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琵琶湖のエッジを歩く 権現山から蓬莱山ピストン(平~アラキ峠~権現山~権現山~ホッケ山~小女郎峠~蓬莱山)

アラキ峠、権現山、権現山、ホッケ山、小女郎峠、蓬莱山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 3人 (Yamakaeru さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国道367号線で大津方面を目指す。平バス停脇に駐車場有り。ただし、2台くらいが限界につき早めの到着をお勧めする。登山カードのポストはバス停にある。トイレは無し。

この登山記録の行程

平バス停脇駐車場(08:09)・・・花折峠道分岐(08:24)・・・アラキ峠(08:51)・・・権現山(09:22)・・・ホッケ山(09:50)・・・小女郎峠(10:15)・・・小女郎ヶ池(10:18)・・・小女郎峠(10:23)・・・蓬莱山(10:47)・・・小女郎峠(11:16)・・・小女郎ヶ池(11:23)(昼食~12:04)・・・小女郎峠(12:07)・・・ホッケ山(12:22)・・・権現山(12:41)・・・アラキ峠(13:06)・・・花折峠道分岐(13:21)・・・平バス停脇駐車場(13:34)

コース

総距離
約11.5km
累積標高差
上り約1,091m
下り約1,094m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

雪の権現山にはちょうど一年ぶりか。権現山とそこから蓬莱山にかけての稜線から眺める琵琶湖がとても美しかったのを覚えている。再びその景色が見たくなり、雪の権現山にやってきた。今回は、アラキ峠方面から登ることにした。駐車場は平バス停脇。ただし、2台程度のスペースしかないので早い者勝ち。幸い、その2台目に入ることができた。とりあえずワカンはザックにつけたまま歩き出す。まず、登山口へは、バス停から国道を数100mほど大津方面へ進んだところにある花折峠への林道を目指す。林道から積雪があったが、寒波が来ている影響かしっかり締まっていて沈み込むことなく快適に歩くことができた。 花折峠道分岐から登山道に入る。斜面を緩やかに登っていく。比良山系の森はどこもよく整備されていて整った綺麗な木がまっすぐに空に向かって延びている。
アラキ峠から左に90度折れるように尾根が延びている。ここからが結構な急登。自称急登ハンターとしては嬉しい限り。積雪はおそらく膝を超すほどあると思うが、幸い、締まったままなので、思ったより楽に急登もなんのそので登ることができた。
登り切ると急に視界が開けて、眼下に太陽の光を受けて反射する綺麗な琵琶湖が飛び込んできた。見慣れた風景だと思ったら権現山の山頂。なるほど、アラキ峠から来ると直接、山頂に着くのか。
左側には栗原からのルートがよく見てとれた。栗原も山頂目前の急登がなかなか面白い。琵琶湖を背にどんどん高度を上げていく、その感覚が楽しめるルートだ。
ここから先の蓬莱山までの縦走は最高の琵琶湖の眺望が楽しめる。今日は思った以上に天候に恵まれた。純白の稜線がまるで青い空に向かって延びていく白の絨毯のように映える。そのすぐ真下には琵琶湖が広がっている。さながら琵琶湖のエッジを天に向かって歩いているよう。こんな贅沢な眺望を楽しめる場所はなかなかない。
稜線に出ると強い風が容赦なく吹き付けてきた。帽子の下に隠れているはずの耳が冷たくて痛いほど。
でも、その分、雪は表面がカチコチになっていてワカンを使用することなく足を運ぶことができた。
ホッケ山から、 小女郎峠。ここまで来るとお約束として蓬莱山を目指す前に 小女郎ヶ池へ寄り道。せっかく雪のシーズンであれば雪原になった小女郎ヶ池を見ないわけにはいかない。小女郎ヶ池には池の主であった大蛇に魅入られた女性の悲哀な伝説が残されています。悲哀というか残酷というか。でも、冬の 小女郎ヶ池はすっかり雪の中にあり、悲壮なイメージよりもただ静かに綺麗な雪原が広がっていました。
戻って蓬莱山を目指します。目の前のピークの上に建物が見える場所が蓬莱山の山頂。見えている建物はスキー場のリフトの屋根。最後の急な坂を登りきると、大勢のスキーヤーが思いおもいに斜面を滑走していました。ここで登山者は場違いか。 :)
山頂のモニュメントで記念写真を撮る。遠くには周囲の山々に対し一際白く高く存在感を示している山が見えた。武奈ヶ岳だ。今日の天気ならきっと大勢の登山者が山頂からその眺望を楽しんでいることだろう。蓬莱山からの眺望も負けてはいない。琵琶湖を挟んだ向こうには伊吹山と霊仙山の勇姿がくっきりと見える。比良山系はほんとにどこを歩いても飽きない。もっともっと足を延ばしたくなるが、今日は車を置きっぱなしなので、残念ながらピストンとなる。まあ、でもお勧めの稜線なので、帰りも行きとは違う視点で琵琶湖の眺望をもう一度楽しみつつ歩くのもいいものだ。
蓬莱山で折り返し、もう一度、小女郎ヶ池に立ち寄って昼食をとったあと帰路につく。凍った雪原の表面と木々の枝に着いた氷に太陽の光が当たってキラキラ輝いていた。今日はこの景色を見ることができて本当に良かった。天気にも感謝だ。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • ホッケ

  • ホッケ(魚)・・じゃ00ないんですね。山家の醍醐味を堪能されて何よりです。

  • いや、勘です。少なくとも魚なら琵琶湖だったらフナ山?笑

  • 青空、雪原、琵琶湖の絶景、雪山を堪能しました。
    魚のホッケはうまいですね。

  • 今週末も久しぶりのメンバーで楽しく雪山行きたいですね。(^-^)

登った山

蓬莱山

蓬莱山

1,174m

権現山

権現山

996m

よく似たコース

蓬莱山 滋賀県

大蛇と人妻の恋物語伝説が残る小女郎ヶ池へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
3時間30分
難易度
コース定数
13
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