行程・コース
天候
初日:晴れ時々曇り、ほぼ無風、午後ガスが沸く 2日目:快晴、無風
登山口へのアクセス
タクシー
その他:
往路:JR伊那市駅から桂小場登山口までタクシー。¥3,600.-
復路:千畳敷からロープウェイでしらび平、しらび平からバスで菅の台で途中下車、こまくさの湯で汗を流して再乗車し、女体入口で降車。¥2,300.-
※駒ヶ根IC出口正面のPで車中前泊。初日朝に徒歩1時間弱で駒ヶ根駅。始発で伊那市駅へ。
P代は初日¥400、二日目以降\300/日。
この登山記録の行程
【1日目】
桂小場(06:08)・・・野田場(07:21)・・・馬返し(08:15)・・・大樽小屋(09:05)[休憩 11分]・・・胸突八丁ノ頭(11:39)・・・西駒山荘(12:20)[休憩 21分]・・・濃ヶ池分岐(13:17)・・・濃ヶ池(13:35)[休憩 11分]・・・駒飼ノ池(14:37)[休憩 11分]・・・宝剣山荘(15:26)
【2日目】
宝剣山荘(05:36)・・・宝剣岳(05:55)[休憩 8分]・・・三ノ沢分岐(06:42)[休憩 19分]・・・極楽平(07:11)・・・千畳敷(07:49)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
桂小場から六合目くらいまでは、傾斜の緩い、適度な疎林の中のしっかりと踏まれた土の道。笹などはきれいに刈り払われている。六合目くらいから七合目を過ぎて稜線にでるまで傾斜が強まるが急登ではない。大樽小屋までは、丁度1時間毎ぐらいの間隔でベンチがあったりする。
西駒山荘まで、道は定期的な整備が行き届いている。整備されている方々に感謝致します。
桂小場コースは、さすが古くからある道らしく、とても歩き易い良いコースだと思った。
濃ヶ池分岐から濃ヶ池、駒飼ノ池を経て宝剣山荘に至るコースは、カールをトラバースするルートで、黒部五郎のカールに匹敵するくらいアルプスらしさに溢れている。とくにカール崖下の沢の左岸を詰めて木製の梯子を上り、渡り、さらに崖の縁を登り、駒飼ノ池と名付けられたカール底部の沢の流れが緩やかになっている砂礫地に着いたときにはちょっと感動した。中アは観光登山の山と馬鹿にしていた自分が馬鹿だった。
宝剣岳は評判通り、山頂から南側が技術的にも体力的にも難度が高い。
三ノ沢岳の往復は体力に自信がなく中止した。
宝剣山荘は、日曜日夜だと言うのに満員だった。夕食は食堂に一回では収まりきらず2交代制。
宿泊者は9割が喧しいくらい元気な高齢者の団体で、残り1割が寡黙な少人数のパーティ。
これで中ア主脈が伊奈川ダム・越百山から桂小場・将棋頭山までつながった。
オリジナルサイズの写真です:
https://www.flickr.com/photos/tok2009/albums/72157710133502046
フォトギャラリー:15枚
歩きやすい道
クルマユリが咲いていた
キスゲも咲いていた
大正四年に造られたという西駒山荘の石室
聖職の碑
濃ヶ池。思ったより干上がっていた。
カール上部中央やや右に宝剣山荘が見える
宝剣山荘から少し中岳方面に寄ったところからの日の出
朝日に染まる宝剣岳。
雲海の向こうに南アが浮かぶ。
塩見の右あたりに富士山が見えました。
写っていませんが、八ツや秩父の山も見えました。
宝剣岳頂上の岩。根元にお社が祭られています。
宝剣岳南側の鎖の連続を下り終えた?かと思ったらこの岩を登り返せと現れた。
正面の陽の当たっているところに鎖がかけられています。ひぇ~
鎖のかけられている壁面のアップ。5~6mはありそう。
雲海と南ア。南ア塩見の右あたりに富士山も。八ツも東アルプス(秩父)も見えた
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | レインウェア | 登山靴 | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
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