行程・コース
天候
初日:曇り時々晴れ~曇り時々雨/2日目:曇りのち雨
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
団地0130⇒名神・北陸道⇒市ノ瀬P0430⇒シャトルンバス⇒別当出会0620
この登山記録の行程
【1日目】
別当出合(06:30)・・・中飯場(07:11)[休憩 7分]・・・別当覗(07:55)・・・甚之助避難小屋(08:56)[休憩 5分]・・・南竜道分岐(09:30)・・・黒ボコ岩(10:16)[休憩 20分]・・・エコーライン分岐(砂防新道合流点)・・・白山室堂(11:02)
【2日目】
白山室堂(04:00)・・・御前峰(04:36)[休憩 47分]・・・お池めぐり分岐(06:00)・・・白山室堂(06:36)[休憩 65分]・・・エコーライン分岐(砂防新道合流点)(07:55)・・・エコーライン分岐(08:37)・・・南竜道分岐(08:52)・・・甚之助避難小屋(09:07)[休憩 14分]・・・別当覗・・・中飯場・・・別当出合(11:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
連休に入った8月12~13日の一泊二日で白山に登ってきた。
2016年の富士山、2017年の立山と毎年 8月連休にそれぞれ登拝してきて、今回の白山で日本三霊山 完登となる。
白山は日本三霊山であり、日本百名山、花の百名山にその名を連ねる名峰である。
石川県と岐阜県にまたがる2702mの御前峰を最高峰する山塊の総称であり、白山比咩神社が鎮座している。
12日の午前1時30分に山竹の会6人で団地を出発して、名神~北陸道を経て4時半過ぎに市ノ瀬駐車場に着いた。
交通規制で一般車両はこれ以上近づけないので、ここから登山口の別当出会まではシャトルバスに乗る必要がある。
始発は5時だが今回は山小屋泊なので、急ぐ必要もないので朝ごはんを食べて、5時50分のバスに乗り 別当出会には6時過ぎに着いた。
準備をし、もちろん登山届を提出して6時半に出発。
てんくら ではあまり天気が良さそうではなかったので、展望のいい観光新道ではなく最短ルートの砂防新道で登ることにした。
先ずはつり橋を渡っていく。
その後しばらく柳谷川の砂防ダム沿いに進むが、登山道脇には既に沢山の花が咲いている。
ハクサンという名を冠する花は18種類あるそうだが、さすが花の百名山!! 高山植物の宝庫だ。
別当覗(1750m)を過ぎると傾斜がすこし緩やかになり木道になる。
甚之助避難小屋を過ぎて黒ボコ岩までの間は結構な登りもあるが、お花畑の登山道と化しており辛さも紛れる。
山側からは幾本もの沢が流れ出していて、この豊富な水が沢山の花を育んでいるんだと認識できる。
黒ボコ岩への最後の登りは結構こたえる・・・。
黒ボコ岩を過ぎると弥陀ヶ原に出てしばらく木道を進み、最後の急登を登りきり 室堂に11時過ぎに到着したが、残念ながらガス・・・。
幸い暑くも寒くもなかったので、ビジターセンターのテラスでお昼を食べて天候の回復を待った。
予定では昼食後に御前峰に登頂し、そのままお池めぐりをすることにしていたので、しばらく回復を待ったが、小雨が降ったり止んだりの状態・・・。
御前峰山頂も見えたり隠れたりの状況である。
予報をみると翌日の方が天気はましのようなので、しかたなく今日は断念して13時に山小屋にチェックインした。
時間はたっぷりあるので持参の焼酎を飲み、朝も早かったのでしばらく昼寝をした。
そうこうしてると自然観察会があるとのことで参加させて頂いた。
ボランティアの解説員の方が室堂周辺で植物を中心に教えてもらった。
有名どころでは 黒ユリやチングルマはわかりやすい。
40分程 教えてもらい、早めの晩ごはんを食べて、翌日のご来光を期待して19時には寝た。
因みに今年は降雨が少なく、水不足で苦労されているとのことで、色々と工夫されているが、登山者の協力は不可欠だ!
翌朝は3時半に起きて4時に出発したが、残念ながらほぼ視界ゼロ・・・。
登山者渋滞の中、約1時間で御前峰山頂に登頂。
1時間ほど粘ったが、ご来光どころか兆しすら見れず・・・しかたなく お池めぐりへ。
真っ白な中周回コースを巡る。
千蛇ヶ池は夏でも凍ったままだ。
2時間程でビジターセンターに戻って、朝ごはん(入れてもらったお弁当)を食べて7時40分に下山を開始した。
下山はエコーラインを使って3時間半で下りたが、途中 一人が熱中症っぽくなった。
晴れて暑いわけではないが、寝不足や疲労の蓄積でもなるもんだ、と改めて認識した。
シャトルバスで駐車場まで戻り、2日間の汚れを落とすべく、白峰温泉へ向かった。
白峰温泉総湯さんでほっこりさせてもらった。
昼過ぎにしてはお客さんが多かったが、どうやら我々同様 白山帰りの登山者だったみたい。
行動パターンはみんな同じということやね!?
今回は白山 御前峰からの火山特有の眺望を期待したが、残念な結果だった。
幸いレインウェアを着る必要はなかったが、晴れ間はほとんどなかった。
まぁ、自然相手なので良い時もあればこんな日もある・・・。
登山道はよく整備されており、ルートも明瞭で非常に登りやすかった。
富士山以来 久しぶりの山小屋泊だったが、今回はイビキをかいて寝てたとみんなに言われたので、比較的リラックスできていたのかも?
少し体重を減らして望んだが、その成果は少しはあったようで、それなりの標高・距離だったがヘトヘトにはならなかった。
行き先は未定だが、次回は9月の3連休らしいので、それまでにもう少し絞っておきたいもんだ