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2019八ヶ岳 硫黄岳

硫黄岳( 八ヶ岳)

パーティ: 2人 (座敷わらし さん 、ほか1名 )

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行程・コース

天候

初日:晴れ、2日目:曇りか雨、強風、夕方晴れ、3日目:曇りか雨、強風

登山口へのアクセス

その他
その他: 夏沢鉱泉送迎車

この登山記録の行程

【1日目】
桜平(16:07)・・・夏沢鉱泉(16:40)

【2日目】
夏沢鉱泉(07:40)・・・オーレン小屋(08:30)[休憩 30分]・・・赤岩ノ頭(10:23)[休憩 6分]・・・硫黄岳(11:00)[休憩 6分]・・・夏沢峠(12:21)[休憩 13分]・・・箕冠山(13:20)

【3日目】
箕冠山(07:47)・・・オーレン小屋(08:45)[休憩 15分]・・・夏沢鉱泉(09:50)[休憩 141分]・・・桜平(12:40)

コース

総距離
約10.5km
累積標高差
上り約1,112m
下り約1,112m
コースタイム
標準5時間45
自己7時間35
倍率1.32

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

13日、夏沢鉱泉に前泊。台風10号が接近中だが、午後は概ね良い天気だった。
14日、台風の影響はあるが、今日はまだ日本に接近しない様子。予定通りに硫黄岳を経由し、根石岳山荘に向かう。途中、樹林帯の中は特に問題なかったが、すれ違った登山者の方から、「赤岩の頭から先の稜線上は南東から吹き上がる風が強い、気をつけてください」と言われる。赤岩の頭に出ると確かに風が強い。濃霧の中、硫黄岳に向かう。途中、風の強い南東側から岩場をまくところがあり、ここで突風に煽られたら怖いなと思いながら通過する。無事に硫黄岳山頂に到着するが、濃霧で何も見えず、早々に下山することにし、夏沢峠経由で根石岳山荘に向かう。
根石岳山荘で休憩していると、15時頃から天気が回復し、根石岳と西天狗が綺麗に見える。茅野方面に諏訪湖も見える。今日のうちに東天狗まで往復することも考えるが、体力的なことと、明日天狗岳を越えて中山峠から唐沢鉱泉へ下山する予定であることを考えやめる。
15日、風はさほどではないが、天気は悪い。台風は本日中に豊後水道付近を北上の見込み。距離は遠いが、台風が大型で、午後から夜にかけて長野県付近も強風圏に入る見込み。また、早朝東天狗まで往復して戻ってきたグループの方から、「風はさほどではないが、時々強風がくる。特に、天狗岳直下のはしごのところで強風に煽られ怖かった」との話がある。こうしたことから、天狗岳を越えるのは断念。予定を変更し、オーレン小屋経由で夏沢鉱泉へ下山する。
なお、濃霧と強風の硫黄岳山頂から夏沢峠に向かう時、念の為コンパスで方向確認したのだが、実はこの時、磁気コンパスを夏沢鉱泉に忘れており、普段ほとんど使わない登山用時計のコンパス機能を使用したため正確な方向確認ができなかった。指導標もあり、途中いくつもケルンがあって特に不安感はなかったが、こうした悪条件では磁気コンパスの方がやはり安心感があると思った。
また、普段はスマホの「山と高原地図アプリ」と登山用時計の高度計機能を使って位置確認を行なっていて、この日も悪天候の中、正確に動いてくれたが、強風と濃霧の中スマホを取り出すと一瞬でビショビショになる。水の侵入を防ぐため乾いたティッシュで拭きながら使用したが、防水対策が必要と思った。(翌日はビニール袋にスマホを包んで使用したが、もっと良い方法があると思う。)また、スマホの故障に備え、やはり磁気コンパスは必須と思った。
コンパスは夏沢鉱泉でとっておいてくれて、無事に戻ってきた。そんなに高いものではないが、長年使ったものなので、戻ってきてよかった。また、夏沢鉱泉と根石岳山荘のスタッフの方々からは適切な情報提供があり、大変助かった。

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フォトギャラリー:9枚

14日、夏沢鉱泉出発時。最初は天気がよかった。

雨の樹林帯もきれいですが。

赤岩の頭付近から硫黄岳方面を見上げる。何も見えない。

高山植物。

箕冠山付近。雨に濡れた苔がきれいです。

夕方近く天気が回復、西天狗が見える。

諏訪湖方面。

根石岳。

15日、桜平付近。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) 修理用具 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 非常食 行動食 GPS機器

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