行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
イン谷口から
この登山記録の行程
イン谷口09:30ー09:49大山口09:52ー10:30青ガレー11:05金糞峠11:10ー11:16ヨキトウゲ谷入口の分岐11:17ー11:56中峠12:11ー12:29コヤマノ岳ー12:32パノラマコース分岐ー12:36コヤマノ分岐ー12:49武奈ヶ岳13:16ー13:27コヤマノ分岐ー13:30パノラマコース分岐ー14:03八雲ヶ原ー14:19北比良峠14:29ー14:33神璽谷道下降点ー15:02カモシカ台ー15:31大山口15:36ー15:52イン谷口
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
お盆で忙しくしているうちに、酷暑も過ぎたのは良いが、ヒルが復活し始めているようなので、鈴鹿はやめて比良山系へ。定番の武奈ヶ岳へ、これまた定番の青ガレから登る。
家事を済ませたら出発が遅くなり、イン谷口に9時過ぎに到着。駐車場の余裕はもう少しあった。
イン谷口で登山届を出して、出発。堰堤の水の音が涼しげだ。でも、陽が当たるともう暑い。セミの鳴き声が暑さを助長する。でも、木陰は風が吹くと涼しい。空も秋色。ダケ道分岐を過ぎて、林道を終えると左側に水場がある。1.5Lのドリンクを持ってきたが、今日の暑さで不足するかもしれないので、ここで1.5L補給した。これで、水分不足でヘロヘロにならなくて済みそうなので気分的にも安心。土砂崩れの部分もあるが、しっかり踏み跡がついているので危険な箇所はない。登山道は谷の中も進む。いくつかの堰を通り過ぎると、水が涸れてくる。しばらく行くと滝のように水が落ちている個所に出くわして、ここで初めて人に会った。ここで、右に渡り、青ガレの開始。ゴツゴツした岩を登り、途中から右岸の踏み跡を登る。途中で3人組、さらに重そうなテン泊のソロの方の先を行かせていただく。久しぶりだったが調子は悪くない。目の前の木々の先に青空が見える。徐々に近づいて、金糞峠に到着。
ここから、ヨキトウゲ谷に降りる。谷を中峠まで詰める。このルート、きれいで、夏向きのさわやかなルート。ここなら、沢歩きをしていない素人の私でも楽しめる。テープもしっかりついていて、中峠に到着。ここで行動食。
この辺りまで来ると下りてくる複数の方と出会う。時間は少しかかったが楽しかった。
さて、帰りのことを考え、コヤマノ岳経由で武奈ヶ岳まで登ることにする。西南稜は、また、今度。最後の急登も、それほどきつくなく稜線に出た。頂上は目の前。京都北山は山々山。右の琵琶湖と対岸の海岸線がとてもきれい。
武奈ヶ岳頂上は多数の人でにぎわっていた。坊村から来た人も多そうだ。
ここで、さらに行動食。日差しが強く、黒タイツの太ももが痛いくらい熱い。タオルで覆って休憩。
トンボが多く、手に留まってくれた。ありがとう。
下山は八雲ケ原、北比良峠へ。イブルキのコバへの分岐を越えて、コースタイムの短そうなパノラマコースを選択。これが間違いのもと。しばらくはテープ印もあったが、樹林帯の広場で消える。尾根伝いに下りれば八雲ケ原に着くので急な斜面を慎重に下りる。途中、稜線は倒木だらけ。ところどころにテープが見つかるが途絶えがち。GPSで確認しながら徐々に下ると、しっかりした踏み跡にたどり着いた。この辺りから樹林がなくなり、日差しをまともに受ける。その後も急な斜面は変わらず、日差しもあって消耗する。このコースはもう来たくないな、と思ったが、三十数年前にも同じ場所で同じことを思ったのを想い出した。そうそう、ここだったんだ。地図のコースタイムにつられて、再び同じルートに来てしまったのだ。何年たっても思考回路は変わらないな。
八雲ケ原の池は褐色で美しいとは思えないが、湿原はそういうものだろう。花崗岩が掘れたルートを登ると北比良峠。広々とした平原で琵琶湖の光景が飛び込んでくる。風もあって、ここでずっと昼寝していたい。ここで数名の方が休憩していた。ここからダケ道を下りる。ダケ道はよく整備されており下りやすいが、展望がないし谷も滝もないので見どころがない。ただ、もくもくと下りるしかない。これが残念。青ガレとの合流点で谷の水で両手を洗う。気持ちいい。少しさっぱりして、帰路についた。
どこでも猿には出合わなかったし、アブも少なかった。トンボが多く、秋の気配を感じられた。
帰りは琵琶湖大橋手前から東詰まで、渋滞。土曜日だから仕方ないか。いいトレーニングになりました。
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