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滋賀 VOL.5

武奈ヶ岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (たかじゅん さん )

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行程・コース

天候

快晴、至軽風

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 琵琶湖西縦貫道路「志賀IC」の先に「比良ランプ」があるので、左「北比良・南比良」の案内で側道に下ります。左「比良山登山口」の看板の先で県道322号線と交差するので、左折して県道322号線で山に向かいます。だんだん道が狭くなった先のT字路が「イン谷口」です。そのまま直進するとトイレのある未舗装40台以上の駐車場ですが、右に行くと「大津ワンゲル道」の登山口となる舗装路肩に約30台の駐車場があります。「比良ランプ」から「イン谷口」T字路まで約1km・3分です。

この登山記録の行程

イン谷口(06:00)・・・雄松山荘道出合(07:25)・・・「釈迦駅・比良リフト」分岐(08:40)・・・「釈迦岳」山頂(08:50)・・・「カラ岳」山頂(09:10)・・・「次郎坊」山頂(09:35)・・・「比良明神」山頂(09:45)・・・八雲池(10:05)・・・イブルキのコバ(10:25)・・・「武奈ヶ岳」山頂(11:10)[昼食 20分]・・・「コヤマノ岳」山頂(12:00)・・・金糞峠(12:55)・・・隠れ滝(13:45)・・・「青ガレ」入口(14:05)・・・イン谷口(14:25)

コース

総距離
約13.6km
累積標高差
上り約1,452m
下り約1,452m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

「イン谷口」とはT字の分岐点を指すようです。その名前の駐車場はそのまま直進した先
にありますが、分岐点にある6台程の駐車スペースからスタートしました。右手に進むと
路肩まで広く舗装された駐車場があり、その真ん中あたりの「大津ワンゲル道」の案内で
入山です。「大津ワンゲル道」は難路なので歩く方がいないため、入山直後から落石や
倒木が続く障害物競走が始まります。それでも最初は緩い勾配で朝日の中を気持ちよく
高度を上げて行きます。1時間ほど登ると難路と言われる景色に変わります。大きな石の
痩せ尾根を越えて息を整えると、今度は根がむき出しの尾根の登りに変わります。そして
平場の道で再び油断すると次の難所が待っています。シャクナゲが咲くトンネルを抜けて
イワカガミの群生に気を取られていると、今度は岩場の急登が始まります。その先の痩せ
尾根を越えて一息入れると、不明瞭な倒木と落石の斜面の変わります。深い山の高木を
見て気を抜くと、突然、笑っちゃうほどの岩場が現れます。ロープにつかまり岩場を登って
行きますがこの緩急がクセになる難路の「大津ワンゲル道」です。難所が終わり勾配が
緩くなって、見通せる道を登ると「釈迦岳」の山頂です。やはり「釈迦」の名前が付く山の
登山道は難路です。昨日に登った「蓬莱山」を見ながら下って登り返すと、電波塔のある
「カラ岳」の山頂です。山頂から緩く下って、左にそれて藪を登ると「次郎坊」の山頂です。
登山道に戻り、再び左にそれて藪漕ぎするとグレーピークですが石仏が7体並んでいる
「比良明神」の山頂です。この石仏様は比良山系では多く見られます。メインの登山道に
戻り、不自然なほど開けた道で「八雲池」に下り、「アカハライモリ」を見たら「武奈ヶ岳」に
向かいますが、多くの不明瞭な踏み跡だらけです。道を選び、残雪の道から沢沿いの道
そしてロープで急登を登り尾根に出ます。右手に「武奈ヶ岳」を見ながら左から回って行き
最後に、むき出しで激しく荒廃した道を登ると、比良山系最高峰の「武奈ヶ岳」の山頂です。
360度のさすがの展望を楽しんだら、一度下り、軽く登り返しすと「コヤマノ岳」山頂です。
下山はそのまま南にブナ林からスギ林と下って登ると「金糞峠」です。直進の「青ガレ」は
落石・土砂崩れが起こりやすくて迂回の看板がありますが、迷わず「青ガレ」を下ります。
浮石の多いガレ場は、転倒注意で慎重さが必要です。飽きるほど続くガレ場は集中力の
継続も必要です。堰堤の横の岩場をロープで下ると40分間のガレ場がやっと終わります。
途中で「隠れ滝」に立ち寄り、堰堤の工事用の小道を下ると「青ガレ」の入口に着きます。
昨日は同じ比良山系で隣の「蓬萊山」に登りましたが、ロープウェイで登る一等三角点の
観光地でした。「武奈ヶ岳」は20年前の2004年にリフトとロープウェイが廃止されたので
昨日の賑わいとは異なり、静かな山旅となりました。「大津ワンゲル道」はオススメです。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 グローブ 地図 コンパス 腕時計
カメラ ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器 ライター

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登った山

武奈ヶ岳

武奈ヶ岳

1,214m

釈迦岳

釈迦岳

1,060m

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