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立山~剱岳【4年目で念願の剱岳】2018

立山、剱岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 6人 (ひろり さん 、ほか5名)

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行程・コース

天候

快晴

利用した登山口

室堂ターミナル  

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路:毎日アルペン号

この登山記録の行程

【1日目】
室堂ターミナル(07:45)・・・一ノ越(08:35)[休憩 10分]・・・雄山神社(09:35)[休憩 30分]・・・大汝山(10:25)[休憩 5分]・・・富士ノ折立(10:45)[休憩 10分]・・・大走り分岐(11:21)・・・真砂岳(11:35)・・・南峰(12:20)[休憩 10分]・・・別山乗越(12:52)[休憩 18分]・・・剱澤小屋(13:43)・・・剣山荘(14:05)

【2日目】
剣山荘(04:00)・・・一服剱(04:28)・・・前剱(05:25)[休憩 10分]・・・平蔵のコル(06:10)・・・剱岳(06:49)[休憩 28分]・・・平蔵のコル(07:52)・・・前剱(08:38)[休憩 6分]・・・一服剱(09:27)・・・剣山荘(09:37)[休憩 58分]・・・剱澤小屋(11:00)・・・別山乗越(11:39)[休憩 41分]・・・雷鳥平(13:27)・・・エンマ台(14:10)

【3日目】
エンマ台(07:10)・・・ミクリガ池(07:15)・・・室堂ターミナル(07:25)

コース

総距離
約18.6km
累積標高差
上り約2,283m
下り約2,283m
コースタイム
標準16時間15
自己12時間59
倍率0.80

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2019年最大の目標である立山~剱岳の山行を早くも7月に実施しました。東京は連日記録的な酷暑が続いています。暑さから逃げるように毎日アルペン号に乗り込み室堂を目指しました。
しかし室堂に着くと予想外の暑さが待っていました。3年前の槍ヶ岳山行で体験した上高地の暑さを思い出し嫌な予感がします。
行程については、初日は立山(雄山~大汝~富士ノ折立)を縦走して剱山荘で宿泊、2日目は剱岳を往復して室堂まで下山しミクリガ池温泉で宿泊、3日目はアルペンルートを利用して観光をしながら東京へ戻る予定です。
初日、室堂から富士ノ折立までは順調でしたが、大走り分岐から真砂岳を経て別山への登り返しがかなりきつく感じました。(別山の登り直前にある巻き道を行けば15分程度で別山乗越の手前に出れます)また、別山乗越からは斜面をトラバースして剱山荘を目指す予定でしたが、残雪の為アイゼンが必要との標識があり、仕方なく剱沢小屋を経由してのルートに変更となりました。翌日も同じルートを登り返すと思うとさらに疲れが増します・・・
2日目はいよいよ剣岳山頂へ向けてアタックです。メンバーも緊張感を持ちながら登り始めますが、実際はそれほど難しい箇所はなく(危険個所は一杯あります)慎重に行けば問題ありませんでした。乾徳山の練習山行の成果でしょうか?
下山もカニの横ばいなどの難所がありますが、順調にクリア。
2日目で最も苦労したのは、前剱から続く急な長い下りでした。暑さと併せ本当に疲れました。
3日目は名残惜しくも室堂を後にして、アルペンルートで観光、全員無事に帰路に就きました。
今回の山行では3日間とも快晴で景色は素晴らしかったのですが、かなり暑く感じ、メンバーの一人は熱中症気味(高山病?)でした。高所ではありますが、最近の異常気象を考えれば暑さ対策も重要であると感じました。
天気以外に心配していた混雑状況については、登山道は終始渋滞することなくストレスは感じませんでした。山荘についても満室に近いようでしたが、1人一枚の布団が用意されたので問題ありませんでした。

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フォトギャラリー:88枚

室堂から見上げる立山。右から雄山、大汝、富士ノ折立

雪渓歩きは涼しくて気持ちが良いです。

一ノ越からは槍ヶ岳が見えます

振り替えると一ノ越山荘から中学生らしき団体が登ってきます

みくりが池方面

剱岳が少し顔を見せてます

遠くには白山

まだまだ続く急登

雄山に到着

ここから立山縦走です

大汝山頂は登らずスルー!実は立山の最高点はこの大汝であることを後で知りました・・・

大汝休憩所

富士の折立は荷物をデポして登りました

黒部ダムが見えます。2日後には観光で訪れる予定

山頂は2999m???同じ高さです!

ライチョウ発見!

真砂岳から見る別山は大きく高く見えます・・・登り返しがつら過ぎです・・・

後ろから呼ばれる声が聞こえ振り向くと、後続のメンバー3人が巻き道へ・・・ここまで登ってしまったので仕方なく・・・

やっとの思いで別山南峰に到着

別山の北峰!意外と多くの人が向かってました

剱山荘への道はアイゼンが必要との表示!7月初めに滑落事故があったとの情報も踏まえて剱澤小屋ルートに変更しました

剱澤小屋まではお花畑が広がっていました!

剱岳・・・大丈夫かなとちょっと心配です

本日何回目の雪渓でしょうか?
おそらく4回目かな?

まだまだ続く雪渓

本日宿泊の剱小屋がようやくまじかに見えてきました

天の川がきれいでした。
写真の技術がないのでこんな感じに・・・

早朝4時から登り始め

山荘を出発して早くも1番目鎖場が登場。まだまだ鎖は使わずに登れます。

2番目鎖場

きれいな雲海にテンションが上がります

堂々とした前剱

振り向くと先ほど通過した一服剱。

前剱は長い急登を登っていきます。浮石が多いので落石を起こさないように慎重に登ります!

3番目鎖場

4番目鎖場

50分かけて登った前剱山頂から、ようやく剱岳山頂が見えてきました。これから、厳しい鎖場が連続します

雑誌などで度々写真が載っている5番目鎖場と橋。高所が苦手なメンバーが一番怖そうと言っていた場所です

雑誌で見ると、歩く場所があるのかと思えるほどの崖ですが、近くで見ると意外と足場はしっかりしています

6番目鎖場は下りです。鎖は登りより下りが危険なので慎重に

7番目鎖場の平蔵の頭。登った分だけ反対側は下ってます

カニのたてばいに取り付いている人が見えてきました

これまでで一番足場が狭いのに鎖がないなんて・・・と皆が思ったでしょう

8番目平蔵のコル

平蔵のコルの登り。後ろには先ほど下ってきた平蔵の頭が見えます

9番目鎖場はカニのたてばい!!!

慎重にゆっくり登れば危険な感じはありませんでしたが、登りが長いので少々疲れます

かなりの高度を登ってきました

たてばいが終わっても山頂はまだまだ遠い

山頂が見えてきました

無事登頂!

真ん中に鹿島槍、右には五竜岳

大天井岳

立山と槍ヶ岳

下山時に見つけた岩!どうなってるいるのでしょうか?

10番目の鎖場は最大の難関と思われるカニのよこばい

まずは普通の下り

よこばいを上から見ると、歩く場所がないように見えますが・・・

次降りる人に足場の指示を出していきます

長い梯子を下りていきます

12番目鎖場は平蔵の頭

平蔵の頭を登るメンバー

平蔵の頭をまだまだ登ります

ライチョウの親子と遭遇

自由に歩き回るヒナ(5羽)を探す親鳥

13番目鎖場は前剱の門

前剱を下っている途中でまたまたライチョウ出現。この後雷鳥坂でも遭遇。2日間で4回も雷鳥に遭遇しました。

なが~い前剱を下り終え、一服剱を登り返すと剱山荘が見えてほっとします

戻ってきました!お腹がすいたのでここで昼食タイム!

さよなら剱岳

暑いので雪渓を歩いて登ります

別山乗越から遥か下に本日宿泊予定のみくりが池温泉・・・と思っていたのは実は雷鳥荘で・・・

雷鳥沢キャンプ場に到着

雷鳥沢キャンプ場からの登り返しの階段、これがもう本当にキツイ!

みくりが池温泉と思って最後の階段を駆け上った山荘は雷鳥荘で・・・みんなでリーダーT違うじゃないですか!と怒りの抗議(笑)

血の池

地獄谷

みくりが池温泉に到着!早速温泉で汗を流したら外で乾杯!断然安い値段に驚愕!

初めての黒部ダム

黒部ダムから立山が望めます

トロリーバスは今年が最後の運行です

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装備・携行品

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登った山

剱岳

剱岳

2,999m

真砂岳

真砂岳

2,861m

立山

立山

3,015m

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