行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
御沢野営場
この登山記録の行程
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
快晴の約束された3連休。週半ばからソワソワ。どこに行くかいい意味で迷います。
いつもの山行計画を見ながら行先を検討する。16日は午後から所用が・・入る。
金曜日も1日早く休む計画も予定が入り午後からのお出かけとなった。
行先は・・・・もっと北を検討したが上記理由で飯豊連峰。一応、未踏の地である。
入山場所は栃木からの利便性を重視して御沢とした。
9/13(金)午後1時栃木発。
移動だけなのでほぼ下道で福島のカントリーロードを満喫し喜多方市内でラーメン食べて温泉入って御沢野営所へ。
既に20台以上。さすが登山基地。車中泊組とキャンプ組結構居るご様子。
涼しいくらい、絶好の車中泊日和なのだ。椅子を出して外でセルフ宴会して秋の夜を楽しんだ。
9/14(土)3時30分起床。
今日もおやじの朝は早い。味噌汁飲んでご飯食べてゆっくり時間をかけて準備。それでも朝4時40分スタートだ。
まだこの時間森の中は暗くてヘッドライトが必要だ。既に入山している方もちらほらいるし、私は今日もテント泊。重荷なのでゆっくり負担をかけずに登ることにした。
御沢からの尾根歩きはブナの原生林で癒される。天気も最高でこの日は雲一つない青空で直射日光は暑いだろうが大きく立派な大木に日差しを遮られながら木陰を歩いた。
飯豊連峰は花の山。よって水場が多く水量も豊富だ。荷物の軽量化に繋がるが、その分500mlのビールを入れたりコーラを持ったりでいつもと変わらない重量だ。
森林限界を抜けると剣が峰へ。岩稜地帯の尾根歩きだ。聞いてはいたが結構キツイ。アルプスに慣れてしまうとマーキングなしの岩場歩きは難しく感じる。
難所を越えれば三国岳避難小屋。ここからはご機嫌な稜線歩きだ。アップダウンを繰り返し、疲れた立ち止まって風景を撮ったり、美味しい水を飲んだり稜線歩きを楽しむ。
程よい時間で切合避難小屋着。水を補給して先を目指した。
本山前の急登。ここが一番辛かった。今回、大型ザックをいつものミレーのオデッセイ50+10に戻した。やはり少し重くても背負い心地を重視した方が縦走は良いかも知れない。
12時30分。本山小屋キャンプ場着。ct0.8で到着してしまった。次のキャンプ地の御西まで行くことも可能だったけど今なら一等地のキャンプ地が選び放題だ。
天気もガスってきてしまったし、ビールの誘惑に負け、今日もまったりテント泊に決定。
荷物を解いて、ゆるりとテントを設営し主峰飯豊山をピークハント。ガスっているが仕方ない。展望は明日のご来光に期待してまったりゆるキャンプを満喫する。
まずは、小屋でビールを購入だ。350mlで800円!一番高価なビールとなった。
ガスの晴れ間で散策したり、着ていたもの乾かしたり結構やることがいっぱい。さらに電波もあるので4G回線にてネットが出来たりで退屈しない。しかし、ここは山だ。せっかくなので散策したりして楽しむ。知り合った人に花などの情報を聞く。花の旬は7月中旬がオススメ。希少種のイイデリンドウは一見の価値ありとのこと。必ず咲いている場所も教えてもらったし来年も行くしかない。
そんな感じで過ごしてたら夕方だ。ダウンを着ないと寒い。夕食後は寒くて外に居られないので中でまったりチョビチョビやってたら落ちた。
22時に目が覚めたらやけに外が明るい。どうやら昨日が中秋の名月で十五夜だったので今日も満月だ。満月と夜景に感動した。
放射冷却で冷え込んだのか朝は寒くて起きた。今日も活動開始は3時30分だ。朝焼けを見ながらコーヒーを飲んでまったり過ごす。
天気も良いので連泊したかったが予定は外せない。ご来光の時間に合わせ飯豊本山へ。ご来光をを待つ時間に飯豊連峰最高大日岳へ続く稜線を眺めながら昨日無理してでも行かなかった自分に後悔する。
ご来光後は後ろ髪引かれる思いで、ゆっくりと帰りの準備をしながら次来るときは避難小屋泊を誓うのであった。
面白いもので昨日あれだけ重く感じたザックも今日はそれほど感じない。質量的にはそう変わらないのに慣れっていうのは凄いと感じた。そして今日は下り基調も相まって気持ち良い稜線歩きもあっという間に終わった。
後は、ブナの森歩きの消化試合だ。そんな事を思っていると流石、ここは飯豊山神社参道、罰があたって軽く滑落。後10cm加速したらただでは済まなかったアクシデント発生だった。
やはり、ソロは慎重に憶病に行動しなければならない。
森を休み休み歩いて渓流にたどり着いた。水をかぶって終了とした。帰りは、いいでの湯で汗を流して、名物の山都蕎麦とミニソースカツ丼でエネルギーを補給して帰路に着いた。
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