行程・コース
天候
晴れ、高曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)JR甲斐大和駅から上日川峠行きマイクロバス(8:10発-9:00着、料金1,000円(現金のみ))
復)小菅の湯から奥多摩駅行きバス(17:45発-18:40着)
この登山記録の行程
上日川峠(9:10出発)-大菩薩湖北岸(9:30)-小屋平バス停(10:00)-石丸峠(10:55)-天狗棚の頭(11:05着/11:17発)-牛ノ寝通り分岐(11:20)-巡視道分岐(12:00)-榧ノ尾山(12:15)-狩場山(13:10)-大ダワ(13:30)-モロクボ平(14:10)-小菅の湯(14:45)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
富士山と紅葉を目当てに、上日川峠から牛ノ寝通りを歩いて来ました。 冬枯れと紅葉の入り混じった尾根筋は、紅葉が遅かった一昨年の今頃とは随分様子が異なります。 季節を変えて何度でも訪れたくなる奥深かさを、改めて感じました。
≫ひと月ぶりに工面した貴重な土曜日。 富士山と、平成最後の紅葉を静かに楽しめるであろう牛ノ寝通りを目指して、甲斐大和駅から上日川峠行きのバスに乗り込みます。 @1,000円で標高1,580mまで一気に上がれてしまうのには気が引けますが、鈍った身体には有難い限りです。
石丸峠登山口の小屋平バス停にはトイレも登山ポストもありませんので、終点の上日川峠まで行ってしまうのがお勧めです。 上日川峠から小屋平に戻るついでに大菩薩湖の北岸に寄り道してみましたが、湖面越しの富士山に高圧鉄塔が被っているのが残念でした。
立冬を過ぎたというのに何やら生温い空気を感じながら石丸峠を目指します。 石丸峠から牛ノ寝通りの分岐は指呼の間ですが、その先の天狗棚の頭まで足を伸ばせば、ひと回り雄大な景色を眺めることが出来ます。 眼下に横たわる牛ノ寝通りの姿も一望出来ますので、初めて歩く方にはお勧めです。
その天狗棚の頭から眺める緩慢な牛ノ寝通りの姿は、成るほど牛が寝そべっている様に見えてきます。
何とも味のある名前の名付け親が地元の猟師さんだったか、黎明期の登山家だったかは分かりませんが、きっと「馬ノ背」の向うを張って洒落を効かせたのに違いない、等と勝手に想像するのも楽しいものです。
巨木の多さでも知られる尾根道はすっかり冬枯れていましたが、大マテイの手前の大ダワから小菅村までの山腹道では、視界が染まったかと錯覚する様な紅葉を楽しむことが出来ました。
結局、杉の植林帯は小菅側の山麓の僅かのみで、自然林に囲まれながらの静かな山歩きを堪能すると、最後のお目当ての小菅の湯にドボーン。 富士山、紅葉、温泉で、今週もしっかり締まりました~。
牛ノ寝通りは其ノ名の通り、長閑で奥深いルートです。 次は新緑の頃に訪ねてみましょうか。
本日の総歩数30,821歩、歩行距離20.8km、消費カロリー1,416kcal、脂肪燃焼量101g也。
フォトギャラリー:83枚
バス終点の上日川峠。ハイシーズンの賑わいです。
大菩薩峠に向う皆さんを横目に見ながら、小屋平への静かな小径に入って行きます。
途中、大菩薩湖の北岸に寄り道してダム越しの富士山をパチリ。手前の高圧鉄塔が残念!です。
小屋平への小径は、途中3度、細い沢を渡ります。
程なく、小屋平バス停に到着。ここまで、調度良い足慣らしです。
小屋平バス停の登山口から少し登ると、林道に出て視界が開けます。
ヨッシャ~!!
南アルプス方面です。
林道から石丸峠に向います。
白樺と唐松の林を越えて行きます。立冬を過ぎたというのに生暖かいような陽気です。
小屋平から小一時間で、石丸峠に到着です。
大菩薩連嶺特有の、気持ちの良い笹原が広がっています。
牛ノ寝通りに入る前に、天狗棚の頭(1,957m)に足を伸ばします。
天狗棚の頭から、石丸峠越しに大菩薩峠方面の眺め。
小金沢山。残念ながら富士山は見えません。
奥に見えるのが、雁ヶ腹摺山ですね。
南アルプス。甲斐駒も良く見えます。
そしてこちらが、これから向う牛ノ寝通りの姿です。まるでゆるキャラの様な雰囲気ですね。
分岐標に戻って、いよいよ牛ノ寝通りに入って行きます。
途端に道がか細くなったように感じます。
破線ルートの長峰を右に分けます。
個性的な巨木に出合えるのも、牛ノ寝通りの魅力です。
左手の冬枯れ越しに大菩薩嶺。
苔はそろそろシーズンオフですね。
途中で、巡視道を左に分けます。この路は雄滝の方に続いている筈です。
右手の眼下に長峰が並行して見えます。
榧ノ尾山の小ピーク(1,429m)
南東方向に松姫湖が遠望出来ます。
今年の台風は酷かったですね。。。
倒木が道を塞いでいますが、尾根が広いので通行に支障は有りません。
冬枯れた尾根を唯一彩るカエデの紅葉。
一昨年の11月初旬に歩いた時は、未だ緑葉の方が多かったのですが、、、
道標に「牛ノ寝」と有ります。
だだ広い尾根が広がっています。
落ち葉の上を何処でも歩けてしまいます。
狩場山のピークに立ち寄りました。
狩場山ピークの踏み跡は落ち葉に埋もれていますので、注意が必要です。
稜線に沿って赤白の境界杭が続いていますが、必ずしもルートに沿っている訳ではありません。
紅葉の落葉で、地面が赤く見えます。
大マテイ山手前のコル、大ダワです。
道標に従い、小菅方面に向います。
大マテイの山腹に入ると、俄かに色めいて来ます。
ヤドリギ。
足元の急斜面が、落ち葉に覆い尽くされています。
♪
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視界が赤く染まった様な錯覚に。
行き合うパーティは稀でした。
モロクボ平から、小菅の湯に向けて尾根を下ります。
黄葉もいい感じですね。
♪
肩を痛めている身にとっては、最大の難所!でした。
小菅村に下りて来ました。
小菅側からの登山道入口道標です。
長閑な山村集落と鹿倉山の眺め。
最後のお目当て、小菅の湯に到着!
ひと月振りの湯上りセット♪
湯上り第2セット♪
17:45発の奥多摩行きバスに乗り込むときは、もう真っ暗でした。
西武拝島線のイラスト車両。このぐでっと感が“牛ノ寝”と重なって、思わずパシャリ。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 | テーピングテープ |
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