行程・コース
天候
曇りのち晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
[往路]福岡市内~椎原
< [西鉄バス]17[博多駅~早良高>
①6:35発 博多駅前B - 7:09着 早良営業所
<[西鉄バス]3[早良営~椎原]>
②7:40発 早良営業所 - 8:04着 椎原
[復路]椎原~福岡市内
<[西鉄バス]3[早良営~椎原]>
①15:13発 椎原 - 15:36着 早良営業所
<[西鉄バス]特快3[陽光台~博多駅]>
②15:43発 早良営業所前 ー 16:30発 博多駅新三井ビル
この登山記録の行程
椎原バス停08:03 - 10:38矢筈峠10:40 - 10:56役行者の像11:01 - 11:04脊振山11:21 - 11:25役行者の像11:28 - 11:45矢筈峠 - 12:18唐人の舞12:19 - 12:49椎原峠 - 13:09鬼ヶ鼻岩13:13 - 14:40椎原峠登山口 - 15:08椎原バス停
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
井原山のオオキツネノカミソリなど、脊振山地の夏花の便りが届く季節になってきました。昨年8月25日に井原山に登った際には、タイミングが遅かったようで、オオキツネノカミソリの花は既に終了していましたが、かろうじて一株だけ咲いてたものを見つけ、脊振山地の夏花デビューの頭出しをしていました。
巡って迎える2度目の福岡の夏、「今年こそは!」とオオキツネノカミソリの情報をいろいろ集めて出かけるタイミングを計っていましたところ、オオキツネノカミソリ以外にも、この時期、脊振山地には「鬼小茄子(オニコナスビ)」という珍しい花が咲くとか。この2つの花を同時に見ることができる贅沢な場所があって、そこが背振山車谷ルートであることがわかり、俄然「やる気スイッチ」が入ります(笑)!
特に、車谷ルートについては、昨年8月に福岡に赴任してからの山登りで2回歩いていることもあり、やや土地勘のあるルート。皆さんのレコ情報をもとに、「あのあたりかな~」と目星をつけてのスタートとなります。成果については詳しくは写真レコをご覧いただくとして、小さな群生ではありましたがオオキツネノカミソリと、開花したばかり(?)の綺麗なオニコナスビを見ることが出来ました(^^)v。
車谷ルートからは、背振山山頂、鬼ヶ鼻岩を経由して椎原バス停に戻ります。山頂ではあいにくのガスガス状態でしたが、鬼ヶ鼻岩につく頃にはそのガスも取れ、久々の鬼ヶ鼻岩からの絶景も楽しむことができました。
以上、オオキツネノカミソリに加え、「ちゃんと見つけることができるかなぁ~」と一抹の不安があったオニコナスビ、さらに鬼ヶ鼻岩からの絶景までゲットでき、予定したミッションはすべてコンプリートです。なかなか、コスパが良いい山行になりました。
フォトギャラリー:81枚
おはようごさいます。今日で4度目となる椎原バス停です。さすがに、4度目ともなると、不安であった早良営業所での乗り換えも、近くのコンビニで買い物をするなど、余裕をかまして過ごすことができるようになりました(笑)。
バス停横のいつもの舗道をつかって登山口に向かいます。山は雲に覆われています。予報では曇りでしたが、朝からこの暑さと湿度、いつドッときてもおかしくない感じです。
道端では夏花があちこちに咲いています。これはノウゼンカズラでしょうか。
オニユリ
ヤブミョウガ
ウバユリ
マムシ草
車谷ルート登山口に到着しました~。バス停からここまで約30分ほどですが、すでに汗びっしょり。
登山口の登山道の様子。夏草がやや茂っていますが、踏跡は明瞭です。
来たら必ず立ち寄る登山道脇の沢。台風5号の影響が残っているのか、いつもより水量が多い感じがします。冷たくて気持ちよさそう、飛び込みたい!
林道出合からの再びの登山道取り付き。
ヤマアジサイ
水量が増えていて、濡れないように渡渉も一苦労です。
早速、オオキツネノカミソリにご対面です~♪
小さな群生ですが、遠目からもよく目立っていたので、すぐにわかりました!
~♪
蕾も多く、まだしばらく楽しめそうですね。
~♪
何度か渡渉を繰り返しながら
ガスが微妙なアクセントになっていて、なかなか幻想的です。
滑滝のアップ
見つけた!オニコナスビ♪「オニ」というワードから想像されるイメージとはまったく違う、小さなかわいらしい花です。
緑の苔岩に濃い黄色の小さな花は良く映えていますね。
よく見ると周りに沢山咲いていますが、実はオニコナスビは福岡県レッドデータブックに掲載されていて、絶滅危惧ⅠB類にカテゴリーされています。絶滅危惧ⅠB類は、最上位の「絶滅」から数えて5番目のランクの名称となっていて、「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」となるそうです。
貴重なオニコナスビ、脊振の宝ですね。
~♪
~♪
~♪
~♪
いつもヒィヒィ行ってしまう、矢筈峠に向かう最後のV字谷。
矢筈峠
山頂近くの背振山キャンプ場はガスで真っ白。
「航空自衛隊春日基地・脊振山分屯基地」脇の登山道を登って山頂に向かいます。
背振神社に到着しました~、縦横比が変な鳥居は今日も健在です(笑)。無事山行を祈念し礼拝。
山頂に到着しました~、今年3月以来、3度目になります。
ちなみに現在の気温は20度。意外と涼~♪
今日も忘れていません、お約束のタッチ!
山頂はガスガス状態ですが、かろうじて自衛隊基地の方向だけはわかります。
レーダードーム(「背振山メロン」)を使って、テルテル坊主・・、ちょっと無理がありましたか(^-^;。
来た道を矢筈峠まで戻って、そこから鬼ヶ花岩に向かいます。
オカトラノオ。気を付け!よくできました~(笑)
舗道から縦走路へ。
ヒグラシのカナカナという鳴き声がここちよく耳に響いてきます。
あれ、こんなところに。お邪魔しました(笑)!
いつもの砂地帯、ここは別世界のよう。
気持ちのいい尾根道が続きます。
椎原峠を通過して鬼ヶ鼻岩へ。
鬼ヶ鼻岩をゲットしました~!
ここの眺めは期待をうらぎらないですね。目の前に見えているのは昨年12月に登った油山。
尾根沿い見えている2つのピークは、手前が漁師岩山、2つ目はは・・・?。
こちらは先ほど登った背振山。ガスがとれ、山頂のメロン(レーダードーム)も見えています!
鬼ヶ鼻岩からの直ルートあるようですが、見つけることができず、ここは無理をせず椎原峠に戻ることにします。が、椎原峠まで戻らなくても、途中にあった水場の道標から下山できるようでしたのでショートカット。
踏跡は結構しっかりしていますね。
湧水が沢を作っています。これが水場でしょうか。この沢沿いに下っていくと
椎原峠からの登山道に合流、この「水」マークが目印です(笑)。
椎原峠からの登山道
沢沿いにつけられた登山道をたどっていきます。
ヤマホトトギス
ここはメタセコイアの樹林帯
3月は冬枯れの立木が林立している感じでしたが、深緑がきれいです。
椎原峠登山口にでました。
15時13分のバスになんとか間に合いました~。暑くてどうなることかと思いましたが、オオキツネノカミソリ、オニコナスビ、鬼ヶ鼻岩からの絶景とミッションはすべてコンプリートできました~(^^)v。おやっとさぁでした!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | GPS機器 |
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