弥彦山やひこやま
 
 越後国の総鎮守弥彦神社の神体山として、新潟県民からあがめ、親しまれている。西面は佐渡島を浮かべる日本海に山脚を洗われ、東面は広大な蒲原平野のかなたに、越後山脈の山々を一望におさめるといった立地条件から、観光や電波事業の拠点として、この4半世紀の間に大きく変貌した。
 神社からテレビ塔などが林立する山上へはロープウェイが稼動し、山頂近くを巡るスカイラインや、海岸線を縫うシーサイドラインは車であふれ、頂上の御神廟近くにはレストランやみやげ物店が建ち並ぶといった繁昌ぶりだが、歩いても2時間足らずで登れる。
 頂稜の国見平には、日本山岳会の生みの親でもある高頭仁兵衛翁の寿像があり、毎年7月に催される弥彦神社灯籠祭りに協賛して、昔の雨乞いの行事を再現した、県下岳人の松明登山が行われている。
●山域
西蒲原丘陵
●都道府県
新潟県
●標高
634m
●2万5千図
弥彦
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