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無雪期登山
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浅間山(トーミの頭、黒斑山、Jバンド)2018 浅間山(トーミの頭、黒斑山、Jバンド)(上信越)
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はにわ さん

この登山記録の行程

車坂峠(05:25)・・・車坂山・・・赤ゾレの頭・・・トーミの頭(07:00)[休憩 10分]・・・黒斑山(07:35)・・・蛇骨岳(08:00)[休憩 15分]・・・Jバンド(09:10)[休憩 15分]・・・賽ノ河原(10:10)・・・湯ノ平口(10:20)[休憩 15分]・・・トーミの頭(11:50)[休憩 10分]・・・車坂峠(12:45)

総距離 約9.3km 累積標高差 上り:約889m
下り:約889m
コースタイム 標準:6時間10分
自己:6時間15分
コースタイム倍率 1.01
7月に入り連日40度近い気温に汗が流れる。
近所の子供達も日陰の無い通学路に午後の陽炎が揺れる中、汗を滝のように流し帰宅してくる。
登下校暑いけど頑張って、もうすぐ夏休みだぞと声をかける。
ふと見ると手には大きなペットボトルを持っている。
何に使ったのか聞くと今日は着衣水泳だよ、これ使って浮くんだよって。
そうか自分が小学生の時は無かったけど今はそんなことも学校で教えてくれるんだね。
西日本では先週未曾有の豪雨災害がありお見舞い申し上げます。
毎年毎年異常気象と言われるけどこんなに災害が多いと何が起きるかわからない。
訓練は必要だけど災害や事故がないことを祈るばかりです。

午前0時。
眠い目を擦り自宅を出発。
途中友人Y君と合流し国道17号を高崎から国道18号へ。
碓氷峠のくねくね道を越えさらにチェリーパークラインのくねくね道を上がっていくと車坂峠に到着。
そしてビジターセンターの駐車場に車を停め仮眠する。
目が覚めると辺りは薄ら明るくなり周りでは登山者が身支度を整え始めている。
隣でまだ寝ているY君を起こさないように車を出てアサマ2000スキー場の斜面に続く車道を歩き始める。
白いガスがかかった草原に黄色いニッコウキスゲが咲いていた。
さらにスキー場の中を進むと雲の切れ間から朝日に染まる雲海が。
北の遠くの山の頭だけが突き出ている。
綺麗だなあ。
車に戻るとY君は先に朝食を食べていて自分も急いでおにぎりを頬張る。
準備をしながら噴火レベルを確認し黒斑山に設置されているライブカメラで浅間山の現在の様子を確認。
てっきりガスの中かと思ったが朝日を背に浅間山が輝いていた。
5時半ごろ車坂峠の登山口を出発。
そしてガスが立ち込こむ表コースを歩きだす。
歩き出してすぐにショウマやクルマユリ、ヒメシャジンがさらに進むとゴゼンタチバナ、ウスユキソウが朝露にしっとりと咲いていた。
登山道は歩き難い浮石や木道もあり景色も何も見えず黙々と歩く。
赤い色の蒲鉾型の避難シェルターを過ぎると開けた場所に。
槍の鞘らしいが浅間山は雲の中。
え~さっき見たライブカメラからは浅間山の姿が見えていたのに~。
しようがない、とりあえず黒斑山まで行ってみるかと気持ちを切り替え進むがトーミの頭も真っ白。
だがしかし!
湯の平への分岐あたりから雲が切れてきて見る見るうちに青空に。
やったー!
黒斑山手前のライブカメラの設置場所からは背後を雲海に囲まれた雄大な浅間山が展望。
形の整った円錐形は富士山とはまた違った趣。
その富士山も遠く雲海の先に頭を出している。
白色と青色が水平にどこまでも続いている
まるで飛行機の上から見る空みたいに。

ここからすぐに黒斑山頂上。
現在浅間山は噴火レベル2の為、前掛山までは行けずここが百名山の場所だね。
樹林帯に囲まれあまり展望もないのでそのまま蛇骨岳へ。
蛇骨岳に着くと大きな岩がありその上に登りカラマツの隙間から残雪のある北アルプスが望めた。
北側は四阿山が大きく見え雲海の彼方に草津白根山、浅間隠山のずっと先にぽつんと見えるのは日光白根山かな。
ここで暫し休憩。
持ってきたコーラを開ける。
水筒には氷を詰めてきたので冷やして二人してごっくん。
くう~~~。
何これ!?山で飲むとなんでこんなにうまいの。
さすがにビールで乾杯は無理だが炭酸最高!

蛇骨岳から岩稜の道を仙人岳へ。
岩と岩の間から下を見るがかなりの高度感。
さらにだんだん大きくなる浅間山を見ながらJバンドの鋸岳へ。
Jバンド分岐にリュックをデポして鋸岳までひと登り。
鋸岳からは浅間山の抱えきれない大きさに圧倒された。
一番近くまで来たんだ。
中腹には斜めに前掛山までの登山道が見える。
ここから見ると登れそうなんだけどなあ。
振り返ると白馬岳からの北アルプスの稜線が遠くに見え、歩いてきた外輪山を眺める。
だいぶ雲海も消え麓の嬬恋村が足元に。
周辺の砂礫にはオンダテの花がたくさん咲いていた。
ゆっくり浅間山を眺めてJバンドを下りていく。
急な斜面で浮石も多く慎重に。
火口跡まで下りるとあたりは背丈よりも大きな岩がごろごろ。
こんな時に噴火したら大変だねとY君と話を交わす。
緩やかな道を歩き、賽の河原までくるとカラマツの樹林帯に。
前掛山への登山口だが立入禁止のロープが張ってある。
すぐに湯の平口に到着したがここから見上げるトーミの頭までの急斜面は疲れた体には大変そうだ。
まずは先ほど開けたコーラの半分を二人で飲み欲し気合を入れなおす。
友人Y君は、俺は無理だからここからタクシーを呼ぶよ、
ハイハイこんな山奥タクシー来ないから。
と弱気になるがゆっくり上れば大丈夫だよと声をかけ最後の難所へ歩きだす。
後から来る人に道を譲り草すべりの勾配をゆっくりゆっくり。
上に近づくに従い花も多くなってきた。
(後で調べて)イブキジャコウソウ、ヤマオダマキ、マルバダケブキ、ウスユキソウ、ヒメシャジンが小さな群落を形成していた。
昼近くになり強い日差しの中、汗が滝のように流れる。
もうひと踏ん張りだよ。
何とかトーミの頭に到着。
朝とは一変、夏空に大きな浅間山が展望。
少し休憩して帰りは中コースを車坂峠に下る。
樹林帯の道は歩きやすく登りもこっちのほうが良かったかも。
13時前にビジターセンターの駐車場に到着。
昼食は道の駅で済ませ、帰りはみまきの湯にて汗を流して帰宅。

帰りの車窓からは浅間山の上空に入道雲が湧いていた。
運転するY君はあの最後の斜面はほんとにきつかった。
でも登れたことでかなり自信がついたなあ。
1人じゃ登れなかったよ。と

そうだね。
今度は一緒にどこの山を登ろうか。

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    20年07月06日(月)

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