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富士山・宝永山

富士山・宝永山( 関東)

パーティ: 1人 (やまたろ さん )

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行程・コース

天候

1日目 晴れ・2日目 晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 小田急線特急「ふじさん1号」で御殿場駅、御殿場駅からバス乗り継ぎ。

この登山記録の行程

【1日目】
富士宮登山口(10:40)・・・宝永山第1火口底(11:30)・・・宝永山(12:15)・・・六合目(12:40)・・・七合目(13:45)・・・七合四勺(14:00)

【2日目】
七合五勺(05:30)・・・七合九勺(06:25)・・・御殿場口頂上(07:45)・・・富士宮口頂上(07:50)・・・剣ヶ峰(08:15)・・・大沢崩れ上(08:50(休憩30分))・・・須走口・吉田下山口(09:55)・・・御殿場口頂上(10:20)・・・七合九勺(11:10)・・・七合五勺(11:45)・・・七合目(12:00)・・・新五合五勺(12:55)・・・御殿場口新五合目(13:45)

コース

総距離
約17.0km
累積標高差
上り約1,689m
下り約2,619m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 水ヶ塚公園から富士宮口間のシャトルバス運行間隔は、9月2日当日は午前6時前後、正午前後、夕刻6時頃以外は、60分に1本でした。午前10時の便で車両は観光バスタイプ、ほぼ満席で助手席使用、トランクは使用できないようなので、サックは抱えて乗車です。足下スペースは狭いのでたぶんザックは置けません。富士宮口までの道路はヘアピンカーブの連続なので、ちょっとつらいです。
 プリンスルートは、宝永山第1火口底からの登りが深い砂利で、一歩一歩ズルズルずり落ちるのでうんざりしました。頑張っても無駄な体力消費になると思われます。馬の背手前で、標識はありませんが宝永山山頂方向に踏み跡があります。どちらも歩きづらさに違いはなさそう。
 馬の背から御殿場ルートへの合流点に向かいますが、最初に下山路と交差します。この下山路は、宝永火口の登り道以上に深い砂利なので、通常登りには適しませんので、プリンスルートの標識をよく確認し、従って進みます。御殿場ルート登山道まで、やや踏み跡の薄いトラバースですが、所々の小さな看板を探して目印にして進みます。
 この先頂上まで一本道ですが、石や岩、砂利が多く、スリップや石の蹴り落とし、落石に注意です。
 山小屋は、この日でも定員一杯です。富士山の山小屋については、各所からしっかり情報を仕入れておくべきと思います。人によっては、アイマスクや耳栓などの道具
でもどうしようもないかもしれません。当日は、午前0時頃、小屋の前でトントンペグを打ってテントを張っている人がいました。午前2時頃までは、早出の宿泊者等いらっしゃいましたが、それ以降は静かでした。夜間の室温の変化はあまり感じませんでした。
 翌朝御来光を八合目付近で拝もうと上り始めましたが、当日は八号目以上が北西方向から流れてくるガスに覆われていたので、宿泊した小屋前に戻って拝みました。
 お鉢に乗って、剣ヶ峰手前も砂利の急傾斜です。頂上は、撮影待ちの列が10名ほどでした。
 お鉢周り中、周囲はガスで、視界30メートル程度でしたが、午前9時半頃から晴れて、視界良好になりました。
 お鉢東部から南部は、岩場の際の通路で南東方向の下り傾斜も強めなので、特に落石と滑落注意です。
 大砂走りについては、随所で甘い文言を見かけますが、相当な健脚者でもない限り飛ぶように降りるのは難しいと思いました。意外に下りの傾斜がきついので、一歩一歩制動をかけながら下っていたところ、大砂走りが終わって比較的固い地面の下り道に入ったところで、今までに無いタイプの筋肉疲労でかなり難儀しました。所々沈み込む深さに差があるのと、目印の木柱から離れると、急に地面が固くなっている箇所があることにも要注意です。
 全行程で砂っぽいです。大砂走りは、当日は人が少ないので埃は気になりませんでしたが、登山者が多いと地吹雪のようになりそうです。
 気温は、行程中は手持ちの温度計で、最低が約3度、最高20度(御殿場ルート下山中大砂走り途中)。
 防塵、防風(強風で冷えるので、下に厚着をしていると風が弱まった時に汗をかいて汗冷えするかも。着脱が容易な防風上着がよさそう。)、紫外線対策(半日で唇まで焼けました。)をした方が良いです。入山中は、意識して深呼吸していました。たとえば、頭痛持ちや、筋肉がつりやすいなどの癖があると、発症しやすくなるかもしれません。
 交通の便は、行きは小田急線特急、バスの乗り継ぎはまあまあでしたが、帰りは悪いです。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 行動食
テーピングテープ ライター

登った山

富士山

富士山

3,776m

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