行程・コース
天候
晴後曇・霧。気温5:30 3℃、14:30 8℃。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
関越道駒寄スマートインターより赤城山おのこ駐車場(無料)へ向かう。水洗トイレ有。周囲には食堂・売店・自販機有。バスは前橋駅から赤城山ビジターセンター行(富士見温泉で乗り換えること有。約1時間30分。問い合わせ先は関越交通バス℡027-210-5566)。
この登山記録の行程
自宅(埼玉県所沢市)3:11…3:26三芳P…4:20駒寄P4:25…5:25赤城山おのこ駐車場5:53…08黒檜山登山口6:11…7:54黒檜山7:56…7:58絶景スポット8:03…8:05黒檜山…大ダルミ…9:00駒ヶ岳9:05…9:46駒ヶ岳登山口9:47…9:57覚満淵一周…10:30鳥居峠(昼食・コーヒータイム)11:05…11:06小沼登山口…11:53長七郎山11:56…12:12小沼水門12:16…12:36八丁峠…13:04地蔵岳(休憩)13:30…14:15地蔵岳登山口(大洞駐車場の前)…14:23赤城山おのこ駐車場14:45…14:35駒寄P…三芳P…17:00自宅。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
朝日を浴びた地蔵岳がきれいでした。黒檜山登山口から20分上がった猫岩から先では、いつでも見えて、何度も振り返って眺めました。標高が上がるにつれて、大沼(おの)の全容が眺められ、楽しみながら黒檜山頂へ向かいました。富士山も霞んでいましたが、小沼見えました。
黒檜山頂や絶景スポットからは近景の眺望は良かったのですが、遠景はぼんやりとしていました。それでも肉眼で富士山・浅間山・日光白根山等が見えてうれしかったです。東側は雲がわき上がって見えませんでした。地蔵岳山頂からは眼下に大沼がくっきりと見えました。小沼には雲が流れ込んでいました。黒檜山はよく見えましたが、駒ヶ岳は半分雲に隠れてしまいました。
登山道は、岩や石が大変多く、水たまりや泥濘もありました。木製の階段(黒檜山~駒ヶ岳・八丁峠~地蔵岳)や鉄製の階段(駒ヶ岳~登山口)は、大変歩きやすかったです。土止め用の丸太だけが残り、土が流された階段(黒檜山~駒ヶ岳)は、丸太がハードルのように障害になっていました。避けて歩くので、踏み跡が笹原に広がっていました。
覚満淵から鳥居峠へ直行することができるはずでしたが、覚満淵大きく1周する羽目になりました。鳥居峠方面には、鹿除けネットが張り回らされていて、直行することができないようでした。そう言えば雄鹿の鳴き声を何回か聞きました。
紅葉は全体としては終盤を迎えていましたが、まだ紅葉している樹木が所々見られて目を楽しませてくれました。特に、小沼(この)の水門近くの沢の周りがきれいでした。三脚を立てて、撮影する人が何人かいました。
今回は、長い距離を歩いて現在の体力を確認したいと思って赤城山へ出かけました。行動時間が8時間30分、水平距離11.6㎞、積算標高差966m、歩数約21.200歩でした。
前半・中盤は快調でしたが、終盤は予想した以上に辛かったです。八丁坂から地蔵岳への登りでは、何回も立ち休みをして呼吸を整えました。息遣いが大変荒く「ハアハア、ハアハア」がほかの登山者にも聞こえ、励ましの言葉をいただき、ありがたかったです。大洞(だいどう)への下りでは、疲労が困憊して、足の筋肉が悲鳴をあげていました。何回もバランスを崩しました。
九月は持病の気管支喘息が悪化して、薬で抑えられなくなり、2日間寝込みました(肺活量が減って約2.000cc)。布団に入るとコンコンと咳が出ます。痰が絡み、また熱っぽくて安眠することができませんでした。現在は、気管支喘息が薬によりコントロールされていて、肺活量は約2.600cc。約3.900ccあったのに、元に戻ることはないそうです。3分の2しかないので、激しい運動では苦しくなるはずです。気管支喘息は、治ることはないので、無理や無茶をしないで、今後とも楽しい山登りを続けていきます。
(参考にしていただきたいこと)
①トイレ ○おのこ駐車場 ○駒ヶ岳登山口と覚満淵入口の間の県道脇 ○鳥居峠レストラン(飲食が必要) ○小沼駐車場(トイレのみ冬季閉鎖) ○大洞駐車場
②駒ヶ岳から鳥居峠へ向かう最短ルートは、大沼へ下らず、尾根道を真っ直ぐ南進することです。踏み跡はあります。標識は、尾根道の入口にも途中にもないです。登山道も整備されていないようです。岩や石が大変多いので、注意が必要です。鳥居峠にあるレストランを目指します。尾根上の下山口分岐から30~40分で着きます。
③地蔵岳山頂から大洞方面へ下る登山道は分かりにくく、踏み跡が少なかったです。岩や石、笹の根が多く、急坂で大変滑りやすかったです(登山地図には「崩壊が進み歩きにくい」と記載)。八丁峠まで戻って大洞へ下ることをお勧めします。
④登山道脇の草に朝露がついているので、ロングスパッツが必要です。泥濘や水たまりもあります。岩と石の多い急坂があるので、ダブルストックがあるとバランスを保てます。登山靴の防水対策をしておきましょう。
フォトギャラリー:49枚
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赤城山おのこ駐車場の様子。水洗トイレ有。周囲には食堂・売店有。路線バスの停留所有。
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大沼(おの)の向こうには朝日を浴びた赤い地蔵岳。とってもきれいでした。
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黒檜山登山口。登山道には大きな岩が見えています。急登の始まりです。
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猫岩近くから眺めた大沼(おの)。向かいは地蔵岳です。
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石だらけの登山道を登って行きます。下りには歩かない方が良いかもしれませんね。
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やっと駒ヶ岳との分岐に出ました。北へ2分も進むと黒檜山頂に着きます。
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黒檜山頂の様子です。赤城山の最高峰1.827.7mです。東側が開けていますが、雲がわき上がっています。
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山頂の標識。絶景スポットまで2分とあるので、北へ足を伸ばします。
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黒檜山からの眺望だそうです。今日は富士山・浅間山・日光白根山しか見えませんでした。
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絶景スポットからは西・北・東側がよく見えますが、遠景はぼんやりしています。
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足元には、霜が下りています。
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苔が緑色で鮮やかです。
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大沼と鈴が岳です。
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浅間山をズーム。
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上州武尊かな。
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日光白根山かな。
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小沼(この)の奥には見えづらいですが富士山。
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紅葉が残っています。
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ダケカンバと紅葉と青空。
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紅葉の向こうは駒ヶ岳です。
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青空に紅葉が映えます。
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標識があります。
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大ダルミの手前から振り返って見た黒檜山。
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やっと駒ヶ岳に到着しました。
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樹木の間から大沼が見えました。
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赤城山の火山活動についての説明版。
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ススキが原です。
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大沼へ下る登山道には、鉄階段もあります。
接鳥居峠へ直行するには、鉄階段を下らず手前の尾根道を直進すると行けます(入口・途中に標識無、登山道整備無)。踏み跡が残っています。
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紅葉が青空に映えています。
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やっと駒ヶ岳登山口に到着。ほっとしました。
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トイレに寄ってから覚満淵を歩きます。
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覚満淵から鳥居峠へ直行しようとしますが、鹿除け柵があって迂回することになりました。結局大回りして県道を歩きました。
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覚満淵は草紅葉になっています。大きな雲が上空を覆い、日陰に入りました。太陽光線が当たれば黄金色に輝いたことでしょう。
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鳥居峠からの眺め。手前には覚満淵、奥に大沼が見えます。
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鳥居峠から眺めた黒檜山と駒ヶ岳。外で昼食、寒くなったので、レストラン(旧ケーブルカー駅舎)に入ってコーヒータイム(390円)。ケーブルカーは、乗用車の増加と道路の整備により廃線になったそうです。
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小沼へ向かいます。小地蔵岳へ直行する道があるはずですが、見つかりませんでした。
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モミジが地面に散っています。紅葉が素晴らしかったことでしょう。
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小沼の外輪山には紅葉が残っています。
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太陽光が時々当たります。
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長七郎山頂に到着。地蔵岳は目の前です。
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地蔵岳は山頂部が広いです。
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小沼に下りて来ました。水門から眺めた小沼。奥は黒檜山。右は麓から吹き上がって来た雲です。紅葉は、水門から流れる沢の周辺がきれいでした。
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地蔵岳の登山道から眺めた小沼方面。小沼にも雲が流れて来ました。
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地蔵岳に到着。アンテナがたくさん。まさにアンテナ山です。
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地蔵岳山頂からの眺めです。黒檜山が高く、堂々としています。駒ヶ岳は雲の中です。約25年前ここにロープウェイ山頂駅がありました。基礎のコンクリートが残っています。
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大沼と黒檜山。これから大洞を目指して下ります。下山道の入り口は分かりましたが、途中で踏み跡を見失いました。
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地蔵岳から大洞へ下る登山道が分かりました。急坂で石や笹の根が多いです。この登山道は「崩壊が進み歩きにくい」と登山地図に書いてありました。
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