行程・コース
天候
リフト終点より上の標高はガスがかかり続け、時々雪が吹き付けてきました。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
川場スキー場の立体駐車場(駐車料掛からず)に駐車。朝七時頃でも比較的すいていました。
この登山記録の行程
0720 駐車場出発、チケット購入、リフト稼働開始待ち
0805 桜川リフト搭乗
0815 クリスタルリフト搭乗
0825 リフト終点到着、アイゼン装着、登山開始
0905 剣ヶ峰山(西武尊山)
1005 武尊山山頂
1110 剣ヶ峰山(西武尊山)
1125 リフト終点、アイゼン取り外し
1135 クリスタルリフト搭乗
1150 桜川リフト搭乗
1200 川場スキー場帰着、下山報告
1210 駐車場帰着、撤収
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨日前武尊山からの縦走に挑戦しましたが会えなく断念してしまった武尊山に再挑戦してきました。武尊山のメジャールートである川場スキー場からのリフト利用ルートです。もともと行程が短すぎるという理由でオグナから挑戦することになったのですが、実際に登ってみるとなかなかにタフな登山で楽しかったです。
まず朝6時半頃、川場スキー場に着いて五階の駐車場へ。谷川岳もそうですが、屋根付きの駐車場は風雪を避けられ、足元もコンクリートなので非常に準備・撤収が行いやすくて助かります。
七時半からリフトのチケット販売されるアナウンスがあったので、身支度を早々に整えて少し早めに七階のチケット売り場階へ移動。登山届を記入して受付へ。1500円を支払い、往復リフトカードを受け取ります。スキー場のリフトに乗るときに使う磁気カード?です。色々と登山する上での注意事項伝達を受け、下山後は口頭で受付に報告をするように言われました。
8時頃、リフト稼働開始に合わせリフト乗り場へ。まずは桜川リフトに乗ります。列に並んでいるとスキーヤーの方に声をかけられました。どうやら午前中に登山をし、午後はゲレンデで滑る予定だったようですが武尊山山頂付近がガスっててスキーのみに変更されたようです。桜川リフト山頂側駅までしばしお話をさせていただき、お別れしました。山屋同士だと見知らぬ相手とも話が弾むのが楽しいですね。
次にクリスタルリフトへ搭乗。桜川リフトでもそうですが搭乗時にはザックを下ろして席に乗せる格好をとります。アイゼン等のスノーギアはもちろん外して。それらは受付で注意書きメモのような紙をもらうので一通り確認を。クリスタルリフトは風防付きで結構快適でした。
ところが標高が上がるにつれてガスに巻かれてしまいます。終点に着くころには登るのに若干の不安を感じるようなガスり具合。でも足元は問題なく見え、視程も十分なのでアイゼン・ストックを装備して出発。最初は少し急ですがすぐに平坦になります。前日は非常に良い天候だったようなので、一旦溶けて固まったようなクラスト面が多いです。今日は雪山らしい十分な低温でした。トレースはまぁまぁはっきりしており、油断せずに足元を確認していけば迷うことはなさそうな感じ。とはいえアイゼンのトレースなので少しでも雪が積もれば見えなくなってしまうくらい心もとないものでした。GPSを使うなどして迷わないように細心の注意を払いました。
雪庇も至る所で発達しており、トレースも参照しつつその上に乗らないように注意しました。剣ヶ峰山の手前で雪面に亀裂があり、おそらく連日の好天の影響かと思われました。
歩き始めて間もなく剣ヶ峰山に取り付きます。足元や樹木の影くらいしか見えず、斜面も良く見えないのですが結構な急斜面です。足元はしっかりと締まった雪面なのでアイゼンの効きも申し分なく、特に問題なく登りきりました。急登の後はなだらかな斜面になり、尾根も広くなるので視界が悪い状態ではトレースが無いと迷いやすいかもしれません。今回はトレースが十分視認できたのでそれをたどっていきます。歩き進めると尾根が狭くなり、両側が切れ落ちた痩せ尾根状態になります。横風が吹き付けてくるのでバランスを崩さぬように注意しつつ、剣ヶ峰山を通過。
剣ヶ峰山を通過すると、今度は急な斜面を降りることになります。足場はしっかりと切られていたので、特に問題はありませんでした。
地形によるものなのか、風が強く吹き付ける場所・無風の場所が交互に来る感じでした。現在位置の確認等の立ち止まるタイミングは風が弱い場所を選ぶようにしました。
剣ヶ峰山を下って行ったあとは登り返し・下りを小刻みに繰り返しつつ山頂を目指すことになります。何度目かの登りの後に山頂へ到着、昨日のリベンジ成功です。とはいえガスで全く展望なし。今回はピークハントが目的だったので特に未練はなかったですが。。
山頂で一本満足を一本食べて満足し、下山開始。登るときは自分が先頭を切っていたので誰ともすれ違わなかったのですが、下りでは結構多くのパーティとすれ違いました。こんな天候だったので少し意外に思っていました。
下山途中に方向感覚がなくなってしまい、樹林帯の中で数分迷子になるハプニングがありましたがすぐに復帰。登りと同じように何度かアップダウンを経て、剣ヶ峰山の急斜面を下りリフト終点へ到着しました。アイゼンやストックを終い、下山利用希望の旨をリフト係員さんへ伝えてリフトに搭乗。下るのにリフトを使う人は周りにはおらず、なんだかスペシャルな感じでした。
川場スキー場の麓へ着き、受付へ下山報告を行ってカードを返却。デポジット料の500円が戻ってきました。実質、リフト料金は1000円ということになります。
駐車場へ戻って片付け、撤収。帰り際に道沿いの日帰り湯で冷えた体を温め、沼田市内でおおぎやのラーメンを食べて帰りました。
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駐車場は快適な屋内式です。
チケット売り場。暖房効いてて暖かい
リフト乗り場に出ます
クリスタルリフトへ乗り継ぎます。
リフト終点でアイゼンとストックを装備。ピッケルの出番も想定していましたが結局出番なく。すれ違う人はピッケル装備の方の方が多かった印象。携行していたワカンも出番なし。
リフト終点の様子。登山者もちらほらいます。
登りはじめ。
ガスってて先行者の目視が。。このあと、先行されている方を追い抜いておそらくこの日のトップバッターとして歩き進めました。
登山道の様子
登山道の様子
剣ヶ峰山の急登を登り終えると祠がありました。
剣ヶ峰山ピークへ続く痩せ気味な尾根。
剣ヶ峰を通過すると急な下りになります。それほど長くはなく、足場がしっかりしているので不安感は無し。
エビのしっぽが至る所で見られました。
登山道の様子
登山道の様子
トレースははっきりしていました。ところどころ特に固いところもありましたがアイゼンの効きは申し分ないです。ただ、下山時にはトレース上を雪が覆って醜くなっていたところもあり。トレースだけを頼るのは危険です。
登山道の様子
登山道の様子
登山道の様子
山頂。リベンジ成功で大変うれしい。
三角点たっち
展望は御覧の通り
何も見えません
下っていくと結構な数のパーティーにすれ違いました。
登山道の様子
登山道の様子
登山道の様子
登山道の様子
登山道の様子
登山道の様子
剣ヶ峰山通過。ぐんまちゃんどこにでもいるね、君w
登山道の様子
登山道の様子
登山道の様子
登山道の様子
リフトが見えてきました。
無事に登山行程終了。あとはリフトで降りるだけ。
下山でリフトを使うのは初めてです。
下界はガスってないです




