaxi.jp/
■2022年(令和4年)南アルプス林道バス
「戸台口~北沢峠」 令和4年6月15日から11月15日(予定)まで運行
詳細は以下を参照下さい
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
お知らせ
■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967
■営業
・現在 夏山シーズン期間です
利用にあたりホームページにて詳細を確認下さい
https://www.kaikoma.info/2022summer
・宿泊予約について 夏山シーズン期間
小屋泊は完全予約制
テント泊(定員20張30名程度)夏山シーズンは土曜日と連休時のみ予約制
※少人数で運営を行っております。
大変恐れ入りますが、ご予約のお電話は13時~20時の間でご協力をお願いいたします。
■小屋水場の利用できます
小屋宿泊者とテン場利用者は、無料
それ以外(日帰り、縦走等で通過者)は流し横の料金箱に利用代として100円を入れて利用ください。
よろしくお願い致します。
■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。
公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/
公式Facebook
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昨年の今頃の様子は?
昨朝0℃。まだ残雪凍結あり万全の雪山装備(アイゼン、ピッケル)で。状況に応じ着脱など臨機応変に2023.05.10
今朝5℃。一部まだ雪があり心配な方はアイゼンの用意を。小屋付近でサクラ開花。山麓は新緑2023.05.19
まだ氷点下の日あり。残雪箇所あり滑り止めの用意を。イワカガミが咲き始め、クモイコザクラも開花。2023.05.25
雨により地盤が緩んでいるので注意。小屋から上の残雪も少なくなりアイゼンなど不要2023.06.02
ハシゴや鎖の通過は慎重に。雨により地盤が緩んでいるので注意。登山道のすべて融雪しました2023.06.09
天気の急変を想定した装備が必要です。山頂でミヤマキンバイが見頃2023.06.16
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
- 現地連絡先:
- 090-3226-2967
- 電話番号:
- 090-3226-2967
- 連絡先住所:
- 山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25