• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

霊峰・月山(羽黒山口コース往復)

月山( 東北)

パーティ: 1人 (myowken さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 月山高原ラインで月山レストハウスまでマイカー。

この登山記録の行程

月山レストハウスから山頂神社まで往復

コース

総距離
約11.1km
累積標高差
上り約717m
下り約718m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

前々から行きたいと思っていた月山。
本当は7月のどこかで行きたかったのだが、週末になると天気が崩れてしまい、先送りになっていた。
今回は初級コースである羽黒山口コースから山頂を目指す。

午前3時半に新潟市の自宅を出発、日本海東北道と国道7号を経由して月山レストハウスを目指す。
レストハウスに続く月山高原ラインは通常月山ビジターセンター脇から入っていくのだが、
この日はビジターセンターから二合目まで通行止めになっていたようだ。
鶴岡市側から県道47号で行く場合、ビジターセンターの4kmほど手前に迂回路の表示があり、
月山高原ラインの通行止め終点にちょうど接続する。

どうも通行止め区間がこの交差点より山側に若干めり込んで設定されていたようで、
実際には通行可能なのにカーナビ上ではレストハウスに到達できない状態になっていた。
この日たまたまそうだったのかはわからないが、注意が必要だろう。

月山高原ラインは六合目を過ぎたあたりから狭くなり、離合困難箇所が多発。しかもバスが通る。
ミラーのないカーブも多く、あってもベコベコで見づらかったりするので、運転には神経を使う。
感覚としては国道405号、秋山郷の狭隘区間に近い。運転が苦手な人は注意。

6時半頃には八合目駐車場に到着し、諸々の準備とトイレ(協力金100円)を済ませて出発。
下界は猛暑日だったが、朝の高原は風が気持ちよく、体感気温はそれほど高くない。

しばらく湿原の木道をゆくと分岐があり、ここからは岩とブロックで整備された登山道を登っていく。
途中何度か短い急登があるが、全体的には傾斜の緩い登山道という印象を受ける。
このコースはスタート地点で森林限界を超えており、コース上に雲以外の影はない。紫外線対策は必須。

スタートから1時間半ほど歩くと九合目の佛生池小屋に到着。
特に疲れてなかったので、帰りに寄ることにしてそのまま進む。

この山小屋の前後で、登山道の左右に花が目立つようになってくる。
ミヤマリンドウ、ハクサンシャジン、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲあたりが花盛りを迎えていた。
ニッコウキスゲはもう終わりかけだがポツポツ咲いている。イワカガミも見つけた。

オモワシ山に向かって歩いていくあたりで東側が開け、とにかく広い高層湿原と、雪渓の残る山肌が見られる。
行者返しを過ぎると、風衝地の大峰。風は強いが左右の視界が開け、足元はお花畑である。
このあたりの風景の雄大さにはとにかく圧倒される。
大峰の木道を進んでいくと、月山のピークを巻くトラバース道。
左手には雪渓が広がり、山頂手前で右手に登ると三角点がある。

この三角点、最初スルーして神社まで進んでしまったため、
月山には山名板はなく、月山神社の本殿こそが山頂なのだと思い込んでいた。
その状態で道行く登山者の方に「山頂ってどこですか」と聞かれたものだから、
「私もよく知らないんですが、多分神社の本殿が山頂ってことなんじゃないですかね」
などと適当なことを言ってしまった。
いや、実際本殿が山頂であることは間違いないと思うのだが、
おそらくその方が探していたのは三角点にある山名板であろうと思われ、そうだとしたら申し訳ないことをした。
だってこの山初めてなんだもんよ…。

程なく月山山頂、月山神社に到着。
せっかくなので御祓い(500円)してもらい、本殿に参拝する。
先に入っていた白装束の一行が本殿で般若心経を唱えていたが、ここ神社だよね?
何か謂れがあるような気がするので、気が向いたら調べてみよう。

お参りした後はピンバッジを買い、山頂小屋の向こうにある広場へ。
ここは南西側の展望が素晴らしく、湯殿山方面の登山道が一望できる。
こっちから登るのもよさそうだなぁ。

その後、山頂神社の手前まで引き返して、昼食の大休止。いつものカレーメシ。ありがとう日清。
1時間ほどボケっと風景を楽しんで、11時には下山開始。
徐々に西側から雲が登ってきており、佛生池小屋を過ぎたあたりではガスの中を歩く場面もあった。

1時間半ほど掛けて弥陀ヶ原まで下り、登山道と周回コースの分岐では、登りとは反対のルートへ。
しばらく歩くと御田原神社に到着。どっちかというとこっちから登ったほうがよかったかな。
この手の周回コースに行き当たると、無意識に反時計回りを選んでしまう。
左回りの法則というヤツである。
さらに20分ほど歩き、13時過ぎに月山レストハウスに到着。
お疲れ様でした。

それなりに距離があるものの、歩きやすいコースだった。
白装束の一行と頻繁に出くわすが、登山道はわりと広いので、詰まるようなことはない。
開放的な山歩きと雄大な景色が楽しめる、素晴らしい山でした。

続きを読む

フォトギャラリー:12枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

月山

月山

1,984m

よく似たコース

月山 山形県

たおやかな峰と湿原が魅力の出羽三山の主峰

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
4時間30分
難易度
★★
コース定数
21
月山 山形県

姥沢から月山へ登り弥陀ヶ原へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
7時間7分
難易度
コース定数
27
月山 山形県

湯殿山神社本宮から月山へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
7時間50分
難易度
コース定数
30
登山計画を立てる