行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅(5:00) → 狭山日高ICから圏央道、関越道、上信越道で上田菅平ICへ → R144号を真田、菅平方面へ → R406号を経由して菅平牧場駐車場へ(7:30)
この登山記録の行程
菅平牧場駐車場 → 展望台(東屋)→ 根子岳山頂 → 四阿山山頂 →
中四阿 → 小四阿 → 菅平牧場駐車場
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
我が家の登山本の表紙にもなっていてずっと前から憧れていた四阿山、根子岳に行ってきました。
やはり百名山ですので平日にゆっくり、渋滞もなく行きたかったので10日前から天気予報とにらめっこしてちょうど梅雨の晴れ間の今日、有給休暇を取りました。朝はすっきりとした青空が広がり、駐車場に着くと、牧歌的な景色とレンゲツツジの群生、北アルプスの連なりがはっきり見え、ものすごくテンションが上がりました。最高の時に来たなあと実感し、運転が大変だったけど来てよかったと心から思いました。
まずは左側の牧場の脇をのんびり歩いていきます。後ろには北アルプス、前にはレンゲツツジの大群と青空が、そして横は美しい緑の牧草と草を食む牛たち。本当に素晴らしかった・・・。まずは東屋のある展望台を目指しますが、シャッターを押す手が止まらず、なかなか進みません。東屋からは見事な北アルプスの山々がずらりと並ぶ圧巻の景色を楽しみました。もう本当に帰りたくないと思ったほどです。
ここまででも十分楽しめますがまだまだ先は長いので進みます。次第に白樺と笹の道になり、辺りはレンゲツツジが満開。夢のような登山道ですが斜度はあるので結構きつかったです。黙々と登ると次第に景色がぐっと開け、そこからさらに根子岳山頂に向かって歩き続けます。後ろを振り向くと西穂高岳から小蓮華岳までの圧巻の眺望が広がっていますが急登なので息が切れます。ようやく山頂に着くと四阿山に向かう笹原の雄大な景色、稜線が見えうっとり。根子岳でもっとゆっくりしたかったのですが今日は長い縦走なので早々に出発。
ここからは目の前の四阿山を眺めながらいったん笹原を下って樹林帯を登ります。せっかく上ったのに下りてしまうのがもったいないですがこの笹原の下り斜面が実に気持ちが良いです。その後のつらい登り返しも今は考えず進みます。あの場所はもう一度歩きたいなあ。
そして今までの開けた景色とは一変して樹林帯のキツイ登りがスタート。まだ日影が涼しかったのが幸いでした。この辺りから虫が多くなり、息を吸うと鼻に入るのが難点でした。中四阿への分岐に出るとだんだん開けて緩やかになってきます。木道を登ればすぐに山頂に到着です。
四阿山山頂はちょうど雲が多く、下からガスも湧き上がっていてあまり眺望がよくなかったのでランチをしてすぐ下山しました。標高差1000mの下りはきつかったです。途中レンゲツツジの群生が素晴らしかったのですが写真を撮る元気が残っていませんでした。
下山して管理事務所でソフトクリームとバッジを買い、羊などを見て駐車場に戻りました。朝あんないきれいに見えていた北アルプスは雲の中でした。
なかなかのキツイコースでしたが、特に朝見た根子岳までの景色が一番印象に残っており、また来たいなあと思いました。今度は根子岳だけでもいいかな?なんて思ったりもして。
フォトギャラリー:117枚
朝7:30過ぎ、菅平牧場の駐車場に着きました。一番奥の第一駐車場はいっぱいだったので隣の第二駐車場へ。駐車場は全部で第五まであり、100台くらいは止められるようです。帰りに牧場入口の管理事務所で一人200円払います。
駐車場の後ろには青空と牧草地が広がっています!
そして思わず声を上げてしまいました。運転中は気が付かなかったのですが、北アルプスの山々がくっきりと見えています。
槍、穂高方面。
立山、鹿島槍、五竜方面かな?
登山道はこの奥です。
まっすぐは根子岳。右は四阿山。どちらから登ってもいいのですが今日は根子岳から登ります。この右にトイレがあります。
梅雨はどこ?というほどの澄んだ青空。
牛が走っています!走る牛は初めて見ました。この辺りの牛は毎日斜面を登っているから健脚なのでしょうか?
左側の美しい風景を楽しみながら登っていきます。
これはキンポウゲ科の花かな。ウマノアシガタ?
アルプスの少女ハイジのオープニング曲が頭の中で流れます~。(笑)
アマドコロかな。
ベニバナイチヤクソウ。さすが花の百名山、いろんな花が楽しめます♪
のどかな牧草風景と背後の北アルプス。最高の景色。
レンゲツツジまつりも開催中で楽しみです。
後を振り返るとこんな景色。
ここのレンゲツツジも綺麗です。一番いいときに来たんじゃないかな。
満開のレンゲツツジを楽しみながら。
槍ヶ岳のアップ。槍ヶ岳はとてもわかりやすいです。
辺りはレンゲツツジで真っ赤っか。
緑に赤は映えますね。
景色が素晴らしくてなかなか先に進めないです~。
このすっきりした青空は朝だけで、このあと昼頃には北アルプスは雲で見えなくなりました。
東屋が見えてきました。
東屋の中には山座同定図がありました。
写真付きもありました。まさに写真と同じような景色が見られます。
こんな景色が見たかった・・・。
展望台の様子。
レンゲツツジがたくさん。
ここだけでも十分満足ですがまだまだ先が長いので出発します。真ん中は根子岳。右にちょこんと見えているのは四阿山です。
白樺とレンゲツツジの美しい樹林帯に入りました。
木があるだけで涼しいです。
まだ0.8kmもあります。頑張りましょう。
この辺りからイワカガミがちらほらと。
ツマトリソウ。
ズミ。
途中に八合目と書かれた石碑がありました。
次第に辺りが再び開け、高山らしい感じになりました。
まだ0.5kmもある~。登りっぱなしでバテてきました。
開放感のある眺め。北アルプスの端から端まで見えます。
見上げると飛行機雲が。
イワカガミの群生。
あと少し、頑張ろう!
山頂に着きました。
根子岳山頂の祠。
山頂は広々しています。
そういえば今日は平日。小学生の遠足でしょうか。こんな山に登れるなんて羨ましいです。
小休憩の後、四阿山へ向かいます。ここから先の景色も楽しみです。
気持ちよさそうなコースです。
左を見ると小根子岳の稜線が見えました。あちらも気持ちがよさそうです。
このツツジのような花は何でしょうか。ミツバツツジではないですし・・・。
ミツバオウレンとイワカガミ。
ヤッホーと叫びたくなります。
この先の登り返しのキツさは今は忘れてどんどん下りていきます。
ジオラマのような景色。
四阿山方面からきたわんこ。タフですね。
笹原の下まで下りました。
後を振り返ると、今下りてきた根子岳!こちらの景色もいいですね。
そしてついにここから樹林帯の登り返しに突入。笹が生い茂って藪漕ぎ寸前でした。
虫も多くて大変です。気になる方は防虫ネットなどあるといいかもしれません。私も持参しましたがザックから出すのが面倒でそのまま上ってしまいました。
辛い登りです・・・。ちょっと開けた場所から根子岳が見えました。自分的には根子岳のほうが好きだったかも。
やっとなだらかになってきた。
中四阿との分岐。広いスペースとなっていますが眺望はそんなにありません。ここから四阿山山頂まで20分ほどです。
アサギマダラがイワカガミの蜜を吸っていました。
四阿山山頂が見えてきました!
これはミネザクラかな?この時期に桜が見られるなんて登山者の特権ですね。
木道が見えるとあと少しです。
なんだか火打山を思い出させる木道です。
これは四阿山山頂にもたくさん咲いていましたがミツバツチグリ?
山頂手前の石壁に囲まれた祠。黄色のお花もいっぱい。
そして山頂到着。この辺りはガスが多くて展望がイマイチでした。
下からガスが上がってきます。軽く食べてから下山します。
よーし、あとは下りるだけ。
小さなお花畑を楽しむ。
イワカガミ。
先ほどの分岐に到着。ここからは中四阿に下ります。
菅平方面へ。
景色が素晴らしですが足がガクガクで・・・。
根子岳が見えました。
根子岳の裏側は結構荒々しい感じ。もともとは四阿山と根子岳は四阿火山というひとつの山だったそう。大爆発が起きて2つに分かれてしまったらしいですが。なんとなくそれを感じさせます。
中四阿で小休憩。
疲れていますが景色を楽しみながら歩きます。
朝より雲が多くなっていますが、それでも天気に恵まれました。
ハクサンチドリが咲き始めていました。
小四阿。後ろに四阿山。
ベニバナイチヤクソウ。
だんだん笹の樹林帯になり、レンゲツツジも見られるように。
レンゲツツジが辺り一面に。
疲れも吹き飛ぶコースです。
沢の音が聞こえて涼しくなりました。
ピンボケしましたが、残っていたクリンソウ。
これはなんだったっけ・・・。
川を渡ります。
これもなんだろう。
牧場の横を通ります。
牛さんたちがお食事中。
牧場の上の方は真っ赤っか。
さて、牧場に来たからにはこれは外せないでしょう。
バニラとモカのミックス♪
羊たちは小屋でお休み中。
駐車場に戻ってきました。朝あんなにきれいに見えていた北アルプスは雲の中。写真撮っておいてよかった。
明日は仕事・・・。帰りたくないですが、頑張って運転して帰ります。お疲れ様でした~!
装備・携行品
| アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スパッツ・ゲイター | ヘッドランプ | 帽子 | グローブ | サングラス |
| 地図 | 腕時計 | カメラ | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
| 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |




