【2024年版】登山+山麓観光の欲張りプラン! ゴールデンウィークに登りたい山 山と旅行編

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ゴールデンウィークは山に登りたい。せっかく遠出するなら、山麓の観光も楽しみたい。そんなあなたに、登山と旅行を両方楽しめるプランを6つ紹介します。

目次

世界遺産観光と合わせて、山のツツジが彩る日光連山へ 鳴虫山(なきむしやま)+日光社寺巡り

栃木県/1104m
東武日光線東武日光駅〜神ノ主(こうのす)山〜鳴虫山〜独標〜憾満ヶ淵(かんまんがふち)〜西参道バス停/日帰り 4時間5分

鳴虫山のアカヤシオ。遠くに見えるのは女峰(にょほう)山

日光市街の南側にそびえる鳴虫山。古くは日光の修行僧たちが登拝した山であり、今は日光駅から徒歩でアクセスできる日帰り登山の山としてハイカーに人気が高い。4月下旬から5月にかけては山のツツジに彩られる。春の初めに先駆けて咲くアカヤシオ、新緑に楚々とした白色の花が美しいシロヤシオ、鮮やかな朱色のヤマツツジと次々に花が咲いていく。

JR日光駅または東武日光駅から国道を進み、登山口へ。針葉樹の林の中を登り、最後に急な山道をひと登りで最初のピーク、神ノ主山へ。男体(なんたい)山や女峰山など日光連山が間近に眺められる。神ノ主山から鳴虫山へは木の根が露出して歩きにくい登りが続くが、道中でアカヤシオやシロヤシオが見られて癒やされることだろう。鳴虫山の山頂は樹林に覆われて展望がいまひとつ。木々が葉を落としている時期は日光連山が眺められる。鳴虫山から合峰(がっぽう)、独峰(どっぴょう)と縦走をし、憾満ヶ淵に下っていくが、足元のわるい急な下りが続くので充分慎重に。鳴虫山に着いたところで疲れを感じるなら往路を戻るのがよいだろう。数えるたびに数が違うと言われる化け地蔵を過ぎ、美しい憾満ヶ淵を眺めたら、ゴールの西参道バス停をめざす。

登山後には山麓の日光社寺を拝観するとよいだろう。(文=西野淑子)

山頂は樹林に囲まれており、展望はあまりよくない
登山後には日光東照宮に立ち寄ろう

MAP&DATA

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山麓の観光プラン

日光市街の宿に宿泊し、翌日は世界遺産である日光の社寺巡り。しっとりとした緑の中に日光東照宮、日光山輪王(りんのう)寺、日光二荒山(ふたらさん)神社が点在する日光山内は、居るだけで心が浄化される荘厳な空間だ。ゆっくり時間をかけて参拝、散策をしたい。また、日光はゆば料理が名物。趣向を凝らしたゆば尽くしの会席料理などを味わっていきたい。

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ゴールデンウィークに登りたい山

2024年のGWは、4月27日(土)から4月29日(月)の3連休と、5月3日(金)から5月6日(月)の4連休の長期休みとなります。 この大型連休をどのように過ごしますか?  長距離縦走から登山と観光を混ぜた計画まで、GWだからこそできる登山のプランを紹介します。

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