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鍋嵐から猿ヶ島 大崩落のハタチガ沢林道

辺室山、鍋嵐、ゴジラの背尾根、猿ヶ島( 関東)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

薄曇り たまに日差しあり

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 道の駅清川の無料駐車場

この登山記録の行程

道の駅清川0425……0505土山峠0510……0600辺室山0610……0630物見峠分岐0645……0735鍋嵐0735……0750_Jピーク0750……0825_677ピーク……0912村道土山高畑線0912……0918ハタチガ沢林道入口0918……0936大崩落箇所0936……1010猿ヶ島1020……1045_525ピーク1045……1145村道土山高畑線7号橋1145……1200土山峠1210……1245道の駅清川

コース

総距離
約17.3km
累積標高差
上り約1,729m
下り約1,730m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

辺室山から鍋嵐に登り、ゴジラの背尾根を歩いて一度林道に降り、再び林道経由で猿ヶ島に登り、湖畔の林道に降り……な山行をしてきました。
  
バリエーションとは何故バリエーションなのかよく理解できた山行でした。
特に迷ったり危険な目には合いませんでしたが、それもたまたまで、実は大馬鹿野郎なことをひとつしてきています。
真面目に反省です。
  
帰りは未成の「清川村道土山高畑線」を歩いてきましたが、土山峠でガッチリ閉じられていました。
何か裏から堂々と立ち入り禁止村道を歩いてきてしまいましたよ。
これも反省だなあ……。

今回のコースは辺室山以外全てバリエーションです。
一部それどころではない部分も含みますが、戒めとして記載しています。
  
何卒自己責任でお願いします。ご了承下さい。
 
(追記)
色々ネットで調べてみました。
・村道土山高畑線は未だ未成。西、中、東と三分割状態。
・車道未成のフォローか登山道とのダブルの観光地化を図ったのか、西線終点の清川トンネルと東線終点の7号橋を525ピーク経由で繋げる山道は作った。湖岸の道や525ピークの標識はその名残り。
・ただし双方の入口たる15号橋と土山峠はガッチリ閉門。いつしか山道は半ば廃道化。
・清川トンネルは1995年竣工なので、1992年の地図にはなくて当然(もっと調べよう……)。
・転じて例の標識は1995年以降に設置。
・ハタチガ沢林道も、多分周囲の山が「林業に向かない」「観光地化も遠い」「クマ多い」などの理由で半ば廃道状態。当面復旧はされないかも知れません。
  
世の中には、本当に詳しく調べている方が沢山いるものです。
自分ももっと勉強します。
  
あとこういうページの勉強もします……。
https://web.archive.org/web/20180325011953/https://dil.bosai.go.jp/workshop/01kouza_kiso/houkai/slide.htm

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フォトギャラリー:76枚

登場人物の紹介が必要な山行です。
丹沢でございます。

辺室山山頂での夜明けを目指すべく、4時半に道の駅清川を出ました。

黙々と県道64号を歩いて土山峠です。

この山域は丹沢の中でもかなり多いらしいです。
鍋嵐より先では目撃だけでなく、襲撃事件もおきています。
なんですが、子守唄歌う位しか対策用意していません。

それではお山に入りましょう。

こういう情報も掴んでいなかったなあ……。

辺室山は標識はかなり多いです。

祠も幾つかありました。
大山信仰でしょうか。

鹿柵+脚立はこの後も結構見ました。

山頂近くで大分明るくなりました。

辺室山は初めて登りました。
なかなか良いお山です。
ギリギリでしたが、街の灯りも見れました。

そのまま物見峠方面に抜けます。
結構痩せ尾根です。

辺室山を振り返ります。

物見峠分岐です。
第3の方向に向かいます。

自己責任なので、一応最低限の装備は持ってきました。
スリングはたすき掛け派なのでよじりません。

存じておる。
さあそこをどけい!

そして始まる痩せ尾根天国。

ただ、正直に言えば鍋嵐までは踏跡明瞭でした。

と言いつつも、お約束の様に途中宮ヶ瀬尾根に吸い込まれかけたのは内緒です。
この子を見たら左脇に降りて行く正しい道があります。

無事到着。来たかった鍋嵐です。
最後の急登は奥多摩のツネ泣きクラスでした。

それでは北尾根、通称ゴジラの背尾根に向かいます。

これまた痩せ尾根ラッシュでした。

Jピーク。
語源は分かりませんが、辿り着いた地に名前があると安心しますね。
(追記)ジャンクションピークだそうです。

急登ですが、ここはかなり歩きやすい部類です。

幾つも支尾根があるので、少しでも怪しかったら地図とコンパスです。

677ピークに着きました。

踏み固められていないので、かなりざらざら滑ります。

大木が犬神家状態。

ここも切れ落ちていて慎重に歩きました。

何があったの!?

焦げてます。
落雷みたいですね。

岩や石も、全て浮石と疑った方が賢明です。

鹿柵ゲート。くぐるかやめるか。

今回はくぐりませんでした。

正解だった様です。
くぐっていたら切れ落ちていました。

ここがゴジラの背尾根の終点でしょうね。
大変でしたが気持ち良く歩けました。

林業の方の階段を借りて降ります。

村道に出ました。
土山高畑線の西線です。

巨大な切通しに見えます。
尾根はずっとこの角度だったかも知れません。

よじ登りたい衝動に駆られましたが、今日は我慢しました。

ハタチガ沢林道に入ります。
予定ではこの林道の終点まで行って、そこから宮ヶ瀬尾根によじ登るつもりでした。

え?
クレーター付き?

うわあああ!

どひゃあああ!

どうなっちゃってるのこの道!?

どっひゃあああああ!!

仕方ないので、数メートル戻ってそのまま尾根に取り付きました。
このまま直登すると丁度猿ヶ島だったからなんですが、今から思うと何考えていたんだろう……。

土柔らかい……。
妙に倒木が少ない……。

安息角かは分かりませんが、崩れてもおかしくなさそう……。
崩れたらロープもへったくりもありません。

でも何とか尾根に登り切りました。
アイゼンなどはしていませんでしたが、柔らかい土に蹴りこみながら、必死に登りました。
恐怖の30分でした。

猿ヶ島の三角点「猿島」です。

大きく深呼吸!
それじゃ525ピーク経由で帰りましょう。

砂と落ち葉で滑るのなんの……。

525ピークが見えました。

ただでさえ痩せ尾根なのに崩落してるー!

で、525ピークに着いたのですが、なぜか標識がありました。
宮ヶ瀬湖が出来る前の92年の地図まで遡ってみましたが、ここに登山道は見つけられませんでした。
出自不明です……。

×のマークから来たんです。

また鹿柵と脚立のコンビが。

ここも強烈でした。
ほとんどクライムダウンでした。

ほどなくして、何やら登山道の名残が。
先程の標識に繋がるものでしょうか。

降りていくと、かなり真面目な橋がありました。

因みに滑落すると湖までまっしぐらです。

村道未成部分ですが、山道はあったのでしょうか。

でも廃道の香りも少しします。

秘密の入り江と呼ばれる場所かな?

県道70号線って、中津川の向こうですよね。
ここから525ピーク越えて……?

村道土山高畑線7号橋です。
ここからはガッチリした村道を歩けます。

でもお山の中より滑ります。

すぐ下に湖に落ち込んでいる旧道?がありました。

やっとこさ土山峠に帰るも、出して貰えませんでした。

と言うか入っちゃいけなかったんですね。
ハタチガ沢林道か鍋嵐に書いといてくれないと……。
ごめんなさい。

柵はよじ登って越えました。
きっと誰かのドラレコに録られているでしょう。

道の駅まで戻りました。
無事山行終了です。
お山の中では流石に誰にも会いませんでした。

帰り道、イソヒヨドリに会いました。

お魚が欲しかったみたいです。

「おみやげはサイダーとぼたもちだよ」
『田舎のおばあちゃんみたいだね』

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン ライター カップ
【その他】 8mm×30mロープ、ヘルメット、ピッケル、シットハーネス、カラビナ、ATC、スリング、ショートパーセル、ウェビング、タイブロック

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登った山

辺室山

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