行程・コース
天候
☀/☁ 微風∼やや強風 9℃∼17℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ルート32号で大歩危からルート439号へ 三好市久保バス停よりふる里林道西山線を4㎞さかのぼった路側へ駐車
自転車で久保バス停へ下り、登山バスで見ノ越登山口へ移動した。*三好市営バスは土日祝日のみ運行
この登山記録の行程
Start見ノ越登山口(11:09)・・・分岐(11:49)・・・西島駅(12:26)・・・刀掛ノ松(12:51)・・・両剣神社分岐(13:00)・・・頂上ヒュッテ(13:12)・・・剣山(13:15)・・・分岐(13:44)・・・ジロウギュウ峠(14:00)・・・合流点(14:17)・・・次郎笈(14:53)・・・合流点(15:16)・・・丸石(16:17)・・・奥祖谷二重かずら橋分岐(16:55)丸石避難小屋泊(05:30)・・・高ノ瀬(06:34)・・・石立分岐(07:12)・・・平和丸(08:29)・・・白髪避難小屋(09:00)・・・白髪ノ別れ(09:28)・・・カヤハゲ(東熊山)(10:13)・・・三嶺(11:44)・・・大タオ(13:26)・・・西熊山(14:02)・・・お亀岩(14:41)お亀岩避難小屋泊(05:10)・・・地蔵の頭(06:00)・・・久保分岐(06:16)・・・天狗塚(06:40)・・・牛の背(07:30)・・・西山林道駐車地(09:50)・・・久保バス停(10:27)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
↑2,795m↓3,542m 35.4Km 47:18分 55,914歩
今シーズン遠征第1弾は四国の脊梁、剣山系を2泊して歩きます。見ノ越から入山、亀尻登山口へ下山の予定、剣山から牛の背までサミット10の縦走です。
11時に見ノ越へ着き、腹ごしらえをして、11:40分登山道へ進入です。リフトの終点西島駅まで登って一休み。今日は3日分の食料と水で13㎏を背負っていて、なかなか苦しい登りです。
刀掛けの松を過ぎ、山頂ヒュッテの人ごみの間を山頂に向かいます。木道を1等三角点の有る山頂へ向かい最初のピークを踏みました。
峠へ降り、トラバース道を縦走路分岐まで行き荷を置いて、次郎笈へ向かいます。次郎笈の北斜面は、剣ミツバツツジのViewpointでした。3時前なので、ハイカーも2組ほどいらっしゃるだけでした。4等三角点で2つ目のピークを踏み、ここでも先があるので長居は出来ず、太郎ギュウを撮り、来た道をデポ地点へ下ります。
丸石へ向かう縦走路を、スーパー林道へ降り口分岐へ下ると、丸石ピークが見えました。次郎笈から1.6㎞地点です。登り返して本日3つ目のピーク3等三角点「丸石」を通過。
丸石から下り始めると樹林帯に入る、シコクシラベ・ツガ等の針葉樹とナナカマド等の広葉樹の混交林は細尾根から徐々に広くなだらか尾根になって来る。もうすぐ、同々と思いながらしばらく下ると、丸石避難小屋が見えました。今夜の宿到着です。
扉が開いていて、先行の4人パーティが夕食準備中でした。同宿をお願いして場所を開けていただきました。その節はありがとうございました。
予定より早く着け、夕陽を撮りに山歩が出来た。すると、若い鹿の群れが様子を伺いにやってきた。彼らも興味津々で、こちらの山歩に付き合ってくれた。樹間に沈む夕日を撮って持参のお弁当で夕食、ウイスキーを寝酒に早々とzzz…
2日目
さて、2日目は5時半スタートです。雲が出ていますが、まずまずのお天気になりそうです。出る前の天気予報も☀/☁でした。
今日は、丸石小屋から白髪小屋を経て三嶺へ登り、西熊山を越えてお亀岩避難小屋まで9時間の行程予定です。途中6つのピークを越え、15㎞の距離を歩きます。
最初のピークは高ノ瀬3等三角点だ。三嶺へ12.4㎞の指導票を見送り4つ目のピークを目指します。高ノ瀬の登りは道が解り辛く、獣道やイガイガの急登があったが、山頂下へ来ると再び快適な道でした。約1時間で山頂到着です。
高ノ瀬山頂一帯2.4haはオオヤマレンゲ(モクレン属)の保護地で、三好市の天然記念物になっているようだ。
1㎞ほど進むと中東山・石立山分岐があります。さらに、しばらく進むと笹原に変わり、再び尾根筋を登って平和丸へ到着です。今日2つ目のピークは3等「菅生」平和丸の草原でした。
そして9時過ぎ、白髪避難小屋へ到着。小屋で荷を解きエネルギー補給、次はカヤハゲ(東熊山)を目指して転進します。白髪山への分岐を見送り長い登りりかかると韮生越の鐘のある分岐が見えてくる。10時に鐘を突いて、カヤハゲには10時15分過ぎ到着です。
本日3っつ目ピークだが、三角点は有りません。
正面に三嶺がそそり立って威圧される。山頂へ続く道筋を観察し、あと3回はアップダウンがありそうだと覚悟する。
進むにつれ天狗岩が大きくなり。三嶺を下って来るハイカーも増え、後ろから追いついてこられるハイカーもおられる。昼頃は山頂付近の登山者が増えるのだ。
急登を100m程登れば山頂だ。11:50分三嶺登頂‥\(^o^)/ 2等三角点「三嶺」を抱いてお昼にします。登山者も入れ替わり登って来られますが、山頂標をよけた隅っこでラーメンと結びで昼食だ。
雲が掛かって遠望は利きませんが、山麓のツツジは引き立って見えます。
休憩後は次へ転進、三嶺から牛の背にかけては、「三嶺・天狗塚ミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」の、国の天然記念物に指定されている草原だ。
光石下山口分岐まで降りると、先ほど居た三嶺のツツジが西側から望めました。そして今日最後のピーク3等三角点西熊山登頂です。
目の下に今日の宿、お亀岩避難小屋の赤い屋根が俯瞰できます。草原を下ること30分、お亀岩へ到着、80m下ると避難小屋です。15時前に到着でき、ほぼ予定通り9時間の行動時間でした。
小屋は貸し切り、途中で拾った枯れ枝を補充し、一休みしたら寝床を用意して、水くみに降りていく。1.5L追加して今夜と明日の飲料水を確保。
夕方気温は下がり外は9℃、若干風も出てきましたが、小屋は快適15℃あります。
ラジオを聞きながらまったり過ごし、夕食はカレーで満腹状態&ウイスキーでzzz…
3日目
昨夜は小屋の雨戸を風が鳴らしていたが、起きてみるとそれほどでもなかった。残りのパンで朝食後5:10分3日目スタートです。
朝焼けを撮り、お亀岩まで登ると、縦走路はやや強風だが、今日は下山日、荷も軽くなり足取りも軽やかだ。先ずイザリ峠(天狗峠)へ向け登ります。
登り切った峠から望む眺望は、来た方向からこれから向かう下山路方向まで見渡せ、素晴らしい。3日間の頑張りが報われる瞬間だった。一時眺望を楽しみ、荷をデポして地蔵の頭へ寄ってみます。ここはツツジと天狗塚・牛の背の絶景と、地蔵参りが目的です。レコにあった天狗塚と牛の背の眺望は、これぞ天然記念物の草原・・・‼でした。
すこし下ったお地蔵様にお参りして、峠へ戻ります。草原の道を緩く登ると、2018年に下った久保分岐だ。ここを下れば林道西山線の天狗塚登山口へ下山できる。
さあ、強風を衝いて天狗塚へ登ろう。一頑張りすれば天狗塚登頂だ。9つ目のピークへ着きました。振り返れば、歩いた縦走路上のピークがそろい踏みしている。素晴らしい…\(^o^)/
牛の背へ続く草原の道へ下ろう、天狗池も見えている。風は強いがルンルン気分、時折雲に覆われるが、とても気持ちいい草原の道。まさに牛の背、なだらかな丘が伸びている。
小1時間の草原山歩で最後のピーク3等三角点「古味」牛の背に到着。10サミット登頂出来ました…\(^o^)/
稜線にサヨナラして下りへ向かいます。
針葉樹林の下山尾根はとても気持ちいい下山路だった。やがて道は杉植林へ変わり、徐々に傾斜が増してくる。亀尻峠手前920m地点の1,220m指導票で縦走路を離れ、林道西山線に直接降りるバリルートを下ります。今回の目的の一つ紅花山シャクヤク保護地へ降りてみるのです。花が残っているか心配ですが、若干のショートカットにもなるのです。
(亀尻峠920m手前1220m地点)指導票が目印です、下に管理道が見えるので管理道へ降り、積み石の目印に沿って荒れた作業道下ると、やがて小屋が見え目指す花園につきました。
花は最中、美しい花が林立していた。存分に観賞、画像にも残して下ります。ミッションすべて達成だ‥\(^o^)/
終わり良ければ総て良し・・・今回の縦走、天気もまずまず、花もまずまず、行程も良しで老境二人の山行に相応しい縦走になりました。改めて素晴らしい縦走路だと思わせてくれた山行でした。お山に感謝m(_ _)m
詳しいレコはブログいずみやまでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2024/06/2024613.html












































