行程・コース
天候
晴 時々 曇
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
平ヶ岳登山口駐車スペース(トイレ有 無料)
この登山記録の行程
平ヶ岳入口(04:25)・・・下台倉山(06:25)[休憩 10分]・・・台倉山(07:20)[休憩 10分]・・・白沢清水(08:15)[休憩 5分]・・・池ノ岳(09:45)[休憩 10分]・・・平ヶ岳(10:20)[休憩 25分]・・・池ノ岳(11:07)・・・白沢清水(11:23)[休憩 7分]・・・台倉山(12:40)・・・下台倉山(13:20)・・・平ヶ岳入口(15:02)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
迷いようのない一本道
岩が露出している箇所には補助ロープがありました
百名山の中でも、厳しい日帰りコースといわれている平ヶ岳。往復で20kmです。それなら、体力のあるうちに行ってみよう、と思い立ち行ってきました。
事前にレコを見ると、林道からのルートもあるようでしたが、それならいつでも行けそうだったので、オーソドックスなコースを選択しました。相当ハードらしく、水にも苦労するらしいので、いつも夏山に持っていく水の倍(4ℓ)を準備して出発です。
朝4時過ぎの駐車スペースは既に満杯で、テン泊のグループもありました、しかし、この人たちはみんなが登るのではないようでした。釣りかな?
ともかく、今日も暑くなりそうだったので、早めにスタートします。登山口から林道を15分程進み、山道へ。樹林帯を歩くと、すぐ尾根道に出ます。結構急なやせ尾根を登り、一つのピークに達すると次のピークへ。やがて陽が昇ってきて、お日様が顔を出します。実に荘厳な景色でしたが、厳しい一日の始まりでもありました。
歩いてみると、初めの樹林帯を除くと日影は全体の1割程しかありません。日差しがジリジリと肌を焼き付きます。行けども行けども山頂らしきところには着かず、下台倉山までで相当体力を消耗しました。
下台倉山から白沢清水までは比較的傾斜も緩くなり、歩きやすくなりました。しかし、一度去ってしまった体力はそう簡単に戻らず、池ノ岳へと向かう急登では何度心が折れそうになったことか・・・。
このコースをトレランされている方が一名いましたが、信じられません。
池ノ岳へ上がると、そう広くはないものの、美しい湿原と池塘が広がっています。池塘越しに見る平ヶ岳も優雅にさえ見えます。
さあ、いよいよ山頂を目指します。比較的緩やかな斜面を歩き、一面草原(湿原)の山頂です。池塘のない苗場山のような雰囲気です。涼やかな風にあたり、とにかく座り込みます。目の前を遮るものがなく、これだけの視界で遠くの山々を見ることができる山もそう多くはないでしょう(富士山やアルプスは別ですよ)。ソロの方たちとは、厳しさを共有した連帯感のようなものが生まれつつあり、いつもの山行よりも口数が多くなっている自分に気づいたりもしました。
越後三山や尾瀬方面はガスのため見えなくなってしまったので、帰路につきます。この時点でたまご石はあきらめました。
途中ですれ違った年配の方は、林道を宿泊した山荘の方に送ってもらったそうで、次回ここにくることがあったら、迷わずその山荘を利用しようと思いました。
それにしても、高度が下がるにつけ、日差しがきつくなり気温も上がり、身体からは汗となってどんどん水分が出ていきます。結局、2.5ℓを消費しました。そうそう、水場の水はほとんどあてにはできません。
そうして歩いた後半はほとんど写真を撮る元気もなく、黙々と足を前に出す作業を繰り返しました。
下山後、靴を履き替えていると、突如両足の腿が攣ってしまい、身体には相当なダメージが蓄積されているようでした。
やり遂げた、ということを実感できた今日の山行でした。
フォトギャラリー:46枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |