行程・コース
天候
晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
電車
その他:
行き:韮崎駅(電車)→深田記念公園(バス)
帰り:茅ヶ岳(金ヶ岳)登山道入り口(バス)→韮崎駅(電車)
※茅ヶ岳みずがき田園バス
この登山記録の行程
深田記念公園駐車場(09:08)・・・分岐(09:25)・・・女岩(09:50)・・・女岩のコル(10:13)[休憩 2分]・・・茅ヶ岳(10:26)[休憩 18分]・・・南峰(11:06)・・・金ヶ岳(11:15)[休憩 20分]・・・林道三叉路(12:29)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今週は茅ヶ岳、金ヶ岳に登山してきました!
茅ヶ岳は、日本百名山の深田久弥の終焉の地でもあります。
金ヶ岳は茅ヶ岳のすぐ隣にあり、南峰・北峰とあり、茅ヶ岳から縦走できます。
標高1700以上ありますがこの時期でも残雪がなく、奥秩父の主脈、富士山、南アルプス、八ヶ岳を見渡すことができ、周りの山の雪景色が残る時期で空気も澄んでいるので、この時期はオススメの山です。※ちなみに、瑞牆山や金峰山はまだ雪または凍結箇所があるので難易度高めです。
富士山や南アルプス側、八ヶ岳側に目が行きがちですが、奥秩父側もよく見えます。
茅ヶ岳は瑞牆山や金峰山からとても近い場所にあり、山頂から金峰山の五丈岩が見えるほどです。
金ヶ岳側は茅ヶ岳より展望少な目ですが、途中に富士山、南アルプス、八ヶ岳を見ながら登山できます。茅ヶ岳(金ヶ岳)登山道入口のバス停から登山道まで、一面畑の車道を歩きますが、南アルプスと八ヶ岳の景色がとても素晴らしいです! ただ、登山道が急登で道の細いヤセ尾根や、ロープを使うような箇所もあり、ちょっと注意が必要です。
▼登山口
今回は電車・バス利用しました。
バスは韮崎駅から茅ヶ岳みずがき田園バスが出ています。みずがき山荘方面と深田記念公園方面があるので乗る際は注意してください。
交通系ICカードは使えず、高額札だと両替できない可能性あるので気を付けてください。
深田記念公園の駐車場に停まります。駐車場にトイレあるので済ませておきましょう。この先下山までトイレはないです。
駐車場からすぐのところに分岐があります。向かって左側の整備されてる道が深田記念公園です。向かって右側が茅ヶ岳の登山道です。深田記念公園は登山道の反対側なので時間があったら寄っていきましょう。
▼女岩/女岩のコル
深田記念公園の登山道からしばらく緩やかな坂を登っていきます。しばらく歩くと車道とぶつかりますので車道を渡って再び登山道に入ります。進むにつれ、徐々に道が荒れてきます。
女岩の手前に水場があるようですが、現在崩落の危険性があるとのことで立ち入り禁止になっています。女岩は道標ないのでどれか解りませんでしたが、ひと際大きな岩があったので多分それだと思います。
女岩を抜けると岩場の急登地帯に入るので、休めるところで足休めしておくと良いと思います。
岩場の急登地帯は鎖場はありませんが、ストックが邪魔になるほど登りにくいところがあります。岩を掴んで登るようなところがあるのでグローブ着けておくと良いと思います。
岩地帯を抜けると今度はジグザグな急登地帯に入ります。女岩のコルくらいまでジグザグ道でした。道が狭く小石を落としやすいので足場に気を付けましょう。
この辺りで振り返ると木の間から南アルプスの甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山が見えます。
女岩のコルも道標ぽいのはなかった気がします。というかどこがコルなのか解らなかったですw すぐ近くに深田久弥のお墓があるのでそこで気が付きました。
▼茅ヶ岳頂上
女岩のコルここからかすぐ上に深田久弥のお墓があります。登山の無事を祈り手を合わせます。お墓の後ろの山の尖がった山が金峰山です。※後で解りましたが実際はお墓ではないようです。
ここからは尾根道でさらに急登が続きます。坂というより岩をよじ登るようなところもあり、狭い道もあるので、すれ違いに気を付けて進みましょう。途中、天気が良ければ富士山がくっきり見えます。
視界が開けたところまで来ると頂上は目前です!
茅ヶ岳の山頂に到着すると絶景が広がっています!
正面に南アルプスの山々、その奥に中央アルプス、右側に八ヶ岳、さらに奥に北アルプス、左手側は富士山、後方に金峰山・瑞牆山、甲武信ヶ岳等の奥秩父の主峰が連なっています。
標高2,000m弱の山で残雪もなく、これだけの名だたる名峰を見渡せるなんて何とも贅沢です!
この日は最高気温が30℃近い真夏日で、直射日光が強烈でした。また山頂は小さい虫がたくさん飛んでました。
いつまでも居たいくらい名残惜しい絶景ですが、金ヶ岳に向かいます。
▼金ヶ岳
茅ヶ岳の山頂から金ヶ岳までは急坂を下り登ったりします。道は狭く岩場ぽいところもありますが鎖場はなかったです。
尾根沿いを歩くので風があるととても気持ち良く、また各所にちょっとした展望があり、富士山や南アルプスが見えるところがありました。
金ヶ岳は南峰と北峰に分かれていて、南峰は三角点しかありません。南峰から10~15分程度で北峰に着きます。
北峰の山頂は茅ヶ岳程ではないですが展望があります。こちらからは富士山と茅ヶ岳、目の前に南アルプスが見えます。八ヶ岳は木が邪魔で山頂からは見えませんでした。
▼下山
下山は金ヶ岳から明野ふれあいの里側に下山します。茅ヶ岳(金ヶ岳)登山道入口のバス停に向かいます。
このコースの下山中、一人もハイカーさんに会いませんでした。マイナーなコースなのか殆どのハイカーさんは茅ヶ岳側から下山されるようです。
こちらも尾根沿いを歩きますが、道がとても細くヤセ尾根を下ります。かなり急な坂でロープ使って下りるようなところもありました。
人が居ないのも理解できます。確かにこの道から登るのはツラそうですw
特に悪天候の後は滑りやすいので気を付けた方が良いと思います。
ヤセ尾根歩いている最中は展望が良く、富士山や南アルプス、八ヶ岳が見えるところがあります。
真ん中くらいまで下ると森林地帯に入り、比較的歩きやすい道になります。
林道まで下ると舗装道路にぶつかります。この道路をそのまま下ると千本桜側に行けるようです。
明野ふれあいの里は、道路の途中から林道に入ります。すぐ隣にキャンプ場があります。
林道抜けるとまた道路とぶつかり、そのまま坂を下っていけばバス停に着きます。
この道路は一面畑で視界が開けていてとても景色が良い道です!
目の前に南アルプスが一面に広がり、右手側に八ヶ岳、しばらく歩く左手側に富士山の山頂付近が見えます。下山の疲れが癒されました^^
▼茅ヶ岳(金ヶ岳)登山道入口のバス停
茅ヶ岳(金ヶ岳)登山道入口のバス停ですが、車道にチョコンとあり周りに何もありません。この日のように真夏日のような快晴日は、日陰で休むようなところもないので、直射日光全開に浴びてしまいます。
少し歩いた先にハイジの村があるので、そこまで歩いたほうが良いです。ハイジの村の道路手前にクララ館があり、入浴施設もあります。
バス停はハイジの村の中にある駐車場と、クララ館の施設手前にあります。
茅ヶ岳みずがき田園バスは、交通系ICカードは一切使えません。
現金かバス券のみのため、気を付けてください。五千円札、一万円札だと両替できない可能性あります。
▽参考
韮崎駅→深田記念公園 510円
茅ヶ岳(金ヶ岳)登山道入口→韮崎駅 720円
(韮崎瑞牆線)
http://kyohoku.jp/路線バス/茅ヶ岳みずがき田園バス/運賃表(韮崎瑞牆線)/
▼注意事項
・女岩で「水場」があると地図に書いてありますが、現在崩落の危険性があるため通行止めになっています。途中、水を汲めるところは全くないので、持っている水の量に気を付けてください。
・虫がだいぶ飛んでました。蚊は居ませんでしたが、虫除けは持って行った方が良いです。特に山頂はハエ等大量に飛んでました。
・山頂は開けていて日差しが強烈です。日焼け止め等の対策しておきましょう。
フォトギャラリー:61枚
今回はバス利用のため韮崎駅からスタートします。
バス停は韮崎駅のロータリーを左に。みずがき山荘行きと深田記念公園行きがあります。茅ヶ岳は深田記念公園行きに乗ります。料金は510円。ICカードは利用できず現金のみです。あまり大きなバスではないので混雑時は乗れないかもしれません。
深田記念公園の駐車場に到着。駐車場内にトイレがあるので済ませておきましょう。
駐車場の横の道から進むと深田記念公園と茅が岳の登山口に出ます。深田記念公園は左側で、登山道とは逆なので注意してください。
しばらく平坦な道を歩きます。
舗装道路にぶつかります。この道路を跨ぎます。
道標があります。ここから登山道に入ります。
登につれ徐々に道が荒れてきます。
徐々に急坂になってきます。
女岩の水場は崩落の危険があるため立ち入り禁止となっています。
このでっかい岩が女岩かなーと思ったけど、違うようです。
女岩は通行止めのようです。ここから岩場が続きます。岩を掴みながら進みます。岩肌が鋭いのでグローブ着けましょう。
岩場を抜けるとジグザグの急登が続きます。道が狭く小石を蹴りやすいので足元に注意します。
木の間から富士山や南アルプスが見え隠れします。見晴らしはもうちょっと我慢です。
女岩のコルからすぐのところに深田久弥の終焉の地があります。お墓ぽいですが墓ではないです。無事を祈り手を合わせます。
富士山がよくみえます!深田久弥の終焉の地からは金峰山側の奥秩父もよくみえます。
さらに急坂を登ると茅ヶ岳の山頂に到着!
南アルプスを一望できます!写真だと遠近感が違いますが、素晴らしい景色です!
南アルプスの左側奥に中央アルプスの空木岳が見えます。写真だと解りずらいですね…
左側に我らが富士山!
山頂はハイカーと虫だらけでした。日陰が全くないので休むところに困ります。
奥の雪景色は八ヶ岳。手前は金ヶ岳です。
八ヶ岳のさらに奥に北アルプスが見えます。形からして常念岳だと思います。かすかに槍ヶ岳?らしき山が見えました。
後方は奥秩父の金峰山と瑞牆山。写真には写ってませんが甲武信ヶ岳や雲取山・大岳山も見えます。
北八ヶ岳の蓼科山・北横岳から南八ヶ岳の権現岳。
昼休みにはまだ早いので金ヶ岳目指します。
この岩の下を潜ります。地震が起きたら崩れて落ちてきそうです…
金ヶ岳向かう途中に振り返って金ヶ岳と富士山。
南峰に到着。三角点以外特に何もないです。
金ヶ岳側は大岩が多く急坂です。ストックが邪魔になるほど。グローブ着けた方が良いです。
ところどころ見晴らしが良いポイントがあります。
金ヶ岳山頂(北峰)に到着!
茅ヶ岳山頂ほどではないですが、見晴らしが良いです。
山頂からも登山道からも下山後も南アルプスがよく見えるコースです。
金ヶ岳側から下山します。ヤセ尾根が多く急坂です。
ロープ使わないと下りれないようなところもあります。雨後とか危なそうなところです。
手前が金ヶ岳、右奥が茅ヶ岳です。
茅ヶ岳と富士山。この辺りで富士山とはお別れ。
八ヶ岳で一望! 奥の尖がっている△の山が八ヶ岳最高峰の赤岳です。何度見ても素晴らしい山ですね。今年も登ろうと思います!
ヤセ尾根、急坂地帯を抜けると緩やかなで歩きやすい道になります。この辺りからもう展望はありません。
林道の終点(登山口)まで下山。
この道標から明野ふれあいの里に向います。舗装道路側は千本桜、深田記念公園側なので注意してください。
この林道に入ります。車は入れないですが立ち入り禁止ではないです。紛らわしい。
明野ふれあいの里まで下山!ここはキャンプ場になっています。
この道路を30分ほど下ったところにバス停があります。目の前は南アルプス!
向かって右側に八ヶ岳が見えます。
手前に南アルプス、右側に八ヶ岳を見ながら歩きます。素晴らしい景色です。
振り返って金ヶ岳と茅ヶ岳。
南アルプスどあっぷ。奥は北岳だと思います。
こちらは甲斐駒ヶ岳と鋸岳。真ん中は鳳凰三山だと思います。
背中に茅ヶ岳と金ヶ岳。また来いよ!と言われている感じがします。
畑の奥から富士山がひょっこり!
畑とイチゴ狩り以外なーんにもないですが、景色は素晴らしいです。
茅ヶ岳(金ヶ岳)登山道入口のバス停に到着。解りずらいですが十字路にバス停があります。ここでバス待つよりすぐ近くのハイジの村まで行った方が良いです。
装備・携行品
| アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ | バックパック |
| ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
| コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
| 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| GPS機器 | |||||
| 【その他】
水 1.5ℓ ウィダーインゼリーx1、プロテインゼリーx1 昼食 ※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ ※トレッキングポールは折り畳み式非常用(未使用) |
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