行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(06:25)・・・河童橋(06:30)・・・明神(07:16)[休憩 7分]・・・徳沢(08:11)[休憩 10分]・・・横尾(09:20)[休憩 23分]・・・本谷橋(10:50)[休憩 30分]・・・涸沢(13:19)
【2日目】
涸沢(08:10)・・・本谷橋(09:26)[休憩 8分]・・・横尾(10:26)[休憩 19分]・・・徳沢(11:35)[休憩 41分]・・・明神(13:00)[休憩 17分]・・・河童橋(14:04)[休憩 3分]・・・上高地バスターミナル(14:12)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
毎日あるぺん号で上高地に移動して、そこから涸沢に向かい、涸沢でテント1泊して同じ道を帰ってきた。毎日あるぺん号は往復3列シートだったので、とても快適。
今回は、ピークハントではなく、テント泊装備が入った重いザックを背負って登る、下ることが目的。最初は2泊で常念岳、蝶ヶ岳のコースにしようかと考えていたのだが、重いザックを背負っていきなり3日歩くのは大丈夫か心配になった。雲取山ツアーのときにL-Breathのスタッフが「テント泊始めるなら涸沢がいいのでは」とおっしゃっていたのを思い出し、コースを確認してみると、前半はほぼ水平移動で後半にグイッと登るので、確かに手始めにはいいかなと考えて決めた。
出発時に計ったところ、まだテント泊2回目と慣れないためかザックが19kg、サコッシュが1kgほどで合わせて20kg。おもっ!前半は慎重にゆっくり歩いたが、標準タイムよりも速く歩けたのでひとまず安心。
本谷橋まではレインウェアを着るほどではない小雨がたまに降ったが、ここにきてレインウェアの上だけを着た。と同時に急登に入ったので、重いザックでの登りにまだ慣れていない上に、レインウェアのせいで急に暑くなった。10分ほどで雨がやんだので、レインウェアを脱いでまた涼しく登り始めた。最初はきつかったが、少しずつ体が慣れていった。
登りの真ん中あたりで、本格的な雨。レインウェアの上だけを着たが、慣れてきたのか涼しく登ることができた。でもペースはかなりゆっくり。
涸沢のテント場に着いたときに、うまい具合に雨が止んだ。テント泊受付は15時からだったので、コンパネ(ベニヤ板)を1枚運んで、その上にテントを設営。涸沢は石だらけでペグが打てないと分かっていたので、事前に用意したものを使って、ときたま風が吹く中、難なく設営できた。今後はペグを使わない設営を基本とし、石がない場合にペグを使うという方針で行こう。
夜中は断続的に、日中よりも強い風が吹いた。何回か目が覚めると、テントがたわみ、テント内にぶら下げていたランタンなどが踊っていた。張り綱は大丈夫か気になったが、夜中トイレに行くときに確認すると、1カ所だけ少し緩んでいたが他は問題なし。我ながら上出来。翌朝隣の方の話では、この程度の風は高い山では当たり前だとか。もっと強いとテントはどうなるのだろう、と興味津々。張り綱をしっかり固定する必要性を学んだ。石は大きめだな。
下りの衝撃に大丈夫か気になっていたが、とくに問題はなかった。大きい段差のところがないので歩きやすい。遅いペースではあったが、かなり重さに慣れたようだ。
8月25日の朝日新聞の記事で歩荷(ぼっか)の人が書かれていたが、その男性(体重58kg)は約130kgを担いだこともあるそうだ。それなら67kgの僕はもっと担げるのか、とはならないが、20kgのザックは軽い範疇かもな、と思えてしまう。今後は軽量化を計りつつも、重さにも慣れて行きたい。
<温度>
・テント内
16:50 21℃
18:55 19℃
1:55 16℃
・テント外
18:44 15℃
5:55 13℃
<就寝時>
・服装
上:L1(ドライレイヤ半袖) + L2(長袖) + L3(ドラウトセンサー) + 薄手ダウンジャケット
下:L1(ボクサーパンツ) + L2(ボクサーパンツ) + TNFアルパインライトパンツ
足先:L1 + ウールソックス
・サーモライトリアクター(Sea to Summit)
・エスケープヴィヴィ(SOL)
・シュラフ無し(持って行ったが使用せず)
※もう少し温度が低くても、これで行けそう
※寝てるときに膝を開くかなと思っていたが、そんなことはなさそう。モンベルのスーパースパイラルストレッチ以外にも選択肢を広げられる。
<水分消費量>
・1日目 (1150cc)
ハイドレーションシステム700cc
ペットボトルの水: 200cc
コーラ(徳沢): 250cc
・2日目 (1200cc)
ハイドレーションシステム: 600cc
コーラ(横尾): 300cc
徳沢食堂で: 300cc
<ザック重量>
出発時:ザック 19.8kg、サコッシュ 1.1kg (合計 20.9kg)
帰宅時:ザック 16.3kg、サコッシュ 0.9kg (合計 17.2kg)
減少量: 3.7kg
※ハイドレーションシステム 2kg, ペットボトル 0.5kg、他食料というところか
※水を持ちすぎかな。ハイドレーションシステムは残量がわからないところに問題あり。また、ザックからの出し入れが大変なので水の補充がしずらい。
フォトギャラリー:27枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ストーブ |
燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
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