行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
浅間山荘(500円)
この登山記録の行程
天狗温泉浅間山荘0615……0647一の鳥居0647……0706二の鳥居0706……0759カモシカ平0759……0814火山館0814……0821湯の平口分岐0821……0835賽の河原分岐0835……0928避難小屋0928……0946浅間山(前掛山)山頂0959……1049賽の河原分岐1049……1104湯の平口分岐1104……1110火山館1118……1133カモシカ平1133……1201二の鳥居1201……1207不動滝1207……1222一の鳥居1222……1248天狗温泉浅間山荘
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
浅間山荘から浅間山(前掛山)をピストンしました。
天候は快晴・ほぼ無風。山頂からは360度の展望が楽しめました。
計画段階では帰りにJバンドに取り付いて、トーミの頭まで回ってみようと思っていたのですが、現地で斜面を見るに無理と判断。大人しく帰ってきました。
実際小規模ですがいくつも雪崩の跡がありました。
冬山の装備をひと通り持って行ったのですが、特に足回りは何が正解か分からなかった山行でもありました。
登りはアイゼンをハーネスにぶら下げながらも、結局山頂まで登山靴だけで登ってしまいました。
帰りはさすがに怖かったのでアイゼンを付けましたが、後半、特に二の鳥居から先はとにかく雪と氷と岩、土(泥)が入れ替わり立ち替わりで、着脱をひたすら繰り返されました。
帯に短し襷に長しで、結論として一番正しかったのはチェーンスパイクだったかも知れません。
他の登山者の方々も、スノーシューやワカンの方はさすがにいませんでしたが、ガチのアイゼン、軽アイゼン、チェーンスパイクと様々でした。
今回は現地でコースを短縮しましたので、その分時間も短くなりました。
結果例の如く、「食べない」山行に「飲まない」が追加されました。
6時間前後ですと、飲まず食わずで終えてしまいます。
ザックの中のサーモスのお湯もストーブも、今日は全く出番がありませんでした。
重い思いして彼らを山頂へ運び、そのまま連れて帰って来た感じです。
特にスコップや簡易ソリは、終日ザックの中で寝ていたと思います。
フォトギャラリー:67枚
駐車場には4時頃着きました。
6時を過ぎると皆さん活動開始されてました。
鳥居をくぐって出発です。
さすがに強烈な注意事項ですね。
歩き始めこそ土の道だったのですが
すぐに雪・氷の道が。
ただ早朝と言う事と、まだ緩やかな道だったので、登山靴のまま進みました。
一の鳥居です。
不動滝は帰りに寄る事にしました。
沢沿いは何か、道が凍ってそうな気がしましたので。
参道でもあります。
二の鳥居に着きましたが、崩れてしまっていました。直してもらえるといいですね。
日陰の道はつるつるトラップ。
しばらくは土の道と
雪・氷の道が代わる代わる現れました。
外輪山に日が当たり始めました。
ただ日陰でも風がなかったので、寒くはなかったです。
アウター込みで4枚着込んでいたからかも知れませんが。
ちなみに今日も手袋は防寒テムレス。
ザックのBDソロイスト「zzz……」
カモシカ平。
予約制だったのでしょうか。
会えませんでした。
ついにチラッと顔を覗かせた浅間山。
でも実は前掛山なんですよね。
8時過ぎにようやくお日さま。
今日も宜しくお願いします。
火山館手前で強烈な温泉の香りに襲われました。
ほんとむせるほどでしたが
今のは!? 今のは大丈夫なレベル!?
確かにここだけ、「火山灰」ぽい道でした。
火山館に到着。
帰りに寄る事にします。
すぐ脇の浅間神社。
こんにちは。
越えていよいよ雪山らしくなりました。
ただ強烈に締まっていて、埋まることはありませんでした。
気持ちよく歩いて行きますが、ホワイトアウトしたら帰ってこれる自信がありませんね。
湯の平口分岐に着きました。
計画ではトーミの頭からここへ戻ってくるつもりだったのですが、斜面と雪の状態を見てあきらめました。
たしなみとしてヘルメットはかぶって来ていますが……。
つい先日までここはバリケードだったのでしょうね。
更に進んで賽の河原分岐。
Jバンド方面は踏み跡が少しあるものの、最近のものには思えませんでした。
お日さまが前掛山を越えました。
森林限界と言って良いでしょう。
鋸岳方面。
向かったらアイゼン着脱のラッシュになるのでしょうね。
最後の前掛山はかなり厳しかったです。
歩く速度が半分になりました。
草津白根山、かな。
今年は雪が少ないのでしょうね。
厳しい斜面でした。
久し振りの冬山装備も重かったし!
まっすぐ登れば浅間山の山頂ですが
立入禁止標識が立ちふさがります。
前掛山に方向を変えて、あと少しです。
避難小屋。
風雪ではなく噴石避けなんですね。
前掛山への登りです。
北斜面になりますので雪面ですね。
前掛山への稜線です。
カルデラ好きにはたまらないカーブです。
着いたー!
ここに着く前、一瞬だけ浅間山から水蒸気が上がったのを見ました。
浅間山本体です。
かつての登山道(行者返し?)と思われる道が見えます。
手前に妙義山が見えます。
奥の奥秩父の稜線には雲取山も見えています。
中央やや左奥に富士さま!
手前の稜線は奥秩父。富士さまの手前は金峰山。右の山塊は八ヶ岳です。もうひとつ奥に南アルプスが顔を出しています。
富士さまアップ!
中央奥、うっすら白いのが木曽御嶽山。
左奥の山脈は中央アルプスです。
もちろん右はどこまでも北アルプス。
木曽御嶽山アップ。
中央アルプスアップ。
稜線の先は行き止まりです。
手前に四阿山。
しばらく青山を堪能しました。
さあ下山しましょう。
外輪山の内側です。
よく見ると、こんな雪崩の跡がちらほらと。
トーミの頭。
あそこから降りてくるのは無理!
火山館に寄りました。
手ぬぐいとバッジをお土産に買いました。
そうか、町としては小諸なんだ。
温泉再び。
帰りは不動滝に寄りました。
イエローフォールです。
面白い淵もありました。
何とか無事に下山です。
水分も摂っていないので、ザックの重量は出発時と全く変わっていません。
重かった……。
でも蛭ヶ岳ダマシイで頑張りました。
手前のロープはネットで覚えた自在ロープ。
セルフビレイやピッケルのリーシュに使えます。
帰りの道は昭和の国道。
ぬたぬたと轍にハンドルを取られました。
浅間山を後にします。良い山行でした。
帰りに小諸の懐古園に寄りました。
お蕎麦を2杯食べる大男や、おでんをガマンする中学生女子はいませんでした。
おみやげは小諸産のりんごで作ったというりんごジュースだよ!
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
| スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
| グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
| カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | GPS機器 | スリーピングマット | ストーブ | 燃料 | ライター |
| カップ | クッカー | カトラリー | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ |
| オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル | ワカン | ショベル |
| ゴーグル | エイト環・ATC | カラビナ | 安全環付きカラビナ | クイックドロー | ビレイデバイス |
| スリング | ピトン | ハーネス | ヘルメット | ||
| 【その他】 予備ヘッドライト、予備手袋×2、風力計、モバイルバッテリー、アマチュア無線機、タイブロック、ナッツ、スカイフック、ウェビング、プルージックコード | |||||




