行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
猪苗代センターハウスの駐車場に駐車
この登山記録の行程
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
5/26(日)に開催された、磐梯山の山開きに参加(?)してきました。
翌日仕事だし、軟弱者なので八方台…といいたいところだが、
別のルートで登ってみたいという欲求に抗えなかった。
朝5時に自宅を出発し、7時ちょっと前にセンターハウスの駐車場に到着。
7時から開山の式典があったので、見ていくことに。
式典ではお神酒が振舞われたが、車で来ているので遠慮しておいた。
まあ飲んでも下山までには分解されるとは思うが、念のため。
登山口を出たのは7:40。ペナントを貰い、スキー場の作業道を登っていく。
5月としては記録的な暑さということで、日差しは強烈だったが、
午前中は穏やかな風が吹いており、体感はそれほどでもなかった。
30分ほど登ると作業道から左に逸れ、なおもゲレンデを登っていく。
ここからが勝負どころで、傾斜が相当キツい上に、休むタイミングがない。
今回の行程で一番しんどい部分。
ここはスキーシーズンで言うところの「林間コース」に相当する部分で、
平均斜度は16度、最大斜度25度の中級者向けコース。滑走距離は1200m。
ゲレンデを登るルートはしんどい。ちぃ覚えた。
登山開始から60分ほどで左手に登山者カウンターが現れる。イントロが長すぎるんだよ。
ここは素晴らしく展望がよく、猪苗代湖がよく見える。
5月下旬のこの時期は田植えが済んでいることもあり、あたかも町が水に浮かんでいるように見えた。
登山者カウンターを過ぎて10分ほど登ると一合目の天ノ庭に着く。
ここからしばらくは樹林帯の登り。ところどころ開けた岩場もある。
赤埴山への分岐のあたりからは、のぼりが緩やかになる。
赤埴山は帰りに寄るつもりだったので、トラバース道を選択。
沼ノ平はまだ花の時期には早いようで、ミズバショウが少々のほか、ツツジや桜がポツポツと咲いていた。
沼ノ平の向こうには、これから目指す磐梯山の残雪をたたえた堂々たる姿が見える。
磐梯山ってホントカッコいいよな。
安達太良山のたおやかな感じも好きだけど、他所の山やふもとから見てカッコいいと思うのはやっぱり磐梯山だ。
沼ノ平を過ぎると渋谷登山口ルートと合流し、やや傾斜を増した登りが三合目の天狗岩まで続く。
この辺でルート上に残雪あり。
三合目からは裏磐梯の展望が望め、銅沼、櫛ヶ峰の荒々しい風景や、桧原湖が見える。
そこから一登りすると黄金清水の水場。弘法清水は絶対混んでるに違いないので、ここで思いっきり水を汲む。
冷たくて美味い。がぶ飲み。
この辺一帯はミヤマキンバイが群生していて、黄色い小さな花が咲き乱れていた。なぜか写真がない。疲れてたのかな。
さらに一登りすると、弘法清水に到着。ここまでで登山開始から大体3時間弱。
弘法清水の広場で行動食を食べつつ休止を15分ほど取り、山頂に向かう。
青空郵便局なるイベントをやっていたが、今回はスルーした。
前回八方台から登ったとき、弘法清水から山頂まではキツかった印象があったのだが、
正直ゲレンデのほうがはるかにキツい。
決して緩やかな登りじゃないんだが、距離が短いしな。
混雑していたこともあり、35分ほどかかって山頂に到着。
山頂から望む猪苗代湖は相変わらず絶景。
ただ、この日の山頂はものすごい量の虫が飛び交っていた。なんだったんだアレ。
なんかちっちゃいカミキリムシみたいなヤツだったような気がする。
当然山頂からの風景を写真に撮ったのだが、いずれも大量に虫が映りこんでいて辟易した。
山頂では昼食の大休止。
最近は山頂で日清のカレーメシを食べるのがマイブーム。シーフードが美味いと思う。
弘法清水までの下りは相変わらずのすれ違い渋滞で、なんか無駄に疲れた。
そこからも来た道を引き返す。
赤埴山に寄るつもりだったのだが、割と疲労困憊だったのと、
あのゲレンデが待っていることを考慮し、今回はスルーすることにした。
天の庭からは地獄のゲレンデ下り。この下りがホントにツラい。
時間帯が変わって、日陰がなくなったのもツラい。
挙句最後のほうはヒザに痛みが出てきて、鬼の形相で下っていた。
14:30過ぎに登山口に到着。
下山カードを提出し、今回の山行は終了。行動時間は約7時間でした。
磐梯山の登山ルートとしては八方台ルートに次いで難度の低いルートだと思うが、
その割にはかなりキツい印象。
登山者の8割が八方台から登るというが、さもありなんという感じである。
でもしんどいだけではなく、見所あり、変化ありの楽しいルートだった。
もうちょっと時期を調整して、お花畑が綺麗な時期にまた登ってみたい。
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