行程・コース
天候
曇りのち雨
登山口へのアクセス
バス
その他:
駒ケ岳線がマイカー規制のため、アルパこまくさ前の広い無料駐車場に駐車後、アルパこまくさから駒ケ岳八合目まで羽後交通バスで約25分、片道620円
アルパこまくさには食事処と日帰り温泉施設が併設されている
この登山記録の行程
八合目(9:57)・・・阿弥陀池(10:33)・・・阿弥陀池避難小屋(10:37/10:41)・・・男女岳(10:50/10:57)・・・避難小屋(11:03/11:11)・・・横岳(11:19/11:22)・・・焼森(11:28/11:31)・・・八合目(11:46)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山道は良く整備されており、危険箇所はない。あいにくの天気で展望はほとんど得られなかったが、花の百名山にふさわしく高山植物がそこかしこに咲き乱れていた。復路は、横岳から焼森経由のシャクナゲコースにすると変化のある周回コースとなりオススメ。
早朝の盛岡市内は雨、登頂予定の岩手山は当然全く見えない。天気予報によると秋田県は晴れ間が出るとのことで、今日の目標を秋田駒ケ岳に変更。国道46号線を西進し、県境のトンネルを抜けると、確かに晴れていた! 県境の山だけどこれなら大丈夫かなと期待しつつ、バス発着所のあるアルパこまくさへ着くと、眼下に田沢湖は望めるが山の上部は雲で見えない。でも駐車場には結構な台数が停まっているので、登山者は多そうだ。試しにバス停にいる係員に八合目の天気を尋ねると「分かりません」と素っ気ない返事。もう既にバスが数往復してるのだから運転手から様子を聞いてお客に情報提供しよう、という気はないらしい。天気が悪いと教えて乗客が減るのを心配しているのかと勘ぐってしまう。少々ムっとしながらも中で乗車券を購入し、支度を整えた。
9時27分発のバスは八割方席が埋まっていた。駒ケ岳線はバスがやっと通れる位の幅員しかないので、マイカーで走行する場合は要注意。八合目は小ぢんまりとしており、駐車場と八合目小屋(売店・休憩所・トイレ)があるだけだ。目の前に笹森山のたおやかな山容が望めたが、肝心の男女岳方面の上部はガスの中だった。
登山口から新道コースを採り緩い登りを進むと、ほどなく森林限界を越え、高山植物が咲き乱れていて目に楽しい。もう下山してくる登山者も多く、家族連れが目立つ。阿弥陀池に着くもガスで視界がきかず、池のほとりを木道が伸びているのが見えるだけだった。避難小屋とトイレはとても綺麗だが、ちょうど居合わせたボランティアの方達のおかげだろう。
小屋の前から砂礫の急登をこなすと男女岳の頂上に着いたが、一面のガスで全く展望がきかないので、すぐに下った。小屋で一息つくと、横岳へ向かう。小屋に貼ってあるバスの時刻表を確認したら微妙な時間だが、焼森の丸い山頂が見えるので取り敢えず先に進んでみる。ちなみに、男女岳の東側中腹を巻く旧道コースは「登山道崩落による危険箇所がある」と看板が立っていた。
横岳へ登り始めてすぐにガスが切れて青空がのぞき、男女岳を一瞬望むことが出来た。一方、下を見ると一部雪渓が残っていた。尾根に出ると男岳方面はガスの中なのでパスし、横岳へ向かった。横岳~焼森の登山道は気持ちのいい尾根歩きで、焼森周辺の火山砂礫帯にはコマクサの群落が咲いていた。
焼森から下り始めると、下方に八合目が見えた。意外に近い、バスの発車時刻まで20分足らずだが、登山道が歩きやすいので駆け足で下れる、ラッキー! が、山の天気は変わりやすい、途中から本降りの雨となった。雨具を着る時間も惜しいので構わず飛ばすと、時刻4分前にたどり着き、無事バスに乗ることが出来た。あんなに登山客がいたのに、復路のシャクナゲコースでは2組しか出会わなかったのも幸いしたかも。
アルパこまくさに降りてくると天気は晴れていた。下山後は乳頭温泉郷で温泉めぐりを楽しんだが、中でも鶴の湯が観光客でいっぱいだった。
フォトギャラリー:40枚
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 健康保険証 | 熊鈴・ベアスプレー |
非常食 | 行動食 | ライター | |||
【その他】 スマホ、ラジオ、エマージェンシーシート |
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