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2019夏の山旅

飯豊山( 東北)

パーティ: 2人 (つりおね さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:晴れ時々曇り、2日目:晴れ時々曇り

利用した登山口

大日杉  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 大日杉小屋から約0.5キロ手前から通行止めだったため、林道沿いに駐車

この登山記録の行程

【1日目】
大日杉(05:50)・・・地蔵岳(08:40)[休憩 15分]・・・御坪(10:55)[休憩 5分]・・・切合小屋(12:30)[休憩 40分]・・・本山小屋(15:50)

【2日目】
本山小屋(06:20)・・・飯豊本山(06:30)[休憩 20分]・・・本山小屋(07:00)[休憩 20分]・・・切合小屋(09:00)[休憩 15分]・・・御坪(10:10)[休憩 10分]・・・地蔵岳(11:35)[休憩 15分]・・・大日杉(13:20)

コース

総距離
約21.3km
累積標高差
上り約2,467m
下り約2,467m
コースタイム
標準15時間15
自己14時間40
倍率0.96

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2年ぶりに息子との山旅を計画。2人のスケジュールと天候から考慮し、飯豊山ピストン1泊2日という短めの山行を計画した。事前の予報だと2日とも快晴かそれに近い予報だったが、明け方登山口付近は曇りで小雨も降っており、さらに大日杉小屋の手前0.5キロほどの地点の道路が崩落しており、そこからのスタートとなった。
歩き出しはゆるやかな登山道だったが、すぐに急登になり、ざんげ坂のクサリ場を越すまではかなりの急坂が続いた。そこを越えたら、やや勾配はゆるくなるが、緩急混ざった登りで、地蔵岳までかなり長く感じた。地蔵岳には三角点があり、山頂に向けた稜線の展望が素晴らしかったが、これからの長い登りを見せつけられ、本当にあそこまで行くの?と、先が思いやられた。
そこから御坪までは細かいアップダウンを繰り返し、高度の上がらない登山道が続いた。御坪からは荒れた歩きづらい道が続き、そこを抜けるとようやく尾根に建つ切合小屋が望めた。小屋が見えたので、気持ちが高揚したが、そこから雪渓を3つ越えなければならず、傾斜もそこそこあり緊張の連続だった。雪渓を抜けると小屋はすぐ。小屋で大休止。水分補給と食事を摂り休養充分で本山小屋に向け出発した。そこからコースタイム2時間ちょっとだったので、多少舐めてかかったが、急峻な雪渓を2ヶ所越え、草履塚への急登、御秘所の岩稜帯、一ノ王子への急登、と難所が多く、かなり疲れる登攀だった。
それらを越え、本山小屋に到着、平日にもかかわらず小屋は多数の登山者で賑わっていた。残念ながらポンプが不調で水が出ないとのことで、10分ほど離れた水場で融雪水を汲む必要があった。
時間があったので、山頂で食事をしよう、ということになり、誰もいない山頂で食事・酒宴を行った。
小屋に戻り、夕日を見、就寝。星を見るために暗くなってから起きようと思ったが起きられず、気づいたら明け方になってしまった。食事を摂り、再び山頂へ。山頂は昨日と同様、誰も居らず、写真をとり、景色を楽しんだ。なんと、オコジョに遭遇。写真を撮ったが、すばしこくてうまく撮れなかった。
その後、山頂を後にし、小屋で荷物を整理、下山を開始した。心配だった雪渓の下りもなんとかクリアでき、登り返しも予想よりきつくなく、地蔵岳を過ぎてからは下り一辺倒だったので、予想よりはきつくなかった。ざんげ坂のクサリ場が最後の難所で、そこもクリアし、急な下りを降り切り登山口に到着した。
車に戻り、着替え、風呂を探し入浴。帰りは喜多方市街まで出て喜多方ラーメンを食べ帰路についた。
飯豊山は主稜線までのアップダウンが激しく、天候によってはかなり消耗を強いられる山だと感じました。地図には水場が表示されていますが、いずれも危険な場所にあり、利用はできませんでした。また、雪渓越えにアイゼンは使用しませんでしたが、あるにこしたことはない、と感じました。
大日杉小屋への通行止めは今月いっぱい続くようです。

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フォトギャラリー:52枚

大日杉小屋。林道が途中崩落しており、約1キロ手前に駐車。

身支度を整えスタート。

長いクサリ場。ジメジメして滑る。

ギンリョウソウ発見。

所々で稜線が見える。

まずは地蔵岳へ。

地蔵岳到着。三角点があった。

切合小屋への尾根道。その向こうは主稜線。

ときどき歩きやすい。

御坪到着。

切合小屋へヘリが荷揚げしてた。

切合小屋まで雪渓を3ヶ所渡る。結構急。サルも渡ってた。

切合小屋到着。水を補給。

草履塚。ここまで雪渓を2ヶ所越えた。

姥権現まで急下降。

姥権現到着。

御秘所の岩稜を越える。

御前坂の急登スタート。

ヒナウスユキソウ。

イイデリンドウとウスユキソウ。

本山小屋到着。ガスってる。

小休止後、山頂へ。

山頂で夕食。

記念写真。逆光。

飯豊山神社。

本山小屋。

飯豊山と夕日。

翌朝、再び山頂へ。山頂方面のパノラマ。

2回目の山頂。

オコジョが!!

山頂部パノラマ。

山頂から見た本山小屋。

雲海の向こうに磐梯山。

下山開始。

御秘所の岩稜通過。

姥権現通過。

草履塚への登りの途中で。

草履塚到着。

雪渓を下る。登りの時は感じなかったが、結構急。

切合小屋から雪渓を望む。

切合小屋出発。

雪渓を渡る。ここも怖い。

眺望良好。

地蔵岳の登りが近づく。

サルが居た。

地蔵岳到着。小休止。

御田の杉大木。でかい。

ざんげ坂のクサリ場。登山口は近い。

登山口の石碑。

登山口到着。

路肩崩落のため通行止め。

帰りの喜多方ラーメン。旨かった!

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール 燃料 クッカー
【その他】 携帯電話、携帯ラジオ

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2,105m

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