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戸面原ダム~関豊(豊岡)愛宕山~木之根峠~三郡山~安房高山~長狭学園正門前BT

戸面原ダム、関豊愛宕山(豊丘愛宕山)、地蔵峰、木之根峠、花立峠、宇藤木山 ノ神、三郡山、請雨山、安房高山( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:目黒5:47→山手線→品川5:56~6:01→横須賀線エアポート成田→千葉6:51~6:58→内房線→上総湊8:09~32→天羽日東バス→戸面原ダム8:56

復路:長狭学園正門前14:25→鴨川日東バス→安房鴨川14:44→ほほえみ14:52~15:15→安房鴨川15:34→わかしお18号→東京17:34~48→山手線→目黒18:06

この登山記録の行程

戸面原ダムバス停8:57→田取林道入口8:58→東屋9:15→関豊(豊岡)愛宕山(詞具都智神社)283m9:29~33→地蔵峰263.9m9:40→県道9:55→県道の木之根峠10:21→木之根峠10:43→花立峠(御所覧場、嶽神碑)236m10:53→大山林道10:57→新花立峠(郡界尾根取り付き)11:01~11:10→新しい石祠11:34→廃林道11:38→浅間様(浅間大神)11:46→横尾林道12:11→宇藤木山 ノ神(大山祗命)347.9m12:20~30→三郡山337m12:45→請雨山 320m13:12~15→安房高山364.8m13:30~40→大作(登山道出口)13:59→長狭学園正門前バス停14:14

合計5時間17分

コース

総距離
約18.8km
累積標高差
上り約1,289m
下り約1,329m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

2月17日(土)は、千葉でまだに行ったことがなかった高宕山の裏の戸面原ダムから関豊(豊岡)愛宕山に登り、木之根峠を探索して来ました!

でもそれだけでは時間が余るので、木之根峠からさらに千葉の山の分水嶺になっている郡界尾根を安房高山まで縦走して来ました!

木之根峠は、戸面原ダムから登る古い峠道の最初の部分が荒れた竹藪で通行困難だということだったので、県道の峠から登ったのですが、しっかりした道が通じており、多少探したものの問題なく登れました。

郡界尾根は、前半の花立峠下の大山林道から宇藤木山 ノ神登山口の間はバリエーションルート扱いになっている稜線上を行ったのですが、踏み跡も明瞭で随所に黄色と赤紫のテープがあり、こちらも問題なく行けます。

途中に名のある山はありませんが、たまにやせ尾根があったり、展望が開けたりして、三郡山~安房高山間の林道歩きよりずっと楽しめます。それに分水嶺なんで風が心地よい♪

ということで、まずは内房線で上総湊まで行って、天羽日東バスで終点の戸面原ダムまで行きます。

高宕山の登山口へ木更津からの急行バスで行くと、えらく時間がかかるんだけど、上総湊のバスはあっという間に高宕山の登山口の関豊駅を越えて終点まで着いた!なので、もう少しこちらから登る人がいてもいいと思いますね。

ちなみにこの日のバスの乗客は、私1人でした…。

9時ちょっと前に、戸面原ダムバス停でバスを降りたら、進行方向に進むと1分で「市民の森パノラマ広場」の標識がある田取林道入口に着くので、そこを右折して登ります。

15分ほど林道を上ると、東屋と展望台のある場所に着きます。帰りはその脇から下るので、その場所を確認しておきます。

その東屋を過ぎるとすぐに赤い大鳥居が表れ、それをくぐるとすぐ右上に石の白い鳥居の見える階段があるので、それを登ると愛宕神社らしき石祠が!万歳もう山頂に着いた!ではなく、これは愛宕山山頂とは関係ない石祠なので、気を良くして下山しないように!

関豊(豊岡)愛宕山山頂283mは、この東屋&赤い大鳥居からさらに10分ほど林道を上ったところにあります。山頂には石祠ではない立派な神社があります。ちなみにこの神社は愛宕神社ではなく、「詞具都智神社」という神社で、明治の廃仏毀釈の時代に愛宕権現から改名されたようです。

ついでに今回、関豊(豊岡)と書いているのは、千葉の他の愛宕山と区別するためで、ものにより関豊と書かれていたり豊岡と書かれていたりするので並記しました。山の正式名称は単なる愛宕山なのでどちらでも問題はありません。

この神社の裏手の公園みたいになっている場所が、林道入口に書いてあったパノラマ広場で、展望台からは鋸山や鹿野山が良く見えます。

展望を楽しんだら、ついでなんで少し先の地蔵峰の263.9mの三角点も確認しに行きます。

ここへは林道を5分ほど進むとT字路にぶつかるので、少し戻ってガードレールの脇から登ります。上に三角点と地蔵峰なのに何故か罵倒観音と大日如来があります。

地蔵峰からさっきの東屋まで戻って、脇のハイキングコースの階段を下ると、先ほどバスで来た県道のすこし先に出るので、戸面原湖を横目で眺めながらこの道を進んで県道の木之根峠まで上ります。

峠に着いたら、手前の細い林道のような道に入ります。この道はすぐに誰も住んでいない民家に突き当たるので、その前のカヤトの斜面の踏み跡を登ると、稜線上の古い道に出ます。

この後、木之根峠が鞍部なんだか山頂なんだか良くわかっていなかったもので、山頂に上ったり、あちこちウロウロしたりしたんですが、この道をただ真っ直ぐたどれば2つの小ピークの鞍部にある「木之根峠」に着きます。余計なことしたんで、予定よりかなり遅れて10時43分到着。

峠には、鴨川山の会の手書きの標識と六角形の六地蔵塔があります。

木之根峠から花立峠も道はあるのですが、途中にロープの張られたザレ場があるので注意!。そこをおっかなびっくり越えて行くと、道が上下に分かれるので上の道を行くと、「嶽神」の石碑がある場所に出ます。ここが「花立峠」です。昔は鴨川方面が一望出来る絶景ポイントだったらしく、「御所覧場」とも呼ばれていたらしいです。

花立峠から大山林道に降りて、下に下る分岐を無視して左上の道を進むと、再び下から上がってくる道が合流します。そこが「新花立峠」で郡界尾根の取り付き場所です。

ようやく後半戦なので、地図を差し替えるついでにここで大休憩。

郡界尾根の道は、多少やぶとかあるかなーと思っていたんですが、全然なく、それどころか風通しの良い稜線上のせいか、千葉特有の木の枝や落ち葉の堆積もほとんどなく、非常に歩きやすいです。

さらに最初に書いたように、要所要所には黄色と赤紫のテープがこれでもかというぐらいにあるので、これを見落とさなければ迷う心配もありません。

さらに取り付いてしばらくの間は、林の薄いやせた尾根が続くので、時折千葉県最高峰の愛宕山やその向こうに伊豆ヶ岳などの展望も広がり気分爽快です。

そして20分ほどで、壊れたテレビアンテナの先に真新しい石祠が出てきます。

でもこれはここいらで出てくるはずの浅間様ではありません。浅間様はこの後廃林道を経て、左側の急斜面を登り切ったところにあります。新しい石祠からさらに20分の距離。

自然石を削った石碑に「浅間大神」と書かれています。

そして浅間様の辺りから植林の杉林が多くなった中を約25分ほど進むと横尾林道に飛び出します。その飛び出したところの左手に「山ノ神→」と石に手書きで書かれた標識があるところが宇藤木山ノ神の登山口です。当然寄って行きます。

宇藤木山ノ神山頂347.9mは10分ほど急坂を登り切って、軽く下って登り返したところです。手書きのプレートと大山祗神の石碑と三角点があります。展望はないけれど12時過ぎたのでここで昼飯休憩!

休憩後、再び林道に戻って、ここから先はダラダラ歩いてもかったるいので、多少走って進みます。

まずは林道を5分ほどで左手に三郡山入口の標識を発見。そこからさらに植林の中の道を5分ほどで三郡山山頂337mに到着。植林で暗くて展望のない超地味な場所です。

三郡山から反対側に下り、再び林道に出て進むと、次の請雨山は、取り付きの標識を見落としてしまったか、標識がなくなっていたのかわからないけれど、とにかく通りすぎてしまい、鴨川に下る林道の分岐まで来てしまったので、その先の反対側の入口から戻るようにして登ります。

請雨山約320mは、山頂に愛宕神社のツインの石祠があって、前が林道工事で切り落とされているために展望台になっていて、長狭街道を隔てた千葉県最高峰の愛宕山や嶺岡浅間が良く見えます。

しばし展望を楽しんだ後、来た道を戻り、林道を先に進むと7分ほどで安房高山の登山口に着きます。

そこから、最初はコンクリートの良く踏まれた登山道を登っていくと、まず最初に3つの石祠があるピークに着き、軽く下って林道建設のために切り落とされたコンクリートの崖の上を行くと、13時30分、安房高山364.8mにようやく到着しました。

長かった~!朝、戸面原ダムのバス停を出発してから、約4時間半かかりました。

安房高山の山頂は、先ほどの請雨山と同じく、林道のため前が切り落とされて展望台のようになった場所で、三角点横に電波の中継施設があります。

眺めは請雨山と基本的に同じなんですが、少し東なので、鴨川の海が良く見えます。ここで最後の休憩!

休憩後、一気に林道まで駆け降りて、林道から先ほど標識を確認しておいた大作方面の下山道に入り、また一気に駆け降ります。

でもこの道、最初は良かったんだけれど、最後の方でまた千葉特有の落ち葉と荒れた竹藪の堆積物だらけの酷い道になり、一気に減速!

それでもなんとか「Cafe lamp」の脇からバス通りに出て、あとは交通量の多いゆるい下りのバス通りを一直線!

そして14時14分、長狭街道との交差点にある「長狭学園正門前(長狭中前)」バス停に到着。お疲れ様でした。

長狭学園正門前(長狭中前)バス停は、安房鴨川駅(終点:亀田病院)から保田駅前経由で東京湾フェリーに行くバスと安房鴨川駅(終点同)と木更津駅(終点:イオンモール木更津)を結ぶ急行バスの2系統のバスが通っており、しかも鴨川に行っても保田に行っても木更津に行っても東京に帰れる、地方ではたぐいまれな交通の便が良いバス停です。

今回は当初木更津に出る予定だったんですが、来る時の感じで内房線は早春の花の季節で混んでいそうだったので、鴨川に出て外房線で帰るルートに変更!

そして安房鴨川駅に着いて、特急わかしおの発車まで多少時間があったので、駅東口で唯一開いてた「ほほえみ」という大衆食堂兼呑み屋のような店で「もつ煮定食」を食べました。

館山だともう少し南国リゾートっぽい店がありそうな気がするんだけど、これが外房だからしょうがないのかな~?突如、奥武蔵の外れの八高線の駅にでも来た気分。

でもまあ美味しいもつ煮でした。

気持ちを取り直して、わかしおの車内で桜柄の軽井沢高原ビールで乾杯だぁ~♪だからなんで千葉なのに軽井沢のビールなの~!

ふうりん 花立峠・山ノ神
http://windbell94.blog.fc2.com/blog-category-49.html

房総丘陵ガイドマップ、第67、68、69図
http://bosohills.otodo.net/bousoumap.htm

戸面原ダム線 富津市(天羽日東バス)
http://www.city.futtsu.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1658/rosen-tozurahara.pdf

鴨川ー木更津線 鴨川日東バス
http://www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/2016/08/kisarazu-jikoku.png

長狭線・金谷線 鴨川日東バス
http://www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/nagasa-kanaya-jikoku.pdf

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証
ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ

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登った山

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