行程・コース
天候
曇り、軽風/山頂小雨/稜線疾風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
北陸道の「米原IC」で下りて右折し、国道21号線を東に向かいます。「JR東海道線」の「醒ヶ井駅」前を右折して山に向かうと、左側に舗装された「いぼとり公園」の無料駐車場があります。15台駐車可能でトイレがあります。「米原IC」から約25k・20分です。
この登山記録の行程
いぼとり公園駐車場(06:20)・・・霊仙山登山道入口/榑ヶ畑登山口(07:25)・・・山小屋かなや(07:35)・・・今畑登山口(08:25)・・・近江展望台(09:45)・・・南霊岳(10:00)・・・霊仙山最高点(10:35)・・・霊仙山三角点(10:45)・・・経塚山(11:05)・・・避難小屋着(11:10)食事・・・避難小屋発(11:25)・・・四丁横崖/八合目(11:35)・・・漆ヶ滝(12:35)・・・三の谷/くぐり岩(12:50)・・・横道分岐(13:00)・・・こうもり穴(13:30)・・・囃子が坂(13:45)・・・いぼとり公園駐車場(14:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「霊仙山」は標高約1100m程度の、ハイキングで地元の方達に人気の「花の百名山」です。
その為に、事前に詳しい情報収集をせずに周回登山を計画して実行した結果、シビレました。
トイレの有る「いぼとり公園」駐車場からスタートしたのですが、他に駐車する方はいません。
変な気持で、「榑ヶ畑登山口」へ車道を登って行きましたが、車道歩きが1時間かかりました。
途中で車の方が止まって、「どこから来たのですか?」「どのルートですか?」と聞かれました。
また変な予感の中「榑ヶ畑登山口」から入山し、「汗拭峠」から「今畑登山口」に向かいました。
「汗拭峠」に「治山工事で通行止」の表示がありましたが、ちゃちな表示なので無視しました。
GWで工事が休みの横を抜けて進みましたが、反対側からには「通行止」表示はありません。
車道を歩き「今畑登山口」から再入山しましたが、「霊仙山登山地図」が堂々と出ていました。
今畑の廃村群を興味深く見ながら、新緑の急勾配を登って行くと、カレンフェルトが出始めて
一度平地を抜けると、一気の石灰岩登山になります。案内板の無い、何となくの感じの道を
感覚で進んで、カレンフェルトを乗り越えて、これまた不明な「南霊岳」を抜けて進んで行くと
強い風とガスの中に「霊仙山最高点」を発見し、次に同じように「霊仙山三角点」に着きます。
周回が目的なので、「経塚山」を通って「四丁横崖」に向かいました。その途中に避難小屋が
有ったので昼食をして、避難小屋に掲示されている「谷山谷コース」を確認して、再出発です。
「四丁横崖」から下り始めてすぐ登山道が無い事に気が付きました。GPSを持っていましたが
道が不明だと、GPSは方角を示すだけの機器になり、後は自分の経験と勘だけの世界です。
涸れた沢を中心に、岸部分を検討して左右に渡りながら、時に高巻きして、下って行きました。
下り続けると沢に水が出始め、左に流れて行きますが、この水が流れる沢の方が厄介です。
今度は清流沿いに、右へ左へと渡り返しながら延々と下って行きます。時には沢を石飛して
下り、時には谷を高巻きしながら下って行きました。所々に昔の面影の看板が出てくるのが
唯一の救いです。動物の白骨を発見して、沢に現れた大きな石灰岩の一枚岩の上を歩いて
一人だけのサバイバルを続けていくと、やっと堰堤が出てきましたが、その先は荒れ放題で
工事道路は崩壊していました。何とか集落にたどり着くと、地元の方が「どこから来たの?」
と驚き、「この道は8年位前に台風で登山道が崩壊して今は廃道ですよ」と教えてくれました。
フォトギャラリー:62枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
GPS機器 | ライター |
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