雨とガスの白山

小屋泊

白山　御前峰（東海・北陸・近畿）

2025.09.14（日）～2025.09.15（月）

パーティ： 2人 (マサヒタさん、ほか1名)

マサヒタさん

行程・コース

天候

初日　雨から小雨。ずっと雨
二日目　６時台山頂はガス。下って晴れ。9時台は山頂晴天だったよう。

利用した登山口

別当出合　

登山口へのアクセス

バス
その他：往　金沢駅より一ノ瀬まで直通バス。一ノ瀬から別当出合までシャトルバス
複　別所出会から一ノ瀬までシャトルバス。一ノ瀬から松任までバス。松任から金沢までタクシー

この登山記録の行程

【1日目】
別当出合(09:40)・・・中飯場(10:25)・・・別当覗(11:00)[休憩 5分]・・・甚之助避難小屋(11:56)[休憩 25分]・・・南竜道分岐(12:44)[休憩 5分]・・・黒ボコ岩(13:25)[休憩 5分]・・・エコーライン分岐（砂防新道合流点）(13:45)[休憩 5分]・・・白山室堂(14:10)[休憩 10分]

【2日目】
白山室堂(05:20)・・・御前峰(05:55)[休憩 6分]・・・白山室堂(06:30)[休憩 20分]・・・エコーライン分岐（砂防新道合流点）(07:03)・・・黒ボコ岩(07:11)[休憩 4分]・・・南竜道分岐(07:45)[休憩 5分]・・・甚之助避難小屋(08:18)[休憩 12分]・・・別当覗(09:00)・・・中飯場(09:40)[休憩 5分]・・・別当出合(10:18)

コース

総距離: 約13.1km

累積標高差: 上り約1,693m; 下り約1,693m

コースタイム: 標準8時間20分; 自己7時間51分; 倍率0.94

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

日本人はたいていふるさとの山を持っている。
山の大小遠近はあっても、ふるさとの守護神のような山を持っている。
そしてその山を眺めながら育ち、成人してふるさとを離れても、
その山の姿は心に残っている。
深田久弥　「日本百名山」白山

9月の登山は、白山　御前峰2,702m　百名山。
総距離約13.1kmkm　累積標高差　約1,693m

数年前に御嶽山に登った際に、西の方角に白山を見、いつかは白山と考え
満を持しての山行。
ただし横浜から行くとなるとか前乗りするか、金沢に早朝に着く方法となり、
今回は前日新宿からの高速バスで金沢に5時半着。
そこから白山登山バスで一ノ瀬まで入る。

シャトルバスで別所出会に着けば、雨。
しばし弱くなってからということで、小雨あたりで行動開始。
今回、上はレインウェアのジャケットで下もフルジップのレインパンツは持ってきたが
小雨程度の際の足さばきを鑑み、モンベルのマルチトラウザーズというレインウェアとトレッキングパンツの中間のようなパンツを試してみる。風の侵入を防ぎながら衣服内にこもった汗の水蒸気を素早く外へ逃がすという優れもの。
中飯場までは問題なかった。むしろ快適。
ただしそこから雨が強くなって問題発覚。
レインウェアのジャケットの雨が滴った際に、完全防水でないポケットにあたりそこから水滴が侵入し
気づいたら中がびしょびしょなのである。
小雨になって、ポケットに水があたらなくなると、体温で急速に乾いていくのを感じるが
雨が強くなるとまた内部が濡れる。
結果、黒ボコ岩を過ぎたあたりから、疲労なのか低体温症手前なのか、意識が飛びそうになる。
同行者がスキップしそうな勢いの木道をついていくのに必死。
小雨の中、白山室堂が見えたときの感動たるや。
「神は我らを見捨てなかったー」
敗因は、パンツの過信。雨が強ければ、素直にレインパンツにすればいいのだ。

宿泊の白山室堂は山小屋としてはとても設備が整っている。
雨の中、多分50人以上宿泊していたような感じ。
ついた際に飲んだコーヒーの美味しいこと。
乾燥室はあるが、当日はキャパオーバーだったと思う。
自分はレインウェアだけ乾けば良かったのでOKでした。
雨音を聞きながら就寝。

今回はガスや雨なので、御前峰さえ踏めればということで早朝、御前峰に登る。
ガスで景色は皆無。まあ登頂が目的なので、目的は達成。
晴れているなんておまけなんですよ。
3時間後、とてつもなく快晴だったとは知らない人の弁。

一ノ瀬11時発のバスに間に合うようさっさと下山。
帰りは楽ちん。
天気が良ければ、道もそれほど険しくない。
白山、とても良い山と思います。

金沢に出て、駅近くで温泉に入り、駅構内で海鮮丼食べて、新幹線で帰ります。

今回の反省は以下
１．雨が強くなったらレインパンツ。
２．レインカバーと別にザックの中に大きな防水袋を入れて、荷物はその中に入れる。

いつの日か、もう少し余裕のある日程で再チャレンジしたいです。

フォトギャラリー：41枚

装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア	登山靴
バックパック	スタッフバック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池	タオル
帽子	グローブ	着替え	地図	コンパス	ノート・筆記用具
登山計画書（控え）	ナイフ	ツエルト	健康保険証	ホイッスル	医療品
ロールペーパー	行動食	GPS機器