行程・コース
天候
初日:小雨 2日目:大雨のち曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
仙流荘までマイカー 仙流荘12:10→北沢峠13:00バス
この登山記録の行程
【1日目】
長衛小屋(13:15) テント設営
【2日目】
長衛小屋(06:29)・・・五合目(大滝ノ頭)(07:44)休憩3分・・・小仙丈ヶ岳(08:25)休憩5分・・・仙丈ヶ岳(9:12)休憩7分・・・仙丈小屋(9:35)休憩46分・・・馬の背ヒュッテ(10:47)・・・五合目(大滝ノ頭)(11:16)休憩1分・・・二合目(11:51)・・・長衛小屋(12:14)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
金曜に有給休暇を取り北沢峠 長衛小屋2泊3日のテン泊登山に行ってきました。今回はバスでの芦安→広河原→北沢峠という乗り継ぎを嫌って、仙流荘→北沢峠のアプローチにしました。途中の戸台川や鋸岳の自然景観に圧倒されます。小雨が降り、あいにくの天気のため流石の長衛小屋もテントが数張しかありませんでした。水場の近くにテントを設営し、名物ジョッキ生ビールを堪能します。14時を過ぎるとプラカップでの提供となるのですが、13:45ぎりぎりで趣を楽しむことが出来ました。30分以内にジョッキ返却の声をかけられましたが、生ビールをぬるくするようなことは致しません。その後、屋根付きのテーブルで2人組のベテランと同年代とおぼしきソロの方とお話しして1日目はまったりと過ごしました。
翌朝、朝方からテントをたたく水音が響きます。とりあえず朝食をとり様子見をしたところ、2人組のベテランは撤収するとのこと。ソロの方は悩んでおられました。もう一度テントに戻り、装備を出来るだけ削ってスピード登山で体温の低下を防ぎながら行ける所まで行こうと決断(いつも持ち歩いているミラーレス一眼カメラもテントに置いていきましたので山行中の写真がスマホでの数枚です)。準備を済ませ2人組のベテランへ出発のご挨拶をして6:29山歩きスタート。ソロの方はもう少し早くスタートされたようです(6:00にスタート)。
北沢峠(標高2030M)から登り始めますが、仙丈ヶ岳が3033Mで一合目から標識が出てきますので、一合あたり100Mというとても分かりやすい表示です。五合目(大滝ノ頭)馬の瀬への分岐点を小仙丈方面を向かいます。もうしばらく樹林帯を歩いていくと森林限界となりハイマツが現れます。本来であれば景色が良いのでしょうが、とにかく雨は降り続きガスが発生していますので全く景色を見ることは出来ません。小仙丈手前で昨日お話ししたソロの方に追いつきました。自分のレインウェアは性能が劣るので、かなり水が染み込み体が湿ってきていましたので、先に進ませて頂きました。小仙丈から少し右に折れるような形で仙丈ヶ岳を目指します。この頃から風も更に強くなってきました。最後の登りを詰めて仙丈ヶ岳に到着します。しばらくしてソロの方も到着し「まるで修行ですね」とお話ししましたが、おそらく今日一番雨風が強い状況で、そそくさと暖をとるため仙丈小屋目指して下山することにしました。
仙丈小屋では中に入った瞬間にホットコーヒーを頼んでぐっしょりになったレインウェアを脱ぎ、中で体を温めさせてもらいました。小屋には後で2人組の若手がやはり暖をとりに入ってこられ、ソロの方は30分弱で下山路に向かいました。自分は芯まで冷えきっていたので40分強ゆっくりさせて頂きました。
下山は馬の背ヒュッテから藪沢を経て大滝ノ頭へトラバースしました。大滝ノ頭に着く頃には雨はほとんど気にならない程となり、途中甲斐駒ヶ岳・摩利支天の雄姿を眺めることが出来ました。二合目からは長衛小屋への近道があるとのことで、そちらへ向かいましたが、更なる分岐を見逃して最短ルートではありませんでしたが、12:14無事長衛小屋へ戻ることが出来ました。
長衛小屋に到着し、着替えを済ませてラーメンとホットウィスキーで体を温めます。体が温まったところで昨日に引き続きジョッキ生ビールを堪能、そこからはソロの方、年配のご夫婦、中小企業の社長&銀行の方などとお話し&飲みで気づいたら19時になってしまい、お開き後は晩御飯もとらずに爆睡でした・・・
(2/2に続く)
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