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浅間隠山 2019

浅間隠山 浅間山( 上信越)

パーティ: 2人 (はにわ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

登山口8:50---北軽井沢分岐9:10---わらび平分岐10:10---山頂10:20(休憩40分)11:00---登山口12:05

コース

総距離
約5.8km
累積標高差
上り約475m
下り約475m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

秋に甘い柿の実をいただいたお宅の柿畑には数日前までたくさんの実がまだなっていたが気付かないうちにすべて無くなっている。
毎年の光景だが以前話を聞いたら野鳥の為に残してあると言っていた。
近所にもたわわに実った柿の実をそのまま放置するお宅(どうやら皆さん幾つか食べれば充分見たい)が多いがこの時期になると知らずに無くなっている。
この前TVの番組で里山に放置された渋柿の木に猿が登り渋いのでひと齧りすると下におっこどし数日経って甘くなった頃にタヌキやイノシシが食べにくる様子を写していた。
まるで猿蟹合戦(昔話は可哀想な話だが)みたいと笑っていたが昨今畑を荒らす野生動物などの為に山中の放置された檜や杉の代わりに柿の木を植えれば花粉症も減るし餌があれば里に降りて来ないのではないかなどと思ってしまった。
まあ実際は子供じみた考えで難しいことは分かっているが。。。。。

畦道にハクセキレイが尾っぽを上下に揺らしながら歩いている。


年末に軽井沢の取引先から年始に納品を頼まれていたので折角だから周辺の山を登ろうかなと午前中に降りて来れそうな山を探す。
4日は天気も良さそうなので短時間で登れそうな雪山で大展望を楽しめる浅間隠山を今年の登り始めに決定。
友人Y君も誘って朝焼けを背に国道17号を高崎へ。
車窓から見える蒼い山々の中にひときわ輝く真っ白な浅間山。
その前に連なる山々の一番高い三角形の山が浅間隠山かな。
進行方向は雲一つない青空。
そうそう昨日は旧碓氷峠で山火事があったけど鎮火したのかな。
そんなことを思いながら高崎から倉渕を通り二度上峠を目指して山道を上がって行く。
何度か通ったことのある道だが標高1300mの駐車場付近の道路はほぼ積雪無。
ただ車の気温計は氷点下を表示していた。
駐車場には数台の車が停まっている。
身支度をして9時前に出発。
登山口は道路を100mほど下った所にあり数センチ積雪があった。
最初は緩やかな道をジグザグに登って行く。
尾根に出るとカラマツ林の隙間から浅間隠山が見えた。
すぐに北軽井沢分岐に到着するが二度上峠からの雪の尾根道には踏み跡がないのでほとんどの人はこちらから登ってくるみたいだ。
暫くは南斜面の雪のない尾根道をジグザグに登る。
その後少し積雪のある急登を登るがここで軽アイゼン装着。
さらに進むと高い木が無くなり山頂が見えてきた。
山頂下から振り返ると浅間山は勿論、八ヶ岳、西上州、秩父山地、関東平野が見え、頂上からの展望に期待が高まる。
ひと登りで山頂に10時20分到着。
まさに山頂からは期待通りの大展望。
四阿山方面だけ木々に遮られ見えないが草津白根山から白砂山、仙倉山から谷川岳、武尊山と白い稜線がどこまでも続く。
尾瀬方面だけ少し雲に隠れているな。
眼下には高ジョッキ、岩櫃山、小野子三山、榛名山、その先に赤城山。
薄らと筑波山まで見えている。
さすがにスカイツリーは見えないが(笑い)秩父山地の間からは富士山も顔を出している。
鼻曲山方面は南アルプスや八ヶ岳、中央アルプス。
そして浅間山の雄姿が目の前に。
奥には北アルプスの白い稜線が。
山頂の展望方位盤で山座同定するが今まで登った山が一望出来たので見上げる青空に気分は最高!
先日のHNKの穂高連峰冬山ドローン撮影に感化されて友人Y君とドローンを飛ばしたいねと笑い合う。(冗談で)
そして40分ほどコーヒーを飲みながら展望を楽しむ。
山頂はあまり広くはないが登ってくる人は数人しかいなかった。
無風で思ったよりも暖かったので霧氷などは見られなかったが枯草が霜を被っていた。

目の前の浅間山は今日も登っている人がいるのだろうか。
前掛山に登れるようになったし今年はあの上からの景色も見てみたいな。

さて11時下山開始。
来た道を下りていく。
わらび平分岐辺りで宿り木も発見。
このコースは緩やかな道が続き、道も整備され、危険個所もないので行きも帰りも二人で終始くだらない話で盛り上がった。
そしてあっという間に登山口へ。

その後軽井沢方面に下り、昼食後友人Y君には車の中で昼寝してもらい納品先へ。
時間があったので布引観音まで足を延ばし参拝。
駐車場入口の竹の杖を使って沢沿いの大きな氷柱を見ながら山道を歩くこと15分。
山寺のように断崖絶壁に建立された観音堂はよくもまあ800年も前に作ったねと感心するばかり。
帰りは穴場の布引観音温泉に寄る。
建物も古くて石鹸もドライヤーも無く湯船も小さいが泉質はヌルってしていて良く温まった。
ロビーにあった薪ストーブも良い感じ。
風呂上りにキリンレモンを飲みながら焚火を見ていると何だか癒された。


短時間でこの時期ならではの大展望を満喫した浅間隠山は日本二百名山なんだよね。
峠までの道は群馬県側からも長野県側からも広く、冬でも余程積雪が無ければ駐車場までスタッドレスで来れそう。
特に今は道路にライブカメラが設置されているところが多いから冬の情報を手に入りやすいしね。

群馬道路ライブカメラ(二度上峠も見られます)
http://www.kendobousai-gunma.jp/photo/

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装備・携行品

登った山

浅間隠山

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1,757m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間
難易度
コース定数
12
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