前日光高原からわたらせ渓谷へ
古峯神社、三枚石、方塞山、前日光ハイランドロッジ、横根山、古峰ヶ原湿原、わらたせ渓谷鐵道、水沼温泉センター( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
古峯神社、三枚石、方塞山、前日光ハイランドロッジ、横根山、古峰ヶ原湿原、わらたせ渓谷鐵道、水沼温泉センター( 関東)
パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )
晴れ時々曇り
電車
その他:
往路:大崎4:30→山手線→上野4:53~5:10→宇都宮線→宇都宮6:51~59→日光線→鹿沼7:12~25→鹿沼市営リーバス→古峯神社8:25
復路:通洞13:33→わたらせ鐵道→水沼14:20~水沼温泉センター~水沼15:57→〃→桐生16:36~40→両毛線→小山17:38~43→上野東京ライン→赤羽18:48~52→埼京線→新宿19:06~11→目黒19:23
古峯神社バス停8:27→古峯神社8:33→三枚石登山口8:40→沢8:46→三枚石1380m9:50~55→方塞山1388m10:04~06→前日光ハイランドロッジ1198m10:24→横根山1372.9m10:38~50→県道11:14→古峰ヶ原湿原(巴の宿)入口11:35→巴の宿11:37~40→古峰ヶ原湿原(古峰ヶ原ヒュッテ)1140m11:47~12:00→通洞方面分岐12:06→県道12:47→渡良瀬川の橋13:01→通洞駅13:10
合計4時間43分
5月4日(祝)は、栃木県の関東ふれあいの道「2 修験行者のみち」と「3 高原と牧場のみち」を適当にアレンジして、古峰神社から前日光高原に登り、最後はわたらせ渓谷鐵道の通洞駅まで縦走して来ました!
前日光高原は、日光まで行かなくてもその手前に素敵な高原や湿原と東照宮より由緒ある修験道の神社あります的な場所なんですが、遠い日光よりはるかに行きにくいことが欠点!
そのため栃木県民限定の秘密の観光地みたいになってしまっているんですが、結構いいところなんで一度行ってみて下さい。裏のわたらせ渓谷鐵道と結ぶと連休にうるさい子供も納得!
まず上野5時10分発の宇都宮線始発で終点宇都宮まで行って、JR日光線に乗り換え鹿沼まで行きます。そして鹿沼市営のリーバスで古峯神社まで行きます。8時半着。
東武の新鹿沼でも同じバスに乗れるんですが、浅草始発の日光行だと7時25分のバスに間に合わないので次の9時のバスになり、現地着が10時頃になります。
古峯神社バス停に着いたら、登り始める前に古峯神社に参拝していきます。徳川家康が日光東照宮をつくる前は、日光の修験道の中心だったという由緒ある神社!今日は行きませんが、神社の裏手から中禅寺湖まで尾根づたいに修験道の古道続いています。
神社に参拝したら参道を戻り、古峰ヶ原湿原方面へ行く車道を5分ほど進むとヘアピンカーブのところに「三枚石新道入口」の標識があるので、そこから登山道に入ります。
この道は少し行ったところで沢を渡り、あとは急な尾根を一直線に三枚石を目指すので、バス停から周回する場合でも上りに使った方が良いです。
尾根の中腹ではシロヤシオが満開でした!
さらに進むと、急な尾根は進入禁止の黄色テープに突き当たり、左に山腹を巻くように進み出したら三枚石は近いです。
この辺の高さになると、ツツジの花がまだたくさん残っていました!
そして9時50分、登山道入口から1時間10分で三枚石到着!三段腹になったような巨石の前に神社があります。
神社のまわりをウロウロしながら写真を撮っていたら、トレイルランナーの団体が登って来ました!荷物少ないから、下か古峰ヶ原湿原に車停めて周回かな?
写真撮るついでに三枚石の上に登ったら、次は方塞山を目指します。
三枚石から方塞山への道は、これぞハイキングコースといった感じの広くてガンガン走れる道で、登山者向けではないけれど、トレイルランナーにはお勧めできる道です。
そして軽く下って、軽く登り返すと、あっけなく10分ほどで方塞山山頂に到着。電波塔と目の前にすぐ牧場があるピークで南西側の展望が良いです。でも知らない山域なのでわかる山は1山も無し。
とりあえず景色の写真を撮ったら、次は前日光ハイランドロッジを目指します。
登山道は相変わらず快適なハイキングコースで、途中から牧場の柵に沿ったら高原気分120%の道になります。
そのままずっと進んでも横根山へは行けるのですが、前日光ハイランドロッジは迂回してしまうので、下りきったところで、車道に出て、しばらくアスファルトの道を進みます。
振り返ると、方塞山の肩に日光の男体山が顔を覗かせていました!
そして20分ほどで前日光ハイランドロッジに到着。事前に調べた情報によると、ソフトクリームとか軽食とかが食べられるようだったんですが、牧場に牛が上がってくる季節にはまだ早すぎるせいか、営業してはおらず。残念!
でもここまで車で上って来られるため、ゴールデンウィークということもあり、高原散策のハイカーで駐車場は満車に近い状態でした。
店開ければ儲かるのにな~。商売っ気が無いな~。
地元限定の観光地だから、そんなには儲からないのか?
ハイランドロッジから牧場の中の車は通行止めの井戸湿原へ通じる散策路を進みます。この道を7~8分ほど進むと左から降りてきた先程の柵沿いのハイキングコースと接するので、そこから再びハイキングコースに入り、横根山の登りに入ります。
すると距離にして300m、時間にすると5分ほどで東屋のある横根山山頂に到着。時間は11時38分、古峯神社を出発してから約2時間かかりました。
横根山山頂はかつては眺めが良かったんでしょうが、今は周りのツツジなどの灌木が伸びて展望はイマイチの場所です。井戸湿原へは行かずにここで休憩して、古峰ヶ原湿原を経由で通洞駅を目指します。
井戸湿原は行けばすぐなんだけど、わたらせ渓谷鐵道の通洞駅発13時33分の列車を逃すと、連休でたぶん満席のトロッコ列車を挟み、15時17分まで次の列車は無くて、水沼駅で温泉入る余裕が無くなるから。
横根山から古峰ヶ原湿原への道は、来た道を戻っても良いのですが、同じ道を通るのもなんなので、車道を大回りして行きます。車道とはいえ、マイナーな観光地なのでたいして交通量もなく、眺めも良くてこれも快適な道です。
途中で散りかけですが、まだ桜が咲いていました。
車道ルートは、半分ぐらいまで牧場の中の林道みたいな道を行き、途中で県道に合流してひたすら下ります。そして下りきって再び上りに転じたところが、通洞駅方面の分岐で、その50mぐらい先が古峰ヶ原湿原の分岐です。
ただ標識には古峰ヶ原湿原とは書かれておらず。「巴の宿入口」と書かれているので注意!
「巴の宿」とは、旅館や食堂があるわけではなく、奥武蔵の巾着田をずっと小さくしたような感じの沢が蛇行して巴のように円くなっている場所のことで、かつては修験道の修行の場になっていたそうです。今は石祠の神社がひっそりと建てられているだけですが。
巴の宿を見学したら、湿原が見渡せる古峰ヶ原ヒュッテまで行きます。
途中に小田代ヶ原の貴婦人みたいな白樺の木がありました!
ちょっと無惨な感じの湿原を眺めながら進むと、前にベンチのある古峰ヶ原ヒュッテに11時47分、横根山から約1時間で到着。きりがいいので12時まで休憩して行きます。
古峰ヶ原湿原は、日光の戦場ヶ原あたりと比べると、かなりこじんまりとした湿原で、でもツツジの木が多いので、半月ぐらい早く来るとあたり一面満開できれいそうです。
ただ問題点として、イノシシのほじっくり返した跡がいたるところにあり、あまりに酷いこと。ニッコウキスゲやら水芭蕉やらアヤメやらが根こそぎ食われちゃってる感じで、柵で囲うなり何なりの対策を早急に講じないといけないんじゃないかと思うんだけど、マイナーな観光地にそんなにかけられる予算は無いのかな~?
そんなことを考えながら休憩した後、先程の分岐まで戻り、通洞駅へ続く荒れた林道に入ります。
林道入口から通洞駅まで7.8km!歩くと休憩入れて2時間コースになるので、足を傷めない程度のスロージョギングで行きます。
古峰ヶ原湿原から通洞駅までのこの林道は、途中に未舗装の区間があるため、車は滅多に入って来ません。この手の道に多いオフロードのバイクにも自転車にも一台も会いませんでした。なので、見所はたいしてありませんが、安心して道の真ん中をダラダラ進めます。
この道をひたすら下って、いい加減ウンザリしてきた頃に、道は県道にぶつかり、ボツりポツリと民家もあらわれて来るようになったら、通洞駅まではあと少しです。でもその先で再び近道の細い林道に入るので、入口の見落としに注意!
この近道の林道は、最後渡良瀬川の橋を渡って足尾のメインストリートに合流します。ここまで来れば残り1キロないし、13時33分のわたらせ渓谷鐵道の時間にまだ30分あるので、スロージョギングをやめてダラダラ歩きに切り替えます。
そして、観光客がいっぱいの観光案内所の交差点を曲がると、13時10分、通洞駅に到着しました!朝、古峯神社バス停を出発してから4時間43分かかりました。お疲れ様でした!
通洞駅はわたらせ渓谷鐵道の中心駅の1つなので、有人駅で切符が買えます。でも当然ながらSuicaやPASMOは使えません。
今日はここから水沼駅まで行って、途中下車して温泉に入って帰るのですが、わたらせ渓谷鐵道の切符は途中下車できるので、終点のJRの乗換駅である桐生までの切符を買います。
相老で東武に乗り換えた方が安くて早そうに思えるんですが、東武のこの時間は乗り継ぎが悪く、中途半端に特急を使わなくてはならないため、JRの方がスムーズ。
そんな感じで切符を買って、しばらく駅前でボーっ休憩した後、乗ったわたらせ渓谷鐵道の渋すぎるディーゼル機関車は予想通り、連休なんで家族連れとテツ非常に混んでいた!それども降りた人がいたんで辛うじて座れて、わたらせ渓谷を眺めながら水沼駅へ。
水沼駅は、駅舎が温泉になっている温泉駅で、厳密に言うと駅から出ないと温泉には入れないんですが、わたらせ渓谷鐵道はさっき言ったように途中下車可能なので、切符を持ったまま温泉に入れます。もちろん車で来た人は駐車場に車を置いて切符無しで入れます。
温泉の正式名称は「水沼温泉センター」で、料金は600円、泉質は炭酸水素塩冷鉱泉、要するに多少炭酸の入った塩泉です。それより、駅に併設されているせいか、塩素臭が強いのが少々気になりました。ゴールデンウィークこの時期、しょうがないっていえばしょうがないのかも知れませんが。
でも、温泉の混み具合は、列車の混み具合と比較して、普通に混んでる程度で芋を洗うほどではありませんでした。
上がった後の食堂も座席の空き待ちということもなく、すんなり座れて、ビールとあまり時間のかかりそうになくて写真写りの良さそうなものということで「すいとん」を注文しました。 でも量が少なすぎて帰りの電車の中で死にそうに腹が減ったので、もう少し量の多そうな物を注文すべきだったかな~。
追記:帰りの両毛線が、新駅の足利フラワーパーク駅が出来たせいもあって、足利駅から先が非常に混んでいました。当分の間、土日にあの辺の山に行かれる方は要注意です。東武佐野線もたぶん混んでます!
栃木県 関東ふれあいの道2「修験行者のみち」
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/intro/shizen/kouen/documents/1271317492260.pdf
栃木県 関東ふれあいの道3「高原と牧場のみち」
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/intro/shizen/kouen/documents/1271317492230.pdf
鹿沼市 リーバス ⑦古峰原線 時刻表
https://www.city.kanuma.tochigi.jp/manage/contents/upload/585b4c03f1d2f.pdf
時刻表 - わたらせ渓谷鐵道 2018年4~11月
http://www.watetsu.com/jikoku_torokko/180401_1130.pdf
わたらせ渓谷鐵道 水沼駅 温泉センター オフィシャルサイト
http://www.mizunuma-sb.com/
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