硫黄山いおうざん
 
花の百名山
 
写真:谷口淳一   硫黄山前衛峰から硫黄山
 知床半島の主峰羅臼岳の北東にあり、知床連峰中唯一の活火山。たび重なる噴火で純度の高い硫黄が噴出し、すでに慶応元年(1865)から硫黄採掘が始められていた。
 頂上付近には2つの旧爆裂火口があり、外輪山にあたる東岳や知円別岳(ちえんべつだけ)の稜線には、知床固有のシレトコスミレが生育する。登山コースはウトロ側のカムイワッカの滝上部の林道から尾根沿いにつけられ、硫黄採掘場跡を過ぎ、小さな噴煙をいくつも上げる硫黄気孔の横を通って、約5時間で頂上に到着。また羅臼平から三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳を経て硫黄山に至る縦走路もある。
 硫黄山からの下山路ではカムイワッカ川に近づいたら、沢に下るとよい。そこは滝壺そのものが天然の露天風呂となっており、観光客にも人気の場所。知床五湖から硫黄山の眺めも秀麗である。
●山域
知床半島
●都道府県
北海道
●標高
1,562m
●2万5千図
硫黄山・知床五湖
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毎日新聞旅行

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