行程・コース
天候
米子市内は晴れでしたが、大山はガスガス(-_-)
登山口へのアクセス
バス
その他:
[往路]福岡~米子
①6:10発 博多 のぞみ2号(N700系) - 7:53着 岡山
②8:04発 岡山 やくも3号(出雲市行) - 10:15着 米子
<< [日本交通]大山るーぷバス>>
③11:00発 米子駅 - 11:40着 大山ナショナルパークセンター(大山寺)
[復路]大山寺~米子駅
<< [日本交通]大山るーぷバス>>
①17:20発 大山ナショナルパークセンター(大山寺) - 18:10着 米子駅
[泊]ホテルフロンティア米子
この登山記録の行程
大山寺バス停11:46 - 11:50大山館11:51 - 11:56夏山道登山口(大山寺橋側) - 12:33三合目12:34 - 12:51五合目 - 12:56行者谷分かれ - 13:07六合目避難小屋13:13 - 13:40八合目13:41 - 13:50石室方面との分岐 - 14:02大山頂上避難小屋14:19 - 14:20石室方面との分岐 - 14:29八合目14:30 - 14:52六合目避難小屋 - 15:00行者谷分かれ - 15:03五合目15:04 - 15:34元谷堰堤右岸分岐 - 15:51元谷・下宝珠越分岐 - 15:58大神山神社 - 16:12大山寺16:13 - 16:18大山館 - 16:23大山寺バス停
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
伯耆大山と安芸宮島を絡めての中国遠征に行ってきました。
大山と言って直ぐに私の頭に浮かんでくるのは丹沢大山(おおやま)です。丹沢大山は、小田急の車窓から見えるピラミッド型のきれいな山容がお気に入りで、4年ほど前に本格的に山歩きを始めた際の丹沢デビューの山であり、計4回の大山詣をしています。それもあって、’ダイセン’と呼び方は違えど同じ漢字をあてる伯耆大山は、福岡に来てから、気になるお山の一つになっていました。
伯耆大山は鳥取県西部に位置する中国地方の最高峰であり、公共交通機関を使う場合には、福岡からは飛行機、電車や高速バス(夜行)のいずれかを使っての移動となります。コスパから言えば「高速バス(夜行)」に軍配が上がりますが、実は見かけによらず繊細な私(?)、夜行バスでは眠れないタイプで(^-^;、今回は、早朝出で一番早くJR米子駅に着ける等の理由から新幹線&特急をチョイス。
その日のうちに大山の頂を極めた後は米子で一泊し、翌日には、あえて2つの高速バス(米子→広島→福岡)を乗り継いで福岡に向かいます。その理由は、コスパ&最近マイブームとなりつつある旅中での寄り道で、安芸宮島(厳島神社と弥山)へ立ち寄るためですが。まぁ、折角行くのならとなんでも詰め込んでしまう貧乏性が故になせる業でしょうか(^-^;。
今回は、「その②安芸宮島(厳島神社と弥山)編」となります。
[参考情報]
★大山るーぷバス 運行ガイド 2019(乗り放題パス:\1200)
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/452640/japanese.pdf
★鳥取県HP「大山頂上工事のお知らせ」2019年04月24日
https://www.pref.tottori.lg.jp/268500.htm
フォトギャラリー:90枚
おはようございます。ここは博多駅の新幹線ホーム、6時10分ののぞみ2号で岡山に向かいます。
じゃ~ん、のぞみ2号!
岡山駅での特急やくも3号への乗り換えが11分しななく心配していましたが、楽勝で間に合いました(^^)v。
予定通り10時15分にJR米子駅に到着しました~。今夜のお泊りセットをコインロッカーに預けて出発の準備完了(^^ゞ。
大山の登山口へは、駅前のバス停から「大山るーぷバス」に乗って向かいます。
こちらは「大山るーぷバス」の乗り放題パス(\1200)です。登山口近くの大山寺バス停まで片道\720なので、往復ではかなりお得です!ちなみに、JR米子駅構内の米子市国際観光案内所で購入できますよ。
シャキーン!先週立花山で慣らし履きをした相棒の本格デビューは、大山となりました。
大山寺バス停に到着♪
バックには大山が見えているはずですが、米子ではあんなに晴れていたのにガスガス・・・、晴れの予報が大きく空ぶり。登山あるあるとは言え_| ̄|○
気を取り直して大山寺の方向へ。
大山寺参道。
参道途中から南光河原駐車場へ。ここで登山届を出しました。
その近くにあった大山夏登山道入口。
本日のルートは↗は青(夏登山道)、↘は赤(行者登山道)
ツリフネソウ
延々と続く石段・・、まるで修行のよう(^-^;。
「西日本最大級」という微妙な枕詞がついていますが、とにかく美しいブナ林。
天気が良ければもっと緑が映えるでしょうね~。
そうなんです、大山では6~12月にかけて頂上近くの木道と避難小屋(頂上と6合目)の改修工事が行われていて、山頂部や避難小屋への立ち入りができないそうです。それで、現在の山頂の標柱は「仮」のものが設置されているとか。
携帯トイレブース!
五合目
6合目の工事中の避難小屋。ガスガスの天気ですが大勢の人が休んでいました。私も休みたいのですが、バスの時間があるので、誘惑を断ち切ってガシガシと行きます。
標高1600m、この辺りになると傾斜がゆるみ、いい足休めになります。
これが有名な木道ですね(8合目すぎ)
イヨフウロ
木道の周囲の天然記念物の「ダイセンキャラボク」。群生地となっています。
「(仮)大山山頂」と「登山者のテラス」!
「登山者のテラス」!。すでに午後2時ですが大勢のハイカーがいて、びっくり~(^-^;。
ここですか!
考えようによっては貴重かもしれませんね(笑)、「登山者のテラス」のあった(仮)大山山頂ゲットしました!
ガスガスですが、山頂はこんな感じです。
草木が色付き始めていて、秋の気配を感じさせます。
先ほどの木道は、こちらの稜線に沿って付けられています。テラスでしばしのモグモグタイム。
下山前に山頂をちょっと探検
工事中の山頂避難小屋、リニューアルした後はどんな感じなるのでしょうね。また来てみようかな。
下山スタート!
再び延々と続く木道を下っていきます。
ガスがきれ北壁が見えています。荒々しい北壁の思わず見入ってしまいました。
下界もチラリと。
夏登山道→行者登山道へ。
ブナ林を下っていきます。
再びの北壁
ガレ場続きの元谷を横切ります。
北壁は残念ながらガスの中
クサボタン
秋の訪れを感じされるサラシナショウマ
杉の巨木が目立つようになってきました。
大神山神社奥宮に到着~♪
行者登山道入り口(振り返っての一枚)。
大神山神社奥宮の拝殿。古くは大山は大神山(おおかみのたけ)と呼んで崇めていて、その大山信仰の中心が大神山神社でもともとは大神山を仰ぐ遙拝所だったそうです(奥宮は本来の社で、米子市内にある尾高本社は遥拝所)。
ちなみに、奥宮には3つの日本一があって、その一つがこの拝殿(国指定の重要文化財&”国内最大の権現造り”)。2つ目が奥宮幣殿の”白檀の漆塗りの規模”(奥宮の内部は写真撮影禁止となっていました)。
3つ目がこの参道。”自然石を敷きつめた参道の長さ”は約700mにもなり、国内最長!
国内最長だけあって長い・・・
大山寺にも立ち寄ります。
石段の脇にそびえる杉の巨木。この杉は「灯明杉」と言われていて、日本海で船が難航したとき、杉の木のてっぺんから閃光がでて、方向を示したとされる霊木だそうです。
灯明地蔵
「灯明杉」を仰ぎ見る
大山寺本堂、時間が遅かったのか既に閉まっていました。大山寺の開創は718年、最盛期には100を超える寺院と3000人以上の僧兵をかかえるほど、隆盛を極めていた時期もあったそうです。
大山寺バス停に戻ったところで、一瞬ガスがきれ、大山が姿を見せてくれました~!
無事に下山して気が緩んだのでしょうか、最後の最後にやらかしてしまいました。コインロッカーのカギ、免許証、お金、保険証、スマホ等が入ったウエストバッグをバス停に置き忘れてしままい、気が付いて戻ったときにはなくなっていました。親切な方が近くの交番に届けてくださっていたようで、無事に戻ってきました。どうしようかと途方にくれていた私、本当にありがたかったです、感謝感謝。予定のバスに乗車して、無事に米子駅に移動してホテルへチェックイン。色々ありましたが、とにかく無事であることに感謝しつつ、おやっとさぁでした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
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