行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
8/4(日)自宅発7:10⇒R254⇒R463⇒所沢IC⇒関越道 塩沢石打IC⇒県道28号線⇒R353⇒R117⇒R405⇒林道⇒小赤沢三合目登山口着10:55
*R405から林道への分岐は分かりにくい。民宿5軒位の茶色の看板が
ある。林道は狭く、集落を過ぎたら日中でもヘッドライト点灯推奨。
*小赤沢三合目駐車場は無料。非舗装で広く、到着時も駐車スペースに 余裕あり。
この登山記録の行程
【1日目】
三合目(11:40)・・・四合目(12:10)・・・五合目(12:45)・・・六合目(13:45)・・・七合目(14:15)・・・八合目(14:50)・・・湿原のへり(15:00)[休憩 10分]・・・九合目坪場(15:20)・・・苗場山神社分岐(15:38)・・・苗場山自然体験交流センター(山頂ヒュッテ)(16:00)
*山頂ヒュッテから山頂までは徒歩1分
【2日目】
苗場山自然体験交流センター(山頂ヒュッテ)(06:50)・・・苗場山神社(07:08)[休憩 10分]・・・九合目坪場(07:45)[休憩 5分]・・・八合目(8:00)・・・七合目(8:20)・・・六合目(8:40)・・・五合目(9:20)・・・四合目(9:50)・・・三合目(10:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)を予約した長野県栄村役場秋山支所の担当者から小赤沢コースのことを知りました。首都圏から登山口までのアクセスは遠いですが、三合目まで車で行け、歩行距離・標高差とも4年前に登った和田小屋からの三俣コースより短いので、今回はこの西側コースから登頂することにしました。
登山口到着時の気温が28℃位で、早めの昼食を摂って登山開始しましたが、あまりの暑さにかなり体力を消耗し、時間もかかりました。決して楽な登山道ではありません。
五合目から湿原の木道に出るまでは急登が多く、段差のある岩場や鎖場が連続しますので、慎重に登るようにします。
湿原の木道に出ると暑さと緊張感からは一旦解放されますが、樹林帯に入ると岩の上を歩く岩渡りになります。樹林帯から出ると広大な湿原が現れ、山小屋まであとひと頑張り木道を登って行きます。
苗場山神社の分岐から苗場神社までは片道2分位で、樹林の中に祠があります。
山頂標識は山小屋から東側へ1分ほど行った所にあります。
湿原は周回する木道はなく、和山、赤倉山、赤湯温泉各方面へ続く木道があるのみです。
<苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)>HP
http://www.vill.sakae.nagano.jp/docs/560.html
詳細は以下の通り。
【小赤沢三合目駐車場】
我が家の車のナビでは小赤沢からの林道が表示されなかったため、R405を大分通り過ぎて上野原地区から林道に入ることになってしまいました。途中で小赤沢からの林道と合流したので大丈夫でしたが、15分位時間をロスしてしまいました。
駐車場の入り口近くにトイレの建物があります。トイレは男女別で、女性用は和式個室2・男性用は小便器2・個室1、その他に身障者用トイレあり。手洗い場の水は出ます。
駐車場の奥に登山口があり、標識看板・登山道情報・登山届の箱があります。登山届箱の右側に登山道があります。
【三合目~六合目】
登山道を少し進むと「三合目 標高1310m 四合目迄815m 30分」の標識があります。
まだ斜度も緩やかでほぼコースタイム通りで四合目に到着しましたが、暑さのためかもっと時間がかかったように感じてしまいました。
「四合目 標高1470m 五合目迄700m 20分」の標識があります。
四合目から右手に道が伸びていて沢の水場がありますが、段差を下りないと水に届かないので注意が必要です。
登山道には大分岩がゴロゴロしてきて、少々歩きにくいです。途中にぬかるみがありますが、岩や丸太の上を渡って行くようにすれば大丈夫でした。
「五合目 標高1580m 六合目迄746m 25分」の標識があります。私たちは35分かかりました。上りでは標識の所要時間よりは多くかかることを認識しました。少し広くなっていて木陰で休みます。ベンチはありません。
登山道は徐々に斜度が増していきます。最初の鎖場が出て来ますが、岩が段々になっているので、それ程難しくはありません。しかしながら、暑さのピークで大分バテて来ました。
「六合目 標高1750m 七合目迄308m 15分」の標識があります。ここからは鎖場が連続します。所要時間はもはやあてには出来ないので、無理をせずマイペースで進みます。下りの登山者とすれ違うたびに「泊りですか?いいですねぇ。頑張ってください。」と声をかけていただけて励みになりました。
【七合目~九合目】
「七合目 標高1810m 八合目迄265m 50分」の標識があります。距離の割に所要時間が多くかかるということは、急登であることを改めて覚悟をしながら登って行きます。吹く風が少し涼しく感じられるようになり、ホッとしました。七合目を過ぎると下界が見えるようになってきました。
「八合目 標高1940m 九合目迄552m 30分」の標識があります。最後の鎖場を過ぎた先は登山道が階段状になり、もうすぐ湿原に出そうな予感がします。階段を上りきったらやはり湿原が広がっていました。「上信越自然歩道案内図」がある所で、やっと座って休憩出来ました。ここからは木道歩きとなりますが、まだまだ上りが続きます。池塘にワタスゲが映えて綺麗です。樹林帯に入る手前に、
「九合目 標高2000m 頂上迄1259m 40分」の標識があります。
【九合目~苗場山頂ヒュッテ】
樹林帯に入ると岩の上を歩く岩渡りと木道が交互に出て来ます。10分位で樹林帯を抜けると広大な湿原が現れます。苗場神社・赤倉山への分岐を過ぎると「工事中」の幟があり、木道の交換工事を行っている所を通り過ぎるとやーっと山小屋の建物が見えてきて、あと一頑張り気合を入れて進み、到着しました。
【苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)】
・玄関を入って左壁下にトレッキングポールを下げる場所があります。室内には持ち込めません。
・右側には靴箱があり、トレッキングシューズを脱いで好きな場所に置きます。
・玄関を上がって右側に受付があり、宿帳に記帳します。
宿泊費8,800円/人(1泊2食付き)
・受付の正面に食堂兼談話室(畳)があり、TVも1台ありBS放送が見られます。
何と宮城沖で震度5弱の地震が発生したのをニュースで見ることができ、その時山頂もゆるーく揺れ を感じました。
・宿泊室は突き当りの奥にコの字形で1階と2階に分かれています。私たちは2階でした。
当日は宿泊者は52名とのことで、一人1枚の布団で、丁度宿泊室全体が埋まった感じでした。
・トイレは男女別で、各個室5室位。洋式、トイレットペーパーは個室内のごみ箱に捨てる。
更衣室はないので、着替えもトイレの個室で。
・洗面台は食堂兼談話室の入り口の左右に各2台、計4台あり。天水(雨水)で飲用不可。
私たちは洗顔とうがいに利用。石鹸・洗剤・歯磨き類使用不可。
・夕食は二部制で私たちは2回目の18時半~でした。
メニューはカレー(お替り可)で、ポテトサラダ、福神漬け、ラッキョウ漬け、お茶はセルフサービ スでした。
・21時消灯。
「20時以降はお静かに」とのことで、宿泊者のほとんどが既に休んでいたので、私たちも談話室か ら寝床に引き上げ休みました。
・朝食は6時~と6時半~の二部制で、私たちは1回目だったのがラッキーでした。
メニューはご飯、ハム、オニオンサラダ、筍の煮物、蓮根の煮物、昆布の佃煮、煮豆、お茶はセル フサービス。 味噌汁は厨房から運ばれてきます。
下山後は、新潟県津南町のR405号線沿いにある「秋山郷 萌木の里 栃の実館」で入浴・昼食後、
埼玉県美里町の堀内ファームでブルーベリー狩りをして帰路につきました。
<秋山郷 萌木の里 栃の実館>HP
http://park16.wakwak.com/~moegi/
<堀内ファーム>
http://www4.plala.or.jp/horifarm/
フォトギャラリー:32枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | カップ | ||||
【その他】 スマートフォン、活動量計、眼鏡、ラップショーツ、機能性タイツ、敷シート、携帯ティッシュ、ウェットティッシュ、日焼け止め、目薬、クレンジングシート、ボディシート、水のいらないシャンプー、洗口液、歯ブラシ、スキンケア用品、アイブロウ、リップペンシル、色付き日焼け止めリップクリーム |