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雪山登山
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ゆっくりおいでと雪の赤岳 おもてなしには時間がかかる 八ヶ岳(赤岳、地蔵ノ頭)(八ヶ岳周辺)
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鋸太郎 さん

この登山記録の行程

美濃戸口0440……0544美濃戸山荘0544……0545南沢入口0545……0650赤嶽神社石碑0650……0804行者小屋0830……1013地蔵ノ頭1020……1029赤岳展望荘1032……1123赤岳頂上山荘1125……1127赤岳1143……1208文三郎尾根分岐1208……1258行者小屋1313……1343赤岳鉱泉1348……1514美濃戸山荘1521……1604美濃戸口


総距離 約17.7km 累積標高差 上り:約1,669m
下り:約1,670m
美濃戸口から赤岳に登ってきました。
往路は南沢と地蔵尾根、復路は文三郎尾根と北沢を歩きましたが、稜線の強風はお約束として、登頂以降は快晴に恵まれ、色々緩めてもらった雪山歩きとなりました。
  
夜明け前に八ヶ岳山荘に到着。直後は蠍座なども見えたのですが、すぐに曇天に。
稜線方面は完全にガスの中で、途中出会った方と「今日は天気悪いですね」などとも話していました。
ただ少しずつ雲が薄れていくのも感じましたので、努めてゆっくり登りました。
期待通り、地蔵尾根で苦闘している間にも、少しずつ天気が回復していきます。
稜線に着く頃には晴れましたが、赤岳山頂に着く頃には快晴となりました。
  
残念ながら富士山までは見られませんでしたが、八ヶ岳の他の山はもとより、南北中央アルプスと一大パノラマを楽しめました。
とにかく空が青かったです。
  
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美濃戸山荘から先はまだまだ完全な雪山でした。
美濃戸口から美濃戸山荘までは登山靴歩き、行者小屋まではチェーンスパイク+トレッキングポール、行者小屋から先は12本アイゼン+ピッケルで歩きました。
踏跡は概ね幅50cm程度までは、まずまずしっかりと踏み固められています。
ただ少しでも脇に逸れると容赦なく埋まりました。
  
難しいと聞いていたので地蔵尾根は登りに歩きましたが、やっぱり厳しかったです。
夏山でも階段と鎖のあるコースらしいのですが、どちらも完全に雪の中。
そんな角度に限って締まっていなかったりして、自分には大変でした。
  
稜線では風が強かったですが、自分の風速計では瞬間最大18.8m/sでした。
強さは感じましたが、あおられるほどではなかったです。
それより風の方向に風速計をかざしながら歩いたことの方がバカだったかも知れません。
  
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八ヶ岳にはなかなか縁がないと感じていたのですが、雪の主峰に登れましたので、これで「登ったことあるよ」と言えますでしょうか。
それにしても素晴らしかったです。
多くのリピーターがいるのが、少し分かった気がしました。

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(追記)
ロンシャン塩崎のそばドラですが、カフェオレ味、いちごクリーム粒あん(こっちも買った)共に、普通においしかったです。

登山中の画像
  • 夜明け前に美濃戸口から出発。 ウチの子(車)は四駆ではないので二本足で頑張ります。
  • 日帰りではそもそも何も食べないので、ゴミは出しません。 拾うことの方が多いです。
  • 美濃戸山荘まで約3km、林道を歩きます。
  • 夜道ではよくわからない分岐が登場。
  • 林道と登山コースの分岐だったのかも知れません。 間違えない様、林道を選びました。
  • なんか良さげな小山が!
  • でもこの辺りは入山禁止みたいですね。
  • 赤岳山荘に着きました。
  • 四駆で入ってこれる箇所も終点。
  • まずはチェーンスパイクとトレッキングポールを装着します。
  • では
  • 南沢から行きましょう。
  • 踏跡は明瞭。しっかり締まっていました。
  • ソコですか!
  • こういう尾根道はたまりませんね。
  • 南沢上流方面です。 雪の下には水流があるでしょうから、間違っても入り込んではいけませんね。
  • 「山頂で待ってるよ」 頑張ります!
  • パースが効いた風景は、どうしても写真に撮ってしまいますよね。
  • にしてもガスっぽいです。 ただ風や降雨・降雪はありませんでした。
  • 行者小屋に着きました。
  • 案内図です。 雪に埋もれてもきっちり仕事はしています。
  • ここで足回りを12本アイゼンに。ポールもピッケルに持ち替えました。
  • 行者小屋には10人程度の方がいたのですが、地蔵尾根に向かったのは自分だけだったかも知れません。 6、7人の外国の方とは、3時間半後に山頂で再び会うことになります。
  • 晴れる予感はありました。西の空の明るさ、高温予想、雲も低くありません。
  • なのでお山を信じてゆっくり登っていきました。 嘘です。実力通りの速度です。全力でした。
  • 途中カメラのモードが何か切り替わってしまい
  • フィルムモードやら単色加工やら。
  • 東の空も明るくなってきました。
  • 振り返ると結構な角度。 滑っちゃいけない! 転んじゃいけない!
  • 夏にもう一度歩いてみたい斜面です。
  • つらいわー! きついわー!
  • 「ん?待ってるんだよ?」 赤岳が顔を出したー!
  • 茅野の町は晴れてそうです。 期待できそう!
  • 行者小屋が見えました。 随分登ってきたなあ!
  • 阿弥陀岳はまだ顔を見せてくれません。 手前は文三郎尾根。
  • 登山者が見えました。 ひとりひとりがみんなクライマーだ。
  • 鎖やハシゴは雪の中でした。
  • 横岳方面はまだガスの中。
  • 稜線が近付きました。 地蔵尾根で唯一出会った方が見えます。
  • 角度にすると30度もないんですけどね
  • もう10歩登っては立ち止まるレベルです。
  • でも赤岳や
  • 中岳と阿弥陀岳に静かに見られては
  • 頑張らない訳にはいきません。
  • お地蔵さん! (ゼーハー) こんにちは! (ゼーハー) いい! (ゼーハー) 天気ですねー! (ゼハゼハ)
  • 横岳。 今度来る時は登りたいです。
  • 何とか地蔵尾根を登りきりました。 ひと息入れて、さあラストスパートです。
  • ミニ雪庇。
  • 赤岳にかかっていた雲も
  • 少しずつ流れて
  • 完全な青空に。
  • 美濃戸口方面。高度感が素晴らしいです。
  • 行者小屋と
  • 赤岳鉱泉が見えました。
  • 赤岳展望荘に着きました。
  • すっかり雪の中。 八ヶ岳は本当に雪深いのですね。
  • 最後の登りに挑みます。
  • この道でいいんですね! 分かってるけど! 尋ねる振りして! 少しでも休みたいの!
  • 空気が薄いです。 でもこの薄い空気を吸い込みに来たんです。
  • 右手前に阿弥陀岳。 最奥の雪山は、左から木曽駒、御嶽、乗鞍岳です。
  • 空が青いー! 風が強いー! 雪つぶてが顔に当たって痛いー!
  • 頂上山荘ー! ここで行者小屋で出会った外国の方々に再会。 アンザイレンして文三郎尾根を登ってきた様でした。 親指を立てあって互いの健闘を称えあいました。
  • 赤岳着いたー!
  • 登りごたえ満点でした。
  • 「来たね」 お陰さまで何とかー!
  • この写真の中央奥に、ギリギリ富士山が写っていたのですが、縮小画像では見えないと思います。
  • 奥秩父が見えます。 雪山は金峰山ですね。 左に甲武信ヶ岳や三宝山、右奥には小金沢山が写っています。
  • 右手前の稜線、左の大きく見えるピークが前三ツ頭、その右にある小さく見えるピークが三ツ頭です。 去年はここで撤退しました。
  • 左奥、左から北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳です。その手前の八ヶ岳は、左から権現岳、ギボシ、編笠山、雪の無い西岳です。 スキー場の背後は木曽駒ですね。
  • 阿弥陀岳の後ろに乗鞍岳。右に向かって霞沢岳、奥穂高、北穂高。 がくんと下がって南岳、中岳、大喰岳、分からないけど槍ヶ岳。 後は鹿島槍、五龍、唐松と続いています。
  • 中央奥のプリンは蓼科山。 中央の白い、お餅を横に伸ばしたような北横岳。 標柱の後ろに平坦な硫黄岳、右に岩ゴツゴツの横岳です。 横岳の背後に浅間山が見えます。
  • 赤城山は見え……なかったですね。
  • 一等三角点「赤岳」です。 「嶽」の字を使っていないのが意外でした。
  • 左が甲斐駒、中央が仙丈ヶ岳。
  • 北岳と間ノ岳。
  • それでは下山しましょう。 帰りは文三郎尾根を歩きます。
  • いきなり岩と雪をクライムダウン。 予想していなかったのでとても楽しかったです。 岩は火山岩と言う事もあってか、結構崩れるので注意です。
  • 権現岳への道も何時かは歩いてみたいですね。
  • 写っている登山者の方は登っているのではありません。 背中を向けて降りています。
  • 文三郎尾根は人が多かったです。
  • 改めて火山であることを認識。
  • 中央奥に行者小屋が見えます。 まずはあそこまで頑張ります。
  • 急斜を横歩きで降りるときのムーブは、視線の向け先やピッケルワークなどでスキーに共通するものがありますね。
  • 中岳、阿弥陀岳も大分見上げる位置まで降りてきました。
  • なんか地蔵尾根から文三郎尾根までトラバースしている踏跡がありました。 雪崩怖くなかったのかな。 何があったんだろう?
  • 地蔵尾根が見えます。 あの角度じゃお地蔵さんも見守ろうってもんです。
  • 森林限界もここまでですね。
  • 行者小屋まで戻ってきました。 ここで往路と同様に、足回りをチェーンスパイクに、手回りをトレッキングポールに変更しました。
  • 冬の行者小屋のアイドル。 また来るね。
  • 復路は北沢を歩いて赤岳鉱泉に寄りました。
  • おみやげ目当てです。 ここまで山行9時間。ここで本日初めて水分を補給しました。 相変わらず物は食べていません。
  • アイスキャンディは営業終了していました。
  • 午後の下山に北沢はちょっと迷惑だったかも知れません。 小屋泊、テン泊の方々とすれ違うこと多数。ごめんなさい。次は南沢を下山することにします。
  • 大分ザックの肩への食い込みが厳しくなって来ましたが、
  • 美濃戸山荘の
  • お水を頂いて、もうちょっとだけ頑張ります。
  • スコップやらロープやら登攀道具など、どんな冬山でもフル装備で歩いてますが、最近はなんか彼らを肩車して歩いているだけの気がしてきました。
  • 一方でゾンデ棒とビーコンは持ってなかったりします。 ビーコン高いんだもん。
  • 美濃戸口まで降りて、無事山行終了です。 指折りの全力出し切った感です。
  • お約束は八ヶ岳山荘のソフト。6種類あるそうですが、黒ごまと聞いてはそれ一択です。
  • おみやげは「信州名物そばドラ カフェオレ味」だよ! 「……もう何でもありだね」
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、修理用具、ツエルト、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、軽アイゼン、トレッキングポール、GPS機器、マット(個人用)、燃料、ライター、カップ、コッヘル、カトラリー・武器、ローソク・ランタン、アウタージャケット、オーバーパンツ、目出し帽・バラクラバ、オーバーグローブ、冬山用登山靴、アイゼン、ピッケル、スコップ、ゴーグル、ザイル、ロープ、8環・ATC、カラビナ、環付きカラビナ、クイックドロー、ビレイデバイス(確保器)、スリング(シュリンゲ)、ハーネス、ヘルメット
【その他】 予備ヘッドライト、予備手袋、風力計、モバイルバッテリー、アマチュア無線機、タイブロック、ナッツ、スカイフック、ウェビング、プルージックコード、2バンドラジオ。重かった……。
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