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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 登山口は仙台市白沢の水道施設入口。数台駐車可。施設への入口を塞がないように駐車。

この登山記録の行程

登山口(9:18)・・・旧白沢峠分岐(9:27)・・・防空壕・・・新田分岐(9:48)・・・泉口ため池・・・旧参道入口(9:59)・・・加沢ため池(10:25)・・・セイゾウ池分岐(10:48)・・・女戸神山山頂(11:29)・・・男戸神山山頂(11:43)【昼食32分】・・・水場(12:23)・・・登山口(12:50)

コース

総距離
約10.2km
累積標高差
上り約706m
下り約706m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 戸神山に新しい道標が設置されたという。この道標に従えば、表コース、裏コース以外の道も歩けるらしい。これまで戸神山には6度登っているが、歩いたコースは表コースか裏コースのどちらかである。この別ルートにはとても興味が湧いた。

 12月23日は曇りベースで、午後からは雨も降るという予報だ。ただ、気温は高く、風もない。平野部には青空も広がっている。
 釜房湖を回り、白く光る屏風岳を見てから戸神山に向かった。実は、奥羽山脈がくっきり見えていれば、山形県に抜けて千歳山や富神山に登ろうと考えていたのだ。ところが蔵王連峰は屏風岳が見えるだけで、熊野岳や刈田岳はまったく見えない。それで山形は諦め、戸神山に登ることに決めた。

 本砂子から栃原を過ぎ、秋保の長袋に出て、秋保中学校を右に折れると戸神山の登山口はすぐである。9時18分に登山口を出発する。仙台市の水道施設の右手を回り、林道に入る。道幅は軽自動車が通れる程で、ぬかるんでいる箇所が多い。
 9時27分に新しい標識に出会う。旧白沢峠という標示である。ここを直進すると表コース・裏コースの分岐点である広場に着く。左手に下ると、泉口ため池に至るようだ。左の道は知っていたが、これまで歩いたことはない。左に進んで遠回りし、裏コースの終点付近に合流することにした。

 泉口ため池への道は道幅も広く歩きやすい。下りベースなのでどんどん進んでいくと、右手に大きな穴を発見した。時計を見ると9時34分で、分岐点からわずか7分の距離である。
 大きな穴は防空壕の跡のようだ。一説によると旧日本軍の弾薬庫跡とも言われている。かがまずに歩けるほどの高さがあり、奥行きは十数メートルもあって、洞窟内を一周できる。
 洞窟を出て、新田分岐まで下る。そこから少し行くと泉口ため池があった。池の周囲は金網で囲われている。この先には田んぼが広がる。ここは里山との境らしい。

 泉口ため池から戻って新田分岐を左に折れる。この道は戸神山への古参道である。秋保の村人が通った道である。雑木林の中のゆるやかな登りを行くと、右手に戸神山が見えてくる。
 戸神山がやや近くなってきたところにセイゾウ池という標識があり、標識から戻って左の山腹を来た方向に進み、丘を越えると加沢ため池に出会う。加沢ため池を一周し、堤防を渡って道路に出ると、黒森山登山口という標示がある。その付近にはニホンザルを捕獲するための檻が設置してあった。

 加沢ため池からは戸神山の山頂部が小さく見える。登山道に戻って、セイゾウ池という標識まで折り返す。少し進むと小さな池があり、これがセイゾウ池なのだろうか。左の杉林は疎林で、朽ちたトタンの小屋があった。
 右手に小沢を見て沢沿いに進み、朽ちた導水のU字溝の辺りで沢に下りる。沢を遡上して杉の植林帯が出てくると、道は二手に分かれる。まっすぐ進みそうになるが、ここは左に進んで杉林に入る。道迷いしやすい箇所である。
 杉林を抜け、もう一度小沢を渡って明るい林を登っていくと、裏コースと出会う。ここから戸神山の鞍部への登り口はすぐだが、そこを過ぎて女戸神山の登り口まで進んだ。
 あとはいつものように、女戸神山の山頂を踏む。途中、登山道に熊の糞を発見した。ここにも熊はいるのだ。

 11時43分に男戸神山山頂に着いた。山頂直下の熊落ち坂はきついが、5分程の辛抱で山頂に着く。山頂からは仙台方面の眺めが良い。ただ、今日は雲が多く、太平洋までは見えない。風のない山頂で30分程休んで、熊落ち坂を鞍部に下り、そこから表コースを通って12時50分に登山口に戻った。途中の杉林は、間伐の手が入っていて、相変わらず美しい。

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登った山

戸神山

戸神山

504m

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歩行時間
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難易度
コース定数
10
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