行程・コース
天候
☁時々☀ 20℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
瀬戸大橋を渡り坂出からルート32号で池田に抜け、土讃線に沿って南下。大歩危から県道で西祖谷かずら橋を通って国道439号へ乗る。(酷道ヨサクで有名らしい)東に向かって奥祖谷を遡り「いやしの里温泉郷」を目指して進む。
奥祖谷「菅生(すげおい)」にあるいやしの里温泉郷は三嶺の登山口。ここから林道に入って約4㎞程西に向かって山麓を登り、三嶺北西尾根の1100m地点の林道わきに駐車。自転車で菅生へ引き返します。菅生まで約20分、100%下り坂です。
この登山記録の行程
ふるさと林道Ⓟ6:00⇒自転車走行⇒菅生登山口6:20→10:40三嶺避難小屋11:00→11:20三嶺11:40→大垰→13:05西熊山13:35→亀岩14:05→綱附森分岐→天狗峠14:50→15:15天狗塚15:30→天狗峠15:50→天狗塚登山口17:25→18:45Ⓟ19:00
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑1,832m ↓1,710m 22.6㎞ 12:30分 1人 27,535歩
菅生の登山口は初めて、若干戸惑ったが展示古民家の前を通り難なく、ブログで見覚えのある登山口へ着いた。
指導標に沿って登山道を登り、モノレールの下を潜り尾根に乗る。ここで向きを変え、深い森の尾根を快適に登って行く。
植生や登山道の変化を楽しみながら、徐々に高度を上げて行く。標高1000mで再びモノレールを潜り、更に30分ほど登り今度は2本続いたレールを潜る。標高1,260m付近まで登ってきた。あと 3,000mの指導標がある。
さらに10分ほど森林を登ると、造林小屋の廃屋だ。手前の徳島営林署の自然休養林標示が味わい深い。平成の大合併で三好市になった旧東祖谷山村境のコン柱もある。再度渡渉、丸木橋があるが遠慮した。
1,425m地点の指導票へ到達。山頂へ2050mの指導票が 立っている。再びしばらく登るって小ピークに着く。GPSで確認すると1,578m標高点付近の細尾根だ。植生が変わる。モミ類(シコクシラベ・ダケモミ・シラビソ?)の針葉樹林になった。すがすがしい空気が流れている。
しばらく丈の低いミヤマクマザサの林床を進むと前が開けた。剣山が見える稜線に出た。カヤハゲから白洲避難小屋への稜線が目前に広がる。さらに東へ稜線をたどればジロウギュウだ。
山頂へ続く稜線を1,751m標高点まで登り、少し下る。登り返すと鹿よけネットの門があり、開けて進むと山頂台地に到着。
避難小屋で荷を解いて休憩だ。4時間の登りでした。エネルギーを注入し小屋を出発。山頂へ向かう。2度目の山頂は、山名の知識も増えて眺望を楽しめた。
東から南側に塔丸から見ノ越、剣山・次郎岌・高野瀬・白洲山・石立山・そして西側に綱附森・天狗塚・牛の背・西熊山が見える。
これから向かう西側の稜線が見え、新たな闘志が湧いてくる。眺望を楽しんだら次の目標、大垰に向け出発だ。下り始めて、本日最初で最後のパーティーに出会う。ご夫婦の様で山慣れた感じのお二人です。大雨後の登山道の情報を交換し、互いの安全を願ってすれ違う。(#^.^#)
ヒカリ石登山口への分岐を過ぎ、1,754mの標高点を通過。更に下るとミヤマクマザサの草原に鹿が居る。よく見ると群れを成しているようだ。親子連れの鹿が獣道を1列になって歩いていた。
いつの間にか大垰は過ぎ、白骨樹が見られる西熊山への登りが始まる。高知県側からガスが湧きあがってきた。1時間ほどで西熊山到着だ、3等三角点西熊山1,816mが埋標されている。
次は亀岩へ向け下って行く。下に避難小屋の赤屋根が見え、快適な下りだ。亀岩避難小屋はガスに隠れていた。
ここから天狗峠は近いが、ルートは本日の核心部。ゴーロと細尾根の急登が続く。しばらく登ると上の網附森分岐が見えた。分岐を過ぎすぐに天狗峠へ到着した。地理院地図では網附森分岐が天狗峠になっているようだ。峠はケルンが積んで有り、西山へ下る分岐だ。
前方に今日最後のピーク1,812mの天狗塚が聳えて、向こうに牛の背の広大な草原が広がっている。ピストンで天狗塚まで往復する。( `ー´)ノ
20分ほどで天狗塚山頂に立てた。で、ここでも休憩だ。祖谷の西山集落を俯瞰しながら最後の眺望を楽しむ。もっと居たいが、時間が迫っている。
さあ最後、下りに向け出発だ。天狗峠へ帰って下山路に入る。天狗峠の登り返しは岩にミヤマキンバイが咲いて、目を奪われた。朝から9時間歩いて下山路へ進入だ。
1,520mの指導標へ下り、ちょうど1時間で1,746mの標高点へ下山した。登山口へ1,050mの指導標がある。表示に間違いはないだろうが、ここから登山口へが長かった。歩きやすい尾根道だから30分見れば下れると踏んだ。しかし登山口は遠かった(^^♪~…
天狗塚登山口へ下山。ここから林道を駐車地へ約3.5km歩くのだ。ガンバロー
林道は雨後の点検整備が済んで、所々道に沢水が流れている程度。渓流イオンの涼風を感じ、山から湧く冷水でいやされながら1時間20分、駐車地へ無事下山。12時間の山行を終えた。お疲れ様でしたm(_ _)m・・・
今日もお山で満足しました。四国のお山に感謝です。
詳しいレポはブログ「いずみやま」でどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2018/07/2018711-1893m1812m.html
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