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生駒山縦走

生駒山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (うめぞー さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 近鉄枚岡駅で下車、枚岡神社境内を左に抜けると直ぐに姥ヶ池があるのでそのまま道なりに進むと豊浦橋まで行ける、豊浦橋を渡った先から道標に従う、枝道がかなりあるため明確にここが登山口と言えるものはないが額田山展望台がひとつの目安と言える。

この登山記録の行程

近鉄枚岡駅(8:43)・・・枚岡神社(9:15)・・・額田山展望台(9:45)・・・生駒山山頂(10:30)・・・暗峠(11:30)・・・なるかわ園地(ぼくらの広場)(11:50)・・・千光寺(13:30)・・・近鉄元山上口駅(14:45)

コース

総距離
約14.5km
累積標高差
上り約1,185m
下り約1,151m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はいいお天気だったのでかねてから考えていた生駒山系を縦走してきました。
今まで少し躊躇していたのは生駒山山頂は遊園地になっており観光客や家族連れで賑わっている場所なので場違いな感じがしていたからなのですが行ってよかったです。
ただ、残念なことにカメラのバッテリーが切れかかってしまいだましだまし写真を撮ったので撮りたいところしか撮れなかったのと肝心の清滝磨崖仏群が道を間違えたせいで見ることができなかったことです。
まあ、幸いなことに近隣なので次は逆走してついでに千光寺の行場を巡りたいと思います。
それではコース案内です。
近鉄枚岡駅までは各自で調べてお越し下さい。
枚岡駅を下車すると目の前に立派な枚岡神社があります。
ここも梅林が有名で登山口をここに設定したのは梅林が見たかったこともありますが車道歩きがほぼないことも一番の理由となります。
枚岡神社に参拝し御朱印をいただいたら納経所の左側から駐車場を抜けて公園の方へ上がって行きます。
すぐ右側に姥ヶ池があるので見学したら道標に従いまずは椋ヶ根橋に向かいます。
椋ヶ根橋の手前を右へ曲がりそのまま沢沿いを上がって行きます。
赤い豊浦橋を渡ったら九十九折の坂道を上がって行きます。
急坂を上がっていくと額田山展望台がありますので立ち寄りましょう。
ここからは大阪平野、遠くには六甲山系を遠望できるので休憩にも適しています。
(六角屋根の東屋とその下に数脚のベンチが設けられています。)
本線に戻ったら清々しい道を抜けていきます。
別ルートと合流する場所は左へと進みますがこのあたりから急坂がしばらく続きます。
暗峠への分岐を左側に進み、車止め(自転車・バイクの通行禁止の看板があります。)を越えたあたりから階段があったりほかのルートと合流したりとルートがごちゃごちゃしますが道標通り進めば問題はありません。
山頂への最後の急坂を上がっていくと信貴生駒スカイラインのガードをくぐった先に石段があります。
ここまでで疲れた方には結構堪える階段ですがここを上がりきって竹やぶを抜ければ電波塔の道に出ます。
山頂へはさらに直進して遊園地の敷地に入っていきます。
遊園地は入園無料なのでそのまま真っ直ぐに進みアトラクションの看板がある場所を左へ進みます。
すぐに子供用のSL広場があるので左側に回り込めば一等三角点があります。
写真に収めたら一通り見て回るのもいいでしょう。
私は何十年か前に来たことがあるのですが設備こそ新しくなっているとは言え、雰囲気は当時のままだったのでたいへん懐かしかったです。
遊園地にはたくさんトイレがありますし無料で休憩できる箇所もたくさんあります。
また、荷物を軽くしたいのならお昼ご飯は遊園地の施設を利用してもいいでしょう。
遊園地をあとにして次は暗峠を目指します。
来た道を引き返していくと道標がありますので従い、暗峠方面へ下って行きます。
しばらく進むと信貴生駒スカイラインを横断することになりますが特に横断歩道や信号があるわけではありませんので注意してわたってください。(交通量はほぼありません。)
渡った先は展望台になっていますがここが一番素晴らしいです。
奈良県側も大阪平野も見渡せるビューポイントなのでここでお昼を食べるのもいいでしょう。
ただし、この先下山だけならいいのですがぼくらの広場などへの寄り道を考えておられるなら暗峠から結構な上りが待っているのでお昼は十分に時間を取る方がいいでしょう。
食べてからすぐは消化に血流が集まるので急な登りは体に負担がかかります。
特に高齢者は気をつけたほうがいいでしょう。
写真を撮ったら暗峠へ向けて下って行きます。
しばらく進むと一旦スカイラインの横を通るような道になりますがすぐに山道に入ります。
気持ちのいい道を進んでいくと左側に立派なお地蔵さまが祀られています。
ここからすぐに暗峠の石碑があり、石畳が見えます。
ここが暗峠で峠の茶屋「すえひろ」さんがあります。
ここでも食事を取ることができるので荷物を持つのが嫌な方はここで食事を取るといいでしょう。
ただし、「すえひろ」さんは雨の日はお休みなので気をつけてください。(定休日は水曜日、冬期は休み基準は遊園地と同じ)
すえひろさんの右側、民家との隙間みたいな道からぼくらの広場へ向かいます。
ここからしばらくこのルート唯一と言えるコンクリートの道が続きます。
また、結構急坂なので足の弱い方はゆっくり取り組みましょう。
約10分ほど歩き続けると分岐に出ます。
ぼくらの広場は右へ、鳴川峠へは左なのでまずは右へ進みます。
分岐から100mほど進むと展望の良い広場に出ます。
ここはなるかわ園地と呼ばれる場所でその中でも特に展望の素晴らしいところがぼくらの広場と呼ばれています。
ここはいたるところにベンチが設けられていますしレジャーシートを広げればゆっくり寝そべることもできます。(下は基本芝生です。)
私もここでお昼をいただきましたが大休憩にもってこいのいい場所です。
また、ここから下山されるのであれば基本ほぼ上り返しは無いと言えるので体への負担も少ないと思います。
景色も大阪平野が一望できるので景色を楽しみながら食事ができます。
トイレもありますのでのんびり休憩するといいでしょう。
休憩を終えたら先ほどの分岐まで戻り鳴川峠を目指します。
ここからは若干のアップダウンはありますがそれほどでもないのでゆっくり進みましょう。
右に神感寺への分岐を見送りしばらく進むと左側にお地蔵さまがあります。
ここが鳴川峠で、お地蔵さまからすぐにターミナルがあり、千光寺方面はスカイラインのガード下をくぐっていきます。
さて、ここで地図やガイドブックを一切持たない方がいらっしゃいますが全ての道に必ず道標があるわけではありませんのでここから先は案内通りに進んでください。
しばらく進むと最初の分岐があります。
ここは三叉路になっていますが昔の石碑があるくらいでどの道に進めば良いか?地図などが無ければ初めて訪れると迷うところですが正解は真ん中の道です。
本当に赤テープもなければ道標もないので必ず真ん中の道を進んでください。
ここからは下りとなりますが結構な斜度ですので足を滑らさないように気をつけてゆっくり下りてください。
ここからしばらく進むと今度は右へ上がる道と左へ下る道があります。
ここも道標などが無いので必ず左へ進んでください。
そこからしばらく進むと今度は左へ上がる道と右へ下る道があります。
ここはよく見ると千光寺への小さな看板があるので千光寺へ行かれる方は左へ進んでください。
ここからは結構アップダウンがありますが小さいのでそれほどでもありません。
途中に行場へ行ける道もありますし分岐として看板もありますが千光寺を目指します。
しばらく進むとやがて集落が見えてきます。
立派な水車があるところに休憩所とトイレがあります。
千光寺は左側の石段を上がって行きます。
役行者が一番最初に修行をされた地であることから元山上と呼ばれるこのお寺は立派で石段の左右にはびっしりと役行者様のお像が並べられています。
一通り参拝させていただき御朱印をいただきます。
ここはユースホテルもされていて修行体験もできるそうなので興味のある方は問合わせて宿泊してみるのもいいでしょう。
私はここでも遠回りですが来た道を戻り、本線へ戻ります。
本当はそのまま千光寺の山門(寺院とは少し離れた場所にあります、休憩所のあたりです。)から下れば直ぐなのですが一応山道を全て見ておきたかったからですが時間や距離を短縮するのなら山門から下りればすぐにルートに出ることができます。
ここからは道なりに進んでいきます。
しばらく進むと右側に鳴滝石仏と書かれた看板があります。
従い谷側に下りていかなければいけないのですが看板が・・・アスファルトの道を示唆しています。(向きが微妙に悪いんです。)
前回の国見山での磨崖仏もアスファルトの道沿いにあったことから何も疑わずに進みました。
ところが行けども行けどもそれらしいものが無く、ガイドブックを開いてみると先ほどの分岐がそうでした。
もう、かなり進んでしまったのでどうしようか?と迷っていたら地元の奥様が通りかかられたので元山上口駅の情報を集めると親切に教えてくださいました。
なので今回は磨崖仏は諦めて駅へ向かいます。
本当のルートなら結構山道を進めるのでアスファルト歩きはせいぜい1kmくらいなのですが道を間違えたせいで駅まで全てアスファルト歩きとなってしまいました。
オマケに団地が迷路のようでわかりにくく団地内にある案内図のおかげでなんとか駅まで戻れた次第です。
ただ、不思議なのは時刻を調べていたわけではないのに駅で5分と経たないうちに電車が来てトントン拍子に京都まで戻れました。
京都に戻った私はいつもの温泉で疲れを癒して帰路につきました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
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