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20181118 伊豆が岳登山(子の権現経由)

伊豆が岳( 関東)

パーティ: 1人 (まさゆき さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

コース

総距離
約11.2km
累積標高差
上り約906m
下り約962m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

前日は遅くまで予定があったため、今回は手軽に登れる日帰りルートとして飯能にした。
正丸駅から天覧山までの縦走コースはエスケープルートが豊富でコースタイムを調整しやすいので便利である。
その安心感のせいか朝二度寝してしまい、正丸駅に着いた時間は12時半頃になってしまった。
関東ふれあいコースは吾野駅までだが、時間的に日没に間に合わなそうなので西吾野駅をゴールにして出発することにした。
(もちろん万が一のためのヘッドライト、ツェルト、非常食を装備してのスケジュールである。)

正丸駅から反対側に進んで、しばらくは集落の道を進んでいく。
天気は曇りで登山日和ではないが、2,3組の下山した登山客とすれ違った。
伊豆が岳であれば、この時間帯に登り終えるのは当然だろう。

30分ほどして登山口に到着する。
最初はスギやヒノキの人工林帯で日差しがあまり入らないため、曇りも相まって結構な暗さである。
手入れがされているのに日差しがないと人工林は鬱蒼とした雰囲気となり、登山客もたまにすれ違うぐらいで、とても静かだ。

ガイドブックには時間は短くても急登があるので油断しないようにとあったが、確かに標高にしてはそれなりの傾斜なので、登りがいがある。
ある程度すると、針葉樹林帯を抜け、ちょうど紅葉で色鮮やかになった広葉樹林に出る。
木々の密度も下がり、視界が一気に明るくなる。やはり明るい中の山行の方が気持ちが良い。

尾根まで登ると、山頂までは基本的に尾根沿いに進んでいく。
時おり樹木が途切れて視界が開け、奥武蔵の山々を望むことができる。

こういった低山は大体林道を進んでいくものだが、伊豆ヶ岳は岩稜的な雰囲気があり、岩場が多い。
途中の案内板によると、この辺りは武甲山や両神山と同様にチャートと呼ばれる岩石でできているとのことで、両神山と雰囲気が似ているのに合点がいった。
今回は高山縦走用のアルパインブーツを慣らすためという目的もあって標高からすると重装備な靴で登ったが、ソールが堅めの靴で来てかえって丁度良いぐらいであった。

山頂までの最後の登りを登ったところで視界が開けるところがあり、関東平野が一望できる。
今日は曇りで遠くまではくっきり見えないが、それでも素晴らしい眺めだ。
低山なので眺望はそこまで期待していなかったが、冬の空気が澄んでいるときにまた挑戦したいと思えるぐらいだった。

山頂前でいい眺望を見れたので、山頂はもっと良いものが見れるかと思いきや、山頂は樹木に囲まれて景色が見えなかった(笑)
さっきの開けたところで写真を撮らずに来てしまったので、少しの距離だがまた戻って写真を撮る羽目になった。

また山頂に戻り、子の権現に向けて引き続き進んでいく。
子の権現側も傾斜が急で降りるのに少し難儀した。

急な斜面を降りると傾斜が穏やかになり、縦走ルートに入る。
高度差はそこまでないが何回も登り降りするので積み重なると結構疲労が溜まってくる。
関東ふれあいコース全走は健脚向けと案内板にあったが、確かに初級者には厳しそうだ。

途中、お昼休憩を挟んで下っていったが、2組とすれ違ったくらいで全然人がいない。
ふれあいコースなのに人と触れ合う機会がないな~などと適当なことを考えているうちに子の権現に到着。

子の権現は反対側から車で来て参拝できる位置にあり、結構立派な神社である。
階段を登るとスカイツリーまで見える展望台があったのだが、今回は時間もなかったのですぐに神社を出た。

神社から伸びる一般道を進んでいくと、登山道への入り口に再び入る。
この時点で16時半で、空は明るいが森の中に入ると光が遮られ、相当暗くなってしまった。
ヘッドライトは持ってきていたのでのんびり降りても問題なかったのだが、やはり暗くなると心細くなってしまい、足早に下山する。
17時前に街灯のある集落の一般道にようやく出て一安心できたが、その後すぐに森の下はライトなしでは歩けない暗さになった。
今回はライトを点けての登山を経験しようと思っていたが、実際の森では早く帰りたくなってしまいできなかったので、天覧山ぐらいの安全な山でナイトハイクの練習をしてみようと思った。

伊豆が岳は標高の割に登りごたえがあり、眺望が素晴らしく、人気の山というのも頷ける山だった。
その後の縦走コースもたっぷりと登り降りがあるので、低山が続くにもかかわらず、縦走気分を存分に味わる。
今後は武甲山や武川岳にも登るつもりだが、時間に余裕がありそうであれば、縦走してまた訪れてみたいと思う。

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