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竜王山から摂津峡へ

竜王山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (うめぞー さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: JR茨木駅で下車、忍頂寺行きのバスに乗り忍頂寺で下車、小学校側から忍頂寺へアクセスした先が登山口。

この登山記録の行程

JR茨木駅(8:50)・・・忍頂寺バス停(9:40)・・・忍頂寺(10:00)・・・竜王山山頂(10:30)・・・穴仏(11:00)・・・岩屋(11:30)・・・車作大橋(12:00)・・・竜仙ノ滝(12:30)・・・萩谷運動公園(13:30)・・・摂津峡(白滝)(14:10)・・・塚脇バス停(15:10)

コース

総距離
約12.4km
累積標高差
上り約1,067m
下り約1,350m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は前回の竜ヶ岳で滝が気持ちよかったので滝を巡るプランを立てました。
また、このルートは古刹や巨岩などもたくさんあり私にとっては楽しいコースなのでチョイスしましたがこの時期は少し気を付けないとアスファルト歩きもあるため熱中症になる可能性があります。
また、竜王山から一旦降りて登り返すというアップダウンが苦手な方にとっては辛いコースとなりかねませんのでエスケープすることも考慮してコースを選定してください。
それではコース案内です。
JR茨木駅西口へ出て階段を下りた先に9番乗り場があります。
ここが忍頂寺へ行くバス停となるので時間を合わせてお越し下さい。
平日は8:20、土日祝は8:50発となるので間違えないようにしてください。
土日祝は早朝7:34にもありますのでお好みでどうぞ。
忍頂寺へは約45分前後かかりますのでバス利用が無難と言えます。
忍頂寺バス停で降りたら来た道を引き返します。
すぐ左側に石段があり、東海自然歩道の道標もありますが無視して進んでください。
左側に大日如来様が祀られたお堂を見送り、交差点を忍頂寺小学校の看板に従い左へ進みます。
アスファルトの坂道を進んでいくと忍頂寺小学校前と書かれた看板がある分岐がありますので左上へ上がって行きます。(浄福寺前を通ると覚えてください。)
そのまま道なりに進むと忍頂寺(寿命院)に着くので参詣しましょう。
ここには元亭元年建立の五輪塔があるので必見です。
忍頂寺を辞したらそのまま忍頂寺の説明看板がある道を上へ上がります。
直ぐに分岐があり、右へ進めば八所神社があるので参詣を済ませたら分岐まで戻り左の山道に入ります。(ここが登山口となります。)
熊野古道を彷彿するようないい道ですが人があまり来ないのか?少し荒れています。
丁石をたどりながら進むと階段を上がった先はコンクリートの道です。
少し上がると岩刀山と呼ばれる刀で真っ二つにしたような巨岩があります。
拝見したらそのまま上へと上がって行きます。
直ぐに宝池寺へつきますがここには無料の綺麗なトイレがありますので利用させていただきましょう。(この先萩谷運動公園までトイレはありません。)
八大竜王社があるので参詣を済ませたら左側の道を山に向かって進みます。
直ぐに山道となり少し進めば愛宕権現が祀られています。
京都の人間にとって愛宕山は崇敬する山であり、愛宕権現は火除けの神としてまず訪れたことのない人はいないといっても過言ではないくらいの神様の分社なので当然参詣します。
そのまま進むと分岐があるので右へ進みます。
直ぐに竜王山山頂となり展望台があるので展望台へ上がりましょう。
結構景色を楽しめるいい場所なので休憩してもいいでしょうが日差しを遮る場所がないので展望台の一番上はこの季節結構暑いと思います。
景色を楽しんだら山頂分岐まで戻り、穴仏方面へ下ります。
結構急な下り坂なので足を滑らさないように注意してください。
しばらく素敵な山道を下っていくと分岐があり、左へ進めば穴仏方面ですがそこそこの距離がありますので体力と相談してください。
ただ、巨岩や巨石を愛する人たちは必見なので行かれることをお勧めします。
しばらく道なりに進むと道標が穴仏と負嫁岩(およめいわと言います。)の分岐を教えてくれます。
左上に上がったすぐ先が穴仏です。
由来はここに忍頂寺の薬師如来を隠したとか即身仏があるとかですが諸説です。
拝見したら分岐まで戻り右下へ進むと負嫁岩があります。
昔ここでサボっていた嫁を見とがめた天狗様が松ノ木に縛り付けて嫁が餓死したといういわれがある岩ですが休憩適所なのでここで休憩してもいいでしょう。
来た道を引き返し本線まで戻ったら分岐を左へ少し進んだ先右側に滝不動明王様が祀られていますので参詣しましょう。
修行の場所だったようで説明看板にも記載されています。
本線に戻って少し進むと今回一番見たかった岩屋があります。
メチャメチャでかい巨岩が聳えており鎖場もあって上に上がることもできます。
開明皇子由来の場所ですが高槻や茨木は開明皇子由来の場所が結構あります。
先ほどの八大竜王社もそのひとつです。
岩屋を辞したらそのまま下ります。
直ぐに車道に出ますが車は来ません。(突き当たりでターンが出来ないので。)
集落の方が史跡を維持するのにくる可能性があるので一応車道の左を歩きましょう。
途中左側にいかにもという山道がありますが無視してしばらくアスファルトの道を歩きましょう。
車作集落への道標に従い下っていくと道標は車作大橋へと変わりますがそのまま従い進んでください。
集落を抜けたあたりからアスファルトの道となり日光の照り返しもキツいので熱中症に気をつけて進んでください。
しばらく道なりに下っていくと道標があり車作大橋は右となっているのでさらに下ります。
下りきった先を左に折り返すと車作大橋です。
橋を渡って真っ直ぐに進むと府道46号線に出るので左へ進みます。
ここは交通量が多く、特に砂利を積んだダンプカーの往来が激しいので歩く際は注意してください。(土日は少ないですが平日は多いです。)
500mほど進んだ右側に竜仙の滝への入口があるので見落とさないよう注意してください。
対岸に渡る必要があるので車に気をつけて渡ってください。
ここからは山道となりますが結構な斜度で上っていくことになるので疲れた方は車作大橋あたりでよく考えてエスケープしてください。
橋を渡った右側に周辺図があるので参考にするといいでしょう。
山道を上がっていくとまずは左へ沢を渡渉します。
そこからしばらく進むと右へ(真っ直ぐというべきかもしれません。)沢を渡渉します。
さらに坂道を上がった先が竜仙の滝です。
水量はそれほどでもないのですが綺麗な滝が糸を引くように流れ落ちている景色は見に行くだけの価値があります。
水辺で気持ちいいのでここで休憩を取って体を冷やしましょう。
ここからこのコース最大の急登になるので出来るだけバテないようにしましょう。
400mの山に登山するようなものなので結構九十九折の急登が滝から待ち受けています。
風通しがあまりよろしくないので滝周辺で体を冷やしておかないとこの先オーバワークになりがちになります。
階段の九十九折が終わると杉林の樹林帯となりますがここも風通しは悪いです。
道標はあるのですが間隔が広めで赤テープもほとんどないので人の踏み跡を注視しながら進んでください。
樹林帯を抜けたところが分岐となっており右へ進めば阿武山ですが分岐から結構な距離があるのと行きたい方面(摂津峡)へは遠回りとなるので分岐は真っ直ぐに進んでください。
直ぐに樹林帯へと入りますが今度は下りなので気分は楽になります。
ただ、一部道が荒れていて倒木もあるので注意してください。
一箇所分岐がありますが道標があるので安心です。(分岐は右です。)
そのまま道なりに下りきると車道に出ますので対岸に渡ります。
右側にバス停があるのでエスケープするならここしかありません。
道標に従いバス停の裏側の道を下って行きます。
集落を抜けた先に沢を降りていくような道がありますがここは水平の道を進んでください。
そのまま道なりに進んだ先が萩谷運動公園です。
公園に出た先直ぐに東海自然歩道の道標がありますがサッカー場の方へ行くとトイレがあります。(自販機もあるので休憩するといいでしょう。)
萩谷連絡道という素敵な山道をたどれば良かったのですが私は普通に自然歩道側から進んだのでしばらくはアスファルトの道を進んでしまいました。
萩谷連絡道はサッカー場の隣の道を進むようです。
しばらくアスファルトの道を下って少し登り返した左側に道標があり、ここから摂津峡へ入っていきます。
ただ、高巻の道になっており最初の方はずっと山道で渓谷は見えてきません。
萩谷連絡道と交わるくらいからやっと渓谷のそばを通る道となりそこから少し進めば白滝があります。
実に優雅な滝らしい滝なので必見です。
ここで休憩してもいいのですがアイスクリームが食べたかった私はこの先に売店があるというガイドブックの情報に従い先へ進みます。
ところがもう売店は営業していないようでベンチがあるくらいだったのでさらに先へ進み河原へ出るところで休憩しました。(水辺は気持ちいいです。)
この日は暑かったこともあり老若男女が結構泳いだり川遊びをされていました。
休憩を終えた私は摂津峡公園を抜けて道なりに進みます。
当初の目的地であった上の口バス停を間違って交差点を真っ直ぐに進んだので塚脇バス停からバスに乗ったのですが待ち時間が5分も無かったのでラッキーでした。
そのままJR高槻駅で下車した私は阪急から帰って嵐山温泉に行こうと思ったのですが偶然から高槻市駅手前で見つけた温泉で汗を流し、駅前の居酒屋でビール祭りを開催してから帰路につきました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

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